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自作スピーカーアクセサリー?

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自作スピーカーの製作を長年やっていると音以外にデザインなど見栄えも凝り始めます。
特に、自作スピーカーコンテストなどの評価もデザインなど見た目の比重が大きくなっているようです。
今回のS誌のコンテストは書類選考になりますので、見た目の評価になるように個人的には感じています。
今から、どのような評価になるか楽しみです。

昨日完成した箱ですが、ダクト部分をリホーム時に出たフローリングの端材の材利用したダクトを装着していました。
箱をじ~と見ていると、ユニットよりダクトが目立ち過ぎている・・・・音のバランスも大事ですが、デザインのバランスも大事です。
そこで、ユニットにも化粧を・・・・・と考えて木製リングの製作を思いつきました。
が・・・・面取りがきつすぎて寸法に余裕がない。
ミスをすると簡単に破損する恐れがありますので、直接のみで削る事は避けて自在錐で縁を切ってから木工旋盤で削りながら造形しまいした。(汗)
右の板を左の形になるまで削り、時間的には10分程度で片側の造形は済みます。

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造形が済んでオスモ・ノーマルクリアーで塗装を完了。
天気が良いので夕方までには乾燥するでしょう。

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金属製リングだと固有振動が違うので、金属の共振が気になるところですが、木製のリングでは固有振動は気にしなくて良さそうです。

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ユニットも主張をしているように見えるのは、プラシーボか?
個人的には、このデザインを気に入っています。

とデザイン系のアクセサリーでしたが、音のアクセサリーのホーン付きダクトの製作に入ります。

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BHBSは、失敗作のBH(低音過多)の救済するために、空気バネ効果、音圧調整、フィルター効果、バスレフ効果などを引き出すアダプター?アクセサリー・・・どちらが適当か? 救済アイテムとして開口部塞いでWバスレフの第2室化してダクトを設けている。
前に書きましたが、BHBSはBHの延長上の箱で、BS部分は単なるアイテムと解釈するとすっきりします。

市販ダクトの値段も馬鹿になりません。
最近、樹脂製のペラペラ(肉厚1mm以下)のダクトでは心配がありました。
ダクトを全て木製での製作は可能ですが、作業効率の割に音への影響が少ない。
それなら、VPの塩ビ管と木製のハイブリッドのダクトが良さそうです。
ダクトの先端にショートホーンを付けることで風切り音や筒臭さの軽減も入れます。

次は、インシュレーターやスピーカーベースなど製作をしたいと考えています。

ショートホーン付きダクトの作り直し

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気になると作り直したくなる性分も直りません。
毎日サンデーの身としては、週末を待たずに即行動に移せます。

円形の板を使用するのですが、様々な円形の板の端材が沢山有りますので廃材利用にもなります。
15mm厚のアカシアの集成材2枚+18mm厚の3枚の積層から、ショートホーンを作り出します。

まずは、裏から40mmの穴をざくり、少しざくりを残し表から50mmの穴をざくります。

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ビフォアーアフターで加工するとそれなりに化けますね。

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加工完了。

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塗装中完了、乾燥を待つのみ。




ネットワーク保管箱の製作

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インのツイーターを陥没させてから、音全般に詰まらない音になった。
歪み感が無くなったの良いが、その他の何かかが失われている。
優等生の音作りは、教科書通りに製作すれば出来ます。
それなら、自作の意味が無く自作スピーカーに掛ける費用を市販品のハイエンドスピーカー購入に向けた方が良くなります。
自作スピーカーの製作を趣味も身としては、寂し限りになりますので、ネットワークの変更で良いところを出すことにしていますが、
現状は、箱の中にフィルターを仕込んである状態で、スピーカーユニットを外さないと変更が出来ない。
そこで、各フイルタークーを専用箱に納めて変更が安易に出来るように直しています。

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蓋をするために箱は二重構造としています。

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メインの箱と同じようにオスモ・ウォールナットで塗装中。

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ネットワーク(フィルター)は、企業では無いけど秘密とさせていただきます。
細かいところで掟破りをしているかも知れません。

明日は、音質の調整で蓋を明けたり閉めたり繰り返しに繰り返しになりそうです。


板材の有効活用

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昨日の午後に、札幌から東京に転勤してきた次女が孫を2人連れ添って育児の骨休みで帰ってきました。
それに呼応すするように長女も孫を二人連れてきましたので、1Fのリビングは人間箱ひっくり返した有様になっていました。
日頃、老夫婦二人の生活なので家中が活気が満ちあふれています。
そんなことも有り、午後からの工作は中止をして家族団らんの中に入った次第です。

写真は以前製作した13cm級石田式BHBSです。
最近の箱としたら大型の部類に入りますので、箱の小型化を推進していますが、必要に迫られてのサイズとなりました。
中高域にアクセントのあるフルレンジでは、帯域のバランスを取るためにバス、ミッドバスの音圧を、アクセントの能率にまで近づけないとハイアガリに聞こえて来ます。
W5-1880は高域のアクセントが少し強い傾向だったので、バランスを取るために箱のサイズが大きくなっていました。
まずは、ダクト交換が出来ない左側の1ペアを製作、次にダクトの調整が出来る右側の2ペア目を製作。
ダクトの位置もフロントとリアと変更をして、音の違いの確認もしています。
お金に糸目を付けないとの表現は言い過ぎですが、板材の使用枚数に制限をしているのですが、この箱は3×6材を2枚と少しになり、3枚購入しています。
最近の18mm厚アカシア集成材は1枚あたり1万円弱しますので、1ペア3万円の出費になります。
板材を安価なラジアルタパインにすれば1万円近くコストを抑えられらますが、アカシアの適度の硬さが好みなので柔らかいパイン系の材料は、使用不可としています。
一時期、少し安いマホガニーも使用しましたが、ウォールナットに近い性質のアカシアには及ばず、試作の箱もアカシアを使用しています。

しかし、このサイズの製作に毎回、3万円近い出費は痛いですね。
13cm級でも板を1枚使用での箱作りも製作技術のハードルが上がりますので、今後の実験の課題にしています。
しかし、余った材料で他の小型箱の製作も可能なので、無駄にはなっていません。

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8cm級の箱を制作中です。
8cm級なら3×6材1枚の使用で2ペア作れるサイズを模索しています。
箱を大きくすることは、音を纏めるにはハードルは下がりますが、板材の使用枚数が増えるのでコスト高になります。
小さな箱で、大型の箱に迫ることが出来ればと・・・・・・夢を見続けては、挫折して大型化と小型化の繰り返しですが、最近、何となく低音の量感の増が安易に出来るようになっていますので、ゴールも間近と感じています。

ユニットの素性を知り、最大限ユニットの能力を引き出すのが、癖のあるフルレンジ攻略の醍醐味ですね。
純粋に音の追求は、密閉箱のメイン系、箱作りや工夫を楽しむなら共鳴を利用したBHBSと考えています。
ですから、共鳴系でのフラット化は程々にしてアクセントを持たせるようにしています。
双方とも、楽しい音楽鑑賞が楽しめます。

最近の物価の高騰には参ります。
物を買わなければ良いのでしょうが、霞を食べれる仙人ではないの出費に甘んじるしか在りません。
箱だけでも小さくして板代の節約を考えなければならい時期に来ているのだと思います。

オスモ・着色【チェリー・ウォールナット】

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午後から雨だけなら良いのですが、気温も大分下がっています。
塗料の乾きが遅く、作業がここで中断状態です。
今日中に、ユニットやネットワークを仕込んで音出しが出来ると思っていましたが、明日以降に持ち越しです。

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こちらは、メインのツイーター用の箱も、面取り、研磨、塗装も完了しましたが、塗料の乾きが悪くこちらも明日以降の入れ替えになりそうです。(汗)




同時作業

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昨日は、代休でやりかけの箱の面取りや研磨を実施しながら、メインのツイーターを入れる箱の作り直しもしていました。
作業に専念すれば全ての作業は、1日あれば十分なのですが、次女が帰省しているので孫達と戯れていましたので、作業は週末に持ち越しです。

写真は、ツイーター用の箱の中央の部分を圧着中です。

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何の圧着か分かりにくいですが、フロントバッフルの圧着をしています。
アカシアの15mm厚の集成材を4枚重ねを2ヶ同時に圧着をしている様子です。
旗金は、強力に板を圧着しますが、端の狭い部分には効果的ですが板の中央などの圧着は甘くなります。
そこで、部分的に他の圧着材を使用しています。
4枚重ねの面取りは60mmの暑さを45°で切断をしますが、190mm仕様の丸鋸では、最大でも7cmの厚みしかカットが出来ません。
約85mmの厚みのカットですので15mm程カットできない部分が残りますが、残りは手引きノコギリで切断すれば何とかなります。
問題は、圧着不足で切断面が少し開き気味なることです。
見た目が悪いので4枚圧着は神経を使います。

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箱の部分とフロントバッフルを圧着の様子です。
集成材は、単板似比べると木の収縮は少ないと思いますが、パネルソーで正確にカットしても、カットした時点で微妙な生じて生じています。
そこで、接着面の平滑化が何時も狂いますので、カンナで削って平滑化させてから、板同士を接着、圧着しています。
いつもなら、面取り、研磨も終えて鋳るのですが、良いジイジイをしていたの作業はここまでとしました。

アカシアの集成材の値上がり幅は、2,000円ほどなので何とか?慣れで少しずつ購入していますが、建築建材のラージ構造用合板など1枚あたり、倍以上の単価になっていますので、新築の家のコストも凄まじい勢いで高額になっている様が推測されます。
やはり、原因は円安?
円の価値が下がり、倒産した株のようになったらとの思いが杞憂で済むことを祈っています。

余談
最近、研磨作業をした後に決まって倦怠感と鼻詰まりの症状が出ます。
一晩寝れば直っていますが、どうも、長年の木の粉を吸い続けているのでアレルギーになっているようです。
昔は、鼻水でしたが・・・・・・・




SHからの確認事項

千葉のSHさんからFBにメッセージが入りました。
ただ今、ヤフオクに出品中のD-10バッキーの出品先地区が静岡県になっていたので、もしかしたら?
僕の出品ではないかとの問い合わせでした。
長岡式は、改造に明け暮れていたので落第に次ぐ落第で退学になっています。
20年以上は、長岡式のBHは製作していません。

個人的なヤフーオークションですが、今のところ本業が忙しく出張が多いためにヤフオクは殆どしていません。
最近では、アキュフェーズのプリメインE-530をオクに出したのが最後です。
リタイヤしたら、邪魔者を纏めて出そうかと考えています。(汗)

メッセージのやり取りが進むにつれ、FE108EΣの製作依頼に話が進みました。
好みがあるので、ハイ分かりましたと簡単に返事が出来る事項ではございません。
そこで、FE108solのBHBSがあるので、空気録音で確認して貰い良かったら、試聴されるなり送るなりと対応が進むと思います。
そこで、好み通りの音が出るか保証は出来ませんが、材料費と手間代の推測が出来ます。
通常は面倒なのでお受けしませんが、顔見知りの方なのとサイズが小さいので話を進めることにしました。

ヤフオクで箱の出品を目にしますが、音が好みに合うのか?
合わせて貰えば良いのかも知れませんね。

SHさん、ブログネタにしてしまい、誠に申し訳ございません。

それでは、空気録音をアップします。
solもEΣも音の傾向は近いので雰囲気はご理解できると思います。



SHさんジャンルの違うソフトでの録音も可能です。
取り急ぎ、アップした次第です。

水晶入りアナログプレーヤー専用ラックの製作

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漫画図で描くと実際のサイズの検討があやふやになります。
このラックは、近隣のオーディオマニアのDCアンプマニアさんから期限なしで頼まています。
期限無しと言われても、漫画図を描いて間を置くと部品などのイメージが湧かなくなります。
そこで、板を仕入れて切断、加工まですることにしました。

当初は、アカシアの集成材を候補に選んだのですが、良い材料が無いのでマホガニーに替えました。
漫画図を板取り図に描き始めると3×6材を4枚も使用する羽目になりました。
重さも半端ではないので、組立たてたら移動は厳しい。
そこで、DCアンプマニアさんに連絡をして、ご自宅で組まないと厳し旨を説明して了承を得る。
密度が高い材質は、硬く重いので工作は難易度を増します。

現地での組み立てが出来るように部材の加工に入りました。
最終的には、部品ごとに研磨、塗装をしてから持ち込む予定ですが、お盆休みも終わり仕事の再開。
最低限の加工は済ませる予定です。

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棚板を収納する部分の加工で、板を貼り合わせて棚板を入れる溝とします。
この溝は板を張るので、その時のガイドを製作しています。

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8分割に切断して、両面テープを貼って板との固定を図ります。

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ガイドに沿って接着剤を塗った板を置いて行きます。

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圧着の完了後、ガイドをのみで外して行きます。

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実測のガイドによる溝が完成しています。
そこに、棚板を入れるだけです。

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天板の水晶入れと棚板を圧着中です。

実際に組んだら、一人では持ち上げることは不可能でしょう。

スピーカーと違い気長に製作します。


なめたネジ取り作業

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雨がやんだので塗装の乾燥を早めるために、バルコニーに箱を出しました。
時間的に1~3分?
もう!汗だくです。
灼熱地獄は健在でした。
アスファルトの照り返しも凄いですが、コンクリートの照り返しも負けていません。

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冷暖房完備のオーディオルームに引きこもり、体を冷やしています。
懸案であった、なめたネジの取り外し作業に入ることにしました。
作業計画は、なめたネジのセンターに30mmの錐でボーリングをして、次に42mmの錐で同じ作業をするとネジの首の強度不足により、ドライバーの力を頼りにネジの首を折る作業です。
スピーカには、初めての試みなので通常の折れ込みネジ外しとは違いが出るはずですので、作業は慎重に進めました。

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ボーリングしたときに発生する錐屑が、強力な磁気回路のボビン方向に向かって飛んでいきました。(大汗)

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強力な磁石には、同じく強力な磁石で対応しますが、磁石が手元から飛んで離れそうな感じなのでコーン紙に近づけるのが怖い!
なんとか、誤魔化しながら近づけて錐屑を撤去できました。
この辺が、通常の折れ込みボルトの作業とは違うところですが、磁気回路の強さには閉口します。

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錐屑の飛散防止のためにユニットに養生をしましたが、今度は錐屑が養生に跳ねっ返って床が錐屑だらけ・・・・
やはり、ネオジで対応すると錐屑が床から跳ね上がるが如くにネオジに吸い付きます。

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首が折れて頭が錐の先端に着いていますが、これが食い込んでいるのと小さいのでラジオペンチで挟んだくらいでは取れません。

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バイスで固定してドライバーを逆回転すると簡単に取れました。
これで、ユニットの交換のめどが付きました。

ブル、ブル、寒い! 汗がエアコンの風で冷えて鼻水が・・・・・


ネジが壊れた

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音の違いの確認のためにユニットの交換を試みましたが・・・・・ネジがなめてしまいました。(大汗)
その時のために専用のビッドを持っています。
何時もなら簡単に回るのですが・・・・専用ビッドでもなめてしまった。
参りました。

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削りかすは、ネオジウムマグネットで取り除くので綺麗にはなります。
ネジが突起していればサンダーで頭を飛ばしてユニットを外すのですが・・・・ネジが陥没しています。
どうした物か?
ネジに2~3mm程度の穴を掘って専用ビッドの足がかりを作るか、4mmの錐で削り頭とネジ部分を切り離すか?

W5-1880の中高音は非常に綺麗な上に上質なので多少レベルが高く?ても気にならなく、むしろ気持ちが良くなります。
しかし、ソフトによっては肉が欲しいような気持ちにもなる。
このへんの対応は、箱側で何とか出来ますが、全てのソフトに対応するのはナンセンスと言われそうですね。
箱屋の本領としては、挑戦してみたい。

いずれにしても、ユニットを箱から外して他のユニットで音の確認をして音を詰めたいと思います。
最悪、箱をもう1ペアか2ペア製作して詰めるかも知れません。

・・・・・箱が勿体ない?
捨てる気は毛頭ありません。
他の13cmのユニットが順番待ちの状況です。(笑)
それに、注文してあるMarkAudio 13cmフルレンジ CHP90micaが、ぼちぼち手元に来るはずですが・・・・・納期が遅れるかも知れませんね。

メインと聞き比べもしていますが、音の傾向が違います。
メインに近づけるか? ドンパチ系専用にするか?
中域に肉を付けて腰高な低音を強化して、フルレンジ特有の細身の音を太くするか?

お盆休みは長いので、暇を持て余さなくて済みそうです。


素朴な疑問

空気録音にソニーのレコーダーを使用しています。
このレコーダーに限らずですが、低音の拾いが甘い。
ただ、不思議なことに、共鳴の低音は拾いが甘いが、ウーファーから出る低音はそこそこ拾っています。
同じ音波なのに不思議です。
共鳴は凹凸が多いのを、脳内補正しているのか分かりませんが不思議に感じています。


昨日の空気録音の音源が問題か?世界中でブロックされてしまった。(大汗)
勿論!削除しました。

気を取り直して久々にメインの空気録音です。
ユニットが新しいので追い込みは途中ですが、何もしないのに良い感じに成って来ています。



マイクまでの距離1.5mと非常に近いです。