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お手軽なサイズは、10cmまで?

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失敗しても、心が折れないユニットのサイズは10cmまでかなと痛切に感じています。
連休中の暴挙は、今になって後悔しています。
ペアーでちょっとしたタンスサイズには、置き場所に困るし解体するには大量なゴミが発生する。
嫁さんに、お金の無駄遣いと大目玉を貰う羽目にもなります。(大汗)

やはり、3×6の板1枚で出来る箱のサイズが手頃ですね。
このサイズの箱でも、10cm級の石田式BHBSなら十分なレンジは取れます。
後は、どこまで伸ばすか谷の処理をどうするかを考えれば良いだけです。

写真は、10cm級のBHBSの箱で、使用ユニットは左からMG100HR-S、右がFE108solになります。
いずれも、甲乙付けがたい鳴り方をしています。
扱いやすいのはMG100HR-Sで、簡単に低域の再生が可能です。
逆にFE108solは、容積もダクト面積も大きく長くしないと量感、最低域の伸びの達成が厳しかった。

レンジは、最低でも40Hzを目指していた時期なので、ダクトを細めにした設計を当初はしていました。
F特上の値は簡単に達成できるのですが、線が細い肉の無い音になってしまった。
そこで、ダクトの径を少しづつ大きくしてトライ&エラーを繰り返していました。
最後は、大凡の箱の容積からバスレフの計算でダクトのサイズを弾き出すと、
当初のダクト径の小さなサイズの値になってしまい、振り出しに戻った経緯がありました。

諦め状態の時に、25cmのサブウーファー用に購入していた市販品の大口径(10cm以上)のダクトを破れかぶれで、試して見ると・・・♪~♪~
良い感じです。
今までのダクトのサイズの限界は、コーンのサイズを限界としていましたので型破りな結果になりました。
ダクトの径を大きくすると限りなく出来の悪いBHの音に似て来て、汽笛のようなボーボーした付帯音が耳に付き始める。
どうしても、ダクトのサイズを大きくすることに躊躇いを感じていました。
結果オーライの理由を理解しないと気持ちが悪いので、ダクトの長さの変更を塩ビ管を使用して試すとダクトを長くするとBH独特の付帯音が消える結果になった。
欠点は、最低域が伸び難くなったがダクトの形状の工夫などで妥協できるところまで行き着いています。

最近は、レンジは50Hz付近から狙って箱を作っていますが、50Hzのつもりが40Hzより下から量感豊かに再生しているから不思議です。

話が、大分脱線してしまいました。
要するに、箱のサイズが小さければ場所も取らないし、損害も小さい、労力も少なく済むので10cmクラスまでが、自作ではお手軽なサイズと再認識をしています。

余談
FE208solは、簡単に良質な低音が出せるだけに勿体ない。
サブコーンを改善すれば良くなりような気もしますが・・・・・・
何百ペアーが、販売されている割にはネット上での情報は少ない。
我が家は、SPから5mほどの距離で試聴が可能ですが、5mでは煩いと感じてしまう。
自室の広さは14畳(鉄筋コンクリート)ですので、10mの距離を保つ部屋は4倍近くなりますので50畳前後の部屋になります。
越谷の方舟ぐらいのキャパがあれば、僕の好みの音で鳴るので無いかと妄想しています。




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アールefuさん

仰せの通り、20cmは別世界の音を奏でます。
故に、好みで無かったFE208Solは残念でした。
好みのユニットが出ることを熱望しています。

>FEの限定20cmをやっつけるにはそれなりの時間と労力が必要なんだと思います。

F社の音決め責任者の方の好みとギャップが大きいように感じています。
逆に、MAOP11は、最初から好みの音で鳴っていました。

 

今回はFE208solの低域を体験しただけでも大きな成果ではと思います。
我が家のFE208ESは18年間もメインとして働いていますが、フレーム改造をしているので皆さんが知っているESの音とは全く違います。方舟でノーマルの音を聴いた時には「ああ以前はこんな音だったなぁ…」と懐かしく思いました。
ノーマルは歪みっぽい癖がありますが、時間をかけて対策していけば、極小音量から超大音量までこれ一台で満足できるものになります(吸音材は全く入っていません)。
今まで沢山の小口径に取り組んできましたが、小音量でもメインを越えることも並ぶことも出来ないでいます。
もう一組サブのBC10を置いていますが、これは家族が簡単な操作だけで楽しむための省エネのためです。
やっぱりFEの限定20cmをやっつけるにはそれなりの時間と労力が必要なんだと思います。
長々と独り言に成りました(笑)。

 

Suzukiさん

板取りで無駄の無いサイズが、BHBSだと10cmになります。
3×6材を3分割にしてから板取りを開始すると、板材の余りが少なくて済みます。
複数個の製作だと8cmが、経済的には有利ですね。

 

私は、失敗してもまあいいか、と思えるのは8cmまでかなあ?
最近は失敗しても結果を受け入れるようになりました。
その結果、工作数がすくなくなりました。