ブログ・ハイエンド自作スピーカー【小口径ユニットの料理も挑戦中】

音の違いは、一にユニット、二に箱、この両輪は切っても切れない関係。ユニットはお金を出せば手に入ります。箱はお金を出しても買うことは可能ですが、ロマンは買えない。SP箱の製作の魅力に憑りつかれた管理人の試行錯誤のオーディオライフを紹介しています。

何事も多量に行わないと分かり難い  

CIMG1774.jpg

写真の樹脂製の整理用の箱は、今までスピーカー後方のLvパネルの裏側に収まっていました。
当初、この箱の大きいものを数個置いた時の効果で、低域の吸音が確認が出来、低域の解像度が良くなりました。
効果が、認められると箱の量を増やしたくなるのが人情ですね。
写真では分かり難いですが、大小の箱を合わせて20個近くあります。
過多チャンネル10個の割合です。
なぜ?箱を撤収することにしたか? それは、過去に製作をした箱の音を確認したところ、低域の減衰が確認できました。
良い意味での減衰なら良いのですが、解像度云々の前に量感が少ない。

そこで、思い切って箱を部屋の外に出した次第です。
少しづつ増やしていたのと、新作ラッシュで音の違いがマヒしている状況になっていたようです。
その時に作った箱が、15cm級のBHBSでした。
箱を抜いたら、明らかに低音過多の症状になる。(汗)
最近ですが、切っ掛けはFE108石田式BHBSを聴いたときに、違和感を感じたことでした。
何事も、やり過ぎはいけませんね。
やるなら、最初からやり過ぎの状態にしないと変化が分かりづらく耳が慣れてしまいます。
酒も同じで、飲み続けると知らず知らずに強くなるのではなく、マヒして飲めるようになりますが、これと同じかと思います。
煙草も同様で、止めて10年以上経ちいたずらで吸うと気管が痛くて吸うことが出来ません。
多い時には1日3箱も吸ったヘビースモーカーでした。(大汗)

定期的な堂々巡りの繰り返しでした。


破損続き  その2  

CIMG1762.jpg

リアの板を固定しているナットの納まる穴の部分が、脱着のやり過ぎで破損してしまいました。(大汗)
エポキシパテで補修をしてあったのですが、強度が無かったのか?ナットまで回ってしまう状況になる。
これでは、締め込みが効かず共振の基になります。
色々と考えた挙句に、丁度良い太さの丸棒があったことを思い出しました。

CIMG1765.jpg

ノギスで太さを確認すると14mm、この太さの錐は持っていないので購入することにしました。
ここで、また散財です。

CIMG1763.jpg

14mmの錐を仕入れてきました。

CIMG1766.jpg

無事に穴開けを完了。

CIMG1769.jpg

丸棒を適当な長さに切断して、ダボを打ち込む要領で穴をめくらする。

CIMG1772.jpg

鬼目ナットの入る穴を開けて完了。
この後の作業は、鬼目ナットを取り付けて完了。

船橋のKさん宅・・・2度目の訪問  

IMG_4093.jpg

船橋のKさんは、超が付くぐらいのオーディオ愛好家です。
写真の左右後方に鎮座しているのは、レイオーディオでおなじみのモニター用のスピーカですが、箱は某社のキットで製作をしています。
そのお値段だけでもハイエンドですが、箱をご自身で組んだので、市販の物より大分安く出来たと仰っていました。
といっても、それなりのお値段です。
肝心の音もいいですね。
僕好みの締まった量感ある低音は病みつきになりそうです。
過去にはJBLの4350も所有していたそうですので、筋金入りのオーディオ愛好家です。
僕の周りにも、サンテクニカさんやDCアンプマニアさん、wさん、チョコさんと38cmマニアの方がいます。
広い部屋があれば、是非、部屋に置きたいスピーカーの一つです。

そんなKさんですが、最近、光栄なことに石田式BHBSを何セットも製作され、H45㎝級から90cmまで揃っていました。
工作技術力が高くて、そのスキルで仕上げも素晴らしい。
石田式BHBSはユニットの特性により、箱やダクトのサイズが異なります。
Kさんは、石田式BHBSのコツをつかみ、ダクトを沢山用意して音の違いを確認しています。
この作業は、一種の麻薬のようで、やりだすと面白くて止められなくなりますね。(汗)

今回の訪問の目的は、新作の写真を頂いていたのですが、出張続きで返信のタイミングを逃していましたので、機会があったので直接、音の確認をしたくて立ち寄りました。
8。5cmとは思えないほどのスケールで鳴っています。
低域の調整は、大型スピーカーに通ずるゆったりと量感豊かに鳴っていました。
石田式BHBSは、ダクトの交換で色々な音色が可能ですので、次回の訪問時には今以上に進化をしていると思います。

オーディオ談議も、共通することが多くて非常に楽しいひと時を過ごしました。
TADの魅力を再認識した一日でした。

オーバーダンピングより経済的なノーマルユニット  

CIMG1755.jpg

写真はFE108solとAlpair7ですが、音は好み次第というところでしょうか?
違いはFE108solの方が、中高域のエネルギーが大きく低音再生はAlpair7の方が少し伸びている程度の違いです。
大きく違うことは、箱の容積です。
これは、板代や部屋の専有面積に関係してきます。

CIMG1760.jpg

CIMG1761.jpg

写真上の箱はFE108sol用で、音道の幅が195mmあります。
高さを600mmとしたために、音道幅が大きくなっていますが、写真下Alpair7は160mmと35mm幅が小さくなっています。

CIMG1754.jpg

決定的なのは、ダクトの径の違いです。
FE108solのダクトは市販品のダクトで約100mm、Alpair7は、当初75mmとしていましたが、低域過多のバランスになっていました。
そこで、異形接手を使用して60mmにサイズダウンを試みるが、それでも低音過多の症状は治らず、50mmまでサイズをダウンして良いバランスになりました。
石田式BHBSとしては、ユニットの口径に対して明らかにダクトが小さいです。
要するに、箱のサイズが大きいことがダクトのサイズダウン化にした原因でした。
推測ですが、Alpair7の箱の音道の幅は140mm程度で十分のような気がしますが、作ってみなければ分かりません。
Alpair7の箱の箱は、1発勝負・・・経験からくるユニット能力の推測で作りましたが、大いに裏切られています。
箱の容積を小さくしてダクト径を大きくするか、極端にダクト径を無駄に小さくするかは、音が良い方に軍配が上がりますが、音が変わらなければ容積が小さい方が良いと考えています。
今考えているのは、fostexのFX120を使用したBHBSを作ろうかと思いを膨らませています。

風切り音か?耐入力不足か?  

お気に入りになっているAlpair7ですが、アンプボリュームで9時30分?ほどの位置で聴いている時のお話です。

ソフトにもよりますが、低音の量感の多いソフトを聴いているときに、たまにパタパタと異音が聴こえてきます。
昨日のオルガンでの確認である周波数帯域で風切り音が発生していることに気がつきましたが、その帯域だけでの出来事でした。
本日、聴いているとパタパタを通り過ぎてボコと飛び出すような異音が・・・・
調子に乗って音量を上げ過ぎていたのが原因でした。(大汗)

懇親会でも話に出ましたが、いい音と認識すると曲のテンポが遅く感じます。
それと好きな音は音量を上げたくなる心境にもなります。
どうも、後者の行いを知らず知らずに行っていたようです。

ボコと異音がするときのコーンを見ていたら、紙とは違う動きと言うか捻りと言うか金属疲労の基になるような動きが気になっています。
音量を上げ過ぎなければ良いだけですので、ボリューム位置に気を使うことにしました。

おまけ
以前、船橋のKさんからご紹介されたソフトですが、石田式BHBSの10㎝級でも空振りをしてしまうユニット虐めのソフトです。
ボリューム位置を間違えるとユニットがご愁傷様になる可能性があります。(汗)



Alpair7v3  

CIMG1721.jpg


ダクトを交換して音がグレードアップした石田式BHBS【Alpair7v3】ですが、当初は全く眼中にないユニットでした。
マークオーディオのユニットは、8cm、14cm、15cmと10cmを飛び越えて使用していましたので、10cmは仕入れなくても音の予想はついていたので食わず嫌い状態でした。
そんな折に、群馬のK氏からAlpair7v3は音が良いからと勧められて、試しに製作をしたのが切っ掛けでした。
低音の再生能力は、今までのユニットで大凡の検討はついていましたが、良い意味で裏切られる結果になった。
先の記事でも述べているのですが、ダクトのサイズ、箱大きさの見立て違いをしており、一発勝負で作り上げて・・・・(汗)
出過ぎの低音の処理をしなければと考えていた矢先に、6cmに気持ちが向いてしまい最近まで音の改善は棚上げ状態でした。

Alpair7v3は、中高音の素性が良くて巧く低音を持ち上げれば満足の行く音質になります。
特にヴィイオリンの音色が素晴らしく長時間聴いても飽きることがないのでメインよりお気に入りになっています。

マークオーディオのまわし者でございませんが、スペックを明記します。
今更、珍しくまりませんね。

インピーダンス 6Ω
出力音圧レベル 85.8dB
再生周波数帯域 70.9Hz~32,000Hz
定格入力 20W
最低共振周波数Fo 70.9Hz
Vas 4.58Ltr
Qms 3.07
Qes 0.65
Qts 0.54
Mms 3.95g
バッフル開口径 103mm
重量 750g

下は40Hzから通常音圧で出ているような・・・・・?

試しに、パイプオルガンの音階を録画しました。



音圧を上げると、このサイズでは珍しく風切りが耳に付きます。

ちょっと中野まで  

CIMG1729.jpg

昨日は、中野まで遠征をしていました。
皆様の自慢のスピーカーの音を視聴するのも楽しいですが、アイディア、新しい試みなどを拝見するのを楽しみにしていました。
参加人員も入れ替わりなどありましたが、延べで十数人といったところでしょうか?
詳しいことは鈴木さんのブログで紹介があると思いますので内容は伏せます。

もう一つの楽しみの懇親会も楽しかったです。
皆様、お疲れさまでした。

満足の結果に・・・・  

CIMG1712.jpg

ダクトを交換した結果、大化けしています。【個人的な感想なのであてにはなりませんが・・・】
Alpair7は、バスレフでもバランスが取れるように設計されているユニットです。
それを、石田式BHBSで低域を持ち上げていましたが、持ち上げ過ぎの感がありました。
ダクトの交換をすれば解決をするのですが、ダクトの交換が出来ない状態・・・・・・(汗)
ダクト内に口径の小さなダクトを入れて音の確認をしていたので、音の推測はついていました。
しかし、その方法だと見てくれが悪い!
そこで、リアに穴を開けて蓋をする方法を取りました。

CIMG1717.jpg

ボルトを緩めれば簡単にダクトの交換が可能で、吸音材の量も調整が出来ます。
内部の塗装も可能となっています。

CIMG1710.jpg

用意したダクトは2種類、異形継手を利用した疑似ホーン+ダクトの組み合わせです。
疑似ホーンは、低域の癖の緩和に役立ってくれます。
疑似ホーン+ダクトのサイズは、75φから65φと75φから50φとなっています。
実際、使用しているのは50φの方です。
異形継手の75φ側の被りが40mmもありましたので、20mmカットして75φの長さを50mmとして50φを120mmとしています。
テーパーの部分を入れると190mm近くになります。
締まり良く解像度の良い低域に仕上がりました。

CIMG1713.jpg

出口は75φで、奥に50φの穴が見えています。
ダクトの径をここまで小さくしたのは中高域の漏れ(フィルターの代わり)も緩和しています。
今回の製作で感じていることは、箱は大分小さくてもダクト径を大きくすることで良質な低音の再生が可能かと思います。
最初から低音の再生能力のあるユニットは、ある意味で経済的ですが、ジャストフォーカスのサイズを見つけるのに板の散財が出るかと思います。
これで、群馬のKさんのところに送り出せる日も近くなりました。

★カタログ数値より耐入力が少ないようです。
調子に乗って音圧を上げるとパタパタと異音が聴こえてきます。

研磨、塗装は乾燥を待つのみ  

CIMG1685.jpg

CIMG1691.jpg

CIMG1696.jpg

Alpair7再開  

CIMG1683.jpg

コンテスト用の箱の製作と出張続きで棚上げになっていた石田式BHBS【Alpair7】の音質調整の再開をしました。
それと最終仕上げもしていませんでしたので、その辺も進めていきたいと思います。
BHBSの音質調整の肝は、ダクトのサイズと長さになりますが、今まではダクトのみの交換ではなくてダクト+ダクトを止めている板でした。
コンテスト用と同じ方式で、リアに蓋をする方法にしました。

CIMG1672.jpg

蓋の部分の面取りを実際に本体に取り付けてから、丸鋸を使用して面を取ることにした。

CIMG1673.jpg

蓋の面取り完了。

CIMG1677.jpg

鬼目ナットを取り付ける作業を開始。

CIMG1679.jpg

試しにボルトで蓋を固定してみた。

CIMG1675.jpg

肝心のダクト交換用の穴をあけていませんでした。
何とか、粗削りですが格好は付きましたので、明日に研磨と塗装をしたいと思います。
音質調整は、塗装が完了してからのんびりと行います。

▲Page top