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Behringer・DCX2496 デジタルチャンネルデバイダー

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ベリンガーのチャンネルデバイダーを使用するのは何年ぶりだろうか?
このデバイダーで3wayを組むことは可能なのですが、僕はLawのみで使用していました。
それも、40Hz以下のみでの使用でした。
チャンネルデバイダーに対して懐疑的な考えもあったので、音質重視でLCネットワークを使用しています。
最近、4wayなどに興味があり、LCネットワークでは物理的に厳しいと感じ始めていました。
そこで、ノイズの少ないチャンネルデバイダーが欲しくなり、アキュフェーズの製品に目を付け始めていました。
色々と考えて、先に4wayの構築を考えて現行品のDF-65を注文する経緯となったわけですが、新機種発売日が不明な上に、半年以上も前から製造中止の状態だったとは・・・他の業種では、普通、アナウンスが無い物は時間を掛けても物が出るのですが・・・・・

楽しみは後日にして、P-4600の有効活用を考えることにしました。
パワーもP-4500の90w(8Ω)から150wにパワーアップしている。
スピーカーユニット2本使いで4Ωとして300wでの使用なら、プレートアンプの500wにも電源が強力な分、プレートアンプより良質な低音が得られそうです。

DCX2496を見つめていたら、使い方を忘れている。
PC用のソフトも無い・・・・まずはノートPCにソフトをインストールしてから使い方を思い出しましょう。
20年近く前の製品ですが、PCに繋いでパネル操作が可能であり、接続のケーブルを長くするとリスナーポジションで音の調整が出来る優れものです。
確か、アキュフェーズさんの現行機ではそのような機能は付いていないと所有者の方から伺っています。
明日は、小型BHBSの箱を作ろうかと考えていましたが、止めてベリンガーとにらめっこになりそうです。
俗に言われるデジタルのノイズが気になるところですが、超低域での使用ならコイルでも入れて誤魔化します。
さて、寝て起きたらプレイの開始です。


BHの救済アイテムBHBS・・・・アイテムの違い(ポート径)

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昨日は、久々に柔道関連の行事に出ていました。
コロナの影響で練習も思うように出来ない時期が長く指導者の先生方の心労は大きかったと推測しています。
そんな環境の中でも、高学年になるに連れ技など本格的なっていました。
久しぶりに見る1本取りの柔道の投げ技は感動物で目頭が熱くなる思いでした。
孫も、柔道を習いたいと意思表示をしたので今晩から爺が道場に連れて行きますが、身内だと甘えが出るので若い指導者の方にお願いするつもりでいます。
朝から、僕のことに対して珍しく世話を焼いています。
僕の柔道着をどこにしまったのか、分からなくなり家捜しを続けていました。

用事は夜からなので昼間は暇です。
10cmの新作の箱のエージングが進んでいるようで、低音の出が良くなってきています。
これは、予想の範疇でしたのであらかじめポートの径を小さくする準備はしていました。

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ダクトの径は、当初は左のサイズで径70mm、そして低音のだぶつきを感じて径60mm、本日の50mmと移行しました。
最近のイシダ式BHBSの低音再生力の効率が上がっているようで、以前の箱のサイズの認識を変えざるを得ない状況になっています。
写真でもお分かりになる通り、木工旋盤になれてきて工作の段取りが良くなり工作時間が大分早くなりました。
造作も少しずつですが凝り始めてきました。
今日製作したダクトは、前後にショートホーンを設けていますので、よりスムーズに空気の移動が出来ていると思います。

暇ついでに、それぞれのポートの音の確認の意味での動画録音のしました。
最初は、ダクトを外した状態でバッフルの厚み30mmで径が100mmになります。
その次が径70mm、60mm、50mmとポートの径を小さくしています。
低音の違いは言うまでもありませんので、中高域に及ぼす影響の確認が面白いです。



話にならないくらい酷いBHの状態ですね。
低音が蒸気船の汽笛ようで、それに付随した音が中高音をマスキングして音楽を聴く体をなしていません。



最初の中高音が少し明瞭になりましたが、低音が尾を引くブーミーな状態ですね。
低音に分厚い袢纏を背負わせているような感じに聞えます。
もちろん、上もだめですね。



この範疇?
許容の範疇?
一昨日までは、許容の範疇かと考えていました。
今日は、許すことが出来ずに新しいポートを製作をするのに至っています。




もう少し、様子を見ます。

今週末に、近畿の方々に部屋の実音で確認して貰います。(汗)


さて、肝心の動画録音は、いかがでしたでしょうか?


☆このダクト交換の一連の作業を続けて行くのが、イシダ式BHBSのやり方になります。
自分の耳だけが頼りになりますが、良いところが一つでなくいくつかソフトに寄って出てきます。
なので、自分の好きなソフトに合わせるオーディオ的音作りをします。

基本的に、失敗作のBHの救済処置の方法になりますので、失敗の度合いが酷いと救済不能で暫く人間で言うところの心肺停止状態で放置。
黄泉国から戻ってくるのを待ちますが戻ってこなければご臨終となり、バラバラにされて火葬場ならぬ焼却場行きになります。

コンテスト機などは、あらかじめ叩き台の箱を製作してダクト調整で音を極限まで詰めます。
このときには、自分の好みは捨てて一般的に良い音とされている音を追求しますので、試聴場所も変えたりしながら箱も複数台製作して音を詰めます。
箱1に対してポートの種類10以上にもなりますので、箱が5ペアあると最低でも50通りの音が再生される勘定になります。
こんな作業に、理論もヘチマもありません。

市販箱の部屋の中でのセッティングと同じよな物で、結果が良ければ全てオーライ・・・・・理論が欲しければ後付けで証明すれば良いでしょう。
もっとも、次で使えるか不明な理論ですから、毎回、原始的な方法で音を詰めています。
良いところが出たら、初めて測定を実施した結果、最低域が40Hzからと30Hzとかになっているのが実情です。
通常ならポートを3種類も揃えれば十分でしょう。




続・吸音材未使用・ダクト交換後のかぐや姫

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この箱も吸音材未使用となります。
BH系では、吸音材の使用は好みで良いと言う結果になりました。
人それぞれ、耳のF特も違うし、部屋の環境も違う。
と個人的な考えですので真似をするなら自己責任でお願いします。(笑)


ダクト交換後のかぐや姫を録音しました。




自分のシステムを録音する行為は、ブログのネタの一環で写真を載せる行為と同等程度と考えています。
ですから、ズルをして凄~くよく見せようなどとの考えは全くありません。
写真もプロのカメラマンが撮ると自室が別の部屋なのか?と思えるほど綺麗に取られていることは、紙面を見ていると分かります。
録音は、録音の良いソフトを使用すると録音の悪いソフトと比べると月とすっぽんほどの差が出ます。
僕は、普段聞いているソフトをそのまま音源で使用しています。
たまに、録音の良いもにもあたりますが、意識しないでありのままの状態にしています。
その状態の方が、襲撃を受けたときのギャップが大きいので、そのギャップの大きさを楽しんでいます。


余談

有るサイトで再生音1=生音1との表現がされていました。
原音再生の基本になる表し方だと思いますが、その方は僕と同じでこの表現を良しとしていませんでした。
僕は、原音再生追求派ではありません。
オーディオ再生派になります。
たまたま、原音再生に近いこともありますが、基本は気持ちの良い音、ボリューム大きくしても煩く感じない音を目指しています。
ですから、好きな曲はコンサート会場の一番前で聴いているより大きな音圧で聴きます。
特にグランカッサなど、ホール2階の壁側で聴いているような状態にしたりして聴いたりもします。

好きな曲、音質の良い曲は知らず知らずにボリュームの位置が12時近くまで上がりますので、小口径フルレンジでは到底無理で20cm級のフルレンジかメインの時に限ります。
爆音は、共鳴など使用せずにユニットの性能に任せて無駄なリアの音を出さない密閉に徹しています。
音圧が上がれば、必然的に立ち下がり立ち上がりはアンプのダンピングファクターで崩れることなく再生してくれています。
しかし、この爆音での視聴は長時間は行っていません。
耳が慣れて難聴になるからと他にやることが多いからです。

要するに、趣味の世界ですので自分が良いと思う音を出せば良いだけと考えています。
後、10年もすると耳の可聴帯域云々の前に、耳が遠くなり始めるので自己の聞えてくるF特がとんでもないことになると思います。ですから、必然的に高域寄りの爆音再生になることが予想されますので、お付き合いも同年代の方に限られてくると思います。
補聴器一歩手前になったら、本当の意味でオーディオは孤独な趣味に変わっていくと考えられますので、今のうちに限られた時間を楽しみたいですね。




ローエンド自作スピーカー ・ダクト改善

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ダクトの面積、長さ、デザインをリニューアルした新作箱です。
ダクトは、オスモ・ノーマルクリアークリアーを塗っただけで、ワックスの光沢処理はしていません。
BHのままなら失敗作?と思わず思ってしまう箱ですが、アイテムの変更で救済が出来るBHBS方式です。

オスモは完全に乾いていませんが、明日はこんなことはやってられません。
コロナ対策の緩和で、僕の在籍している三島柔道界の地区大会のような行事があります。
孫に柔道を教えながら自分も体力錬成をしようと計画していますので、試合会場に見学をさせて本人がやりたいと言えばやらせるつもりでします。
将来はオリンピック選手と夢は大きく持っていますが、肝心の本人が嫌だと言えばそれまでになります。
夜も、理事会が控えていますので、明日は柔道の日になっています。

さて、ダクトを交換したら力強いダンピングの効いた低音が戻ってきました。
レコーダーポン置きの録音で、違いが分かれば幸いです。
来週末には、近畿から3名様の襲撃を受けますので、そのときにダクトを交換した音の違いの確認をお願いすれば良いですね。




ダクトの製作の続き

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箱の内部に入るダクト部分とショートホーン部分は別々に製作して後ほど繋ぎ合わせます。
材質も内部の筒の部分は、アカシアの集成材、ショートホーン部分はウォールナットの無垢材を使用しています。
簡単に内部の研磨と外部の研磨を済ませて言います。
この部分は、見えなくなる部分なので適当です。

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ショートホーン部分ですが、あらかじめ大きくザクリを入れてから、木工旋盤で造形をします。
このザクリの時に大量な切り屑が発生します。

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大雑把に削り出して全体のデザインや研磨の方向性を考えます。
この作業の時に、調子に乗って削りすぎると穴が開いてしまうので注意が必要です。

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塗装まで完了、乾燥を待つのみ。




ローエンド自作スピーカー・・・・・塩ビ管利用のダクトには無理がある

カテゴリーにローエンド自作スピーカーを加えました。
ローエンド自作スピーカーは、スキャンスピークなどのハイエンドユニットと区別するために作りました。
昨日の行動は、ハイエンド自作スピーカー関連になります。

一晩経って、現在は10cmフルレンジKP1018Aの箱の調整に明け暮れています。

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新作のダクトの径は、65Φのつもりで塩ビ管をかってきましたが、VPが無く仕方が無く薄いタイプの塩ビ管を代用で使用していました。
65mmの径でも少し大きいかな?と思っていましたが、今朝、音を確認すると明らかに低音の過多になっています。
念のために、塩ビ管の径を図ると約70mmもあった。(汗)
そこで、10mm厚の発泡ゴムをダクト内部に仕込んでダクトの面積を調整することにしました。

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この状態で試聴をすると、少し量感が少なく締まりも少し悪い。
これでは、調整は出来ていません。
四角いダクトならmm単位で調整が可能ですが、筒状では厳しいですね。
そこで、ダクトも自作をすることにしました。

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材料は、ユニット専用の穴を開けた際に出る円型の板を再利用することにしました。

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円の径が小さいので大きな板にネジ止めして固定してから、自在錐でダクトの穴を開けて行きます。

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900×140×20mmのウォールナットの板です1枚1,800円ほどします。
ローエンド自作スピーカーと銘打ちましたが、ユニットはローエンド、箱はミドルエンドと言ったところでしょうか?

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ウォールナットの板から切り出したダクトの材料を圧着中です。
これを木工旋盤でショートホーン+ダクトへと造形をして行きます。
この作業が実に楽しい・・・・ものつくりの楽しさを満喫しています。
これが、仕事になると突然つままらなくなり、ストレスの根源になりますので立場変わると楽しさも変わる良い例ですね。

さて、仕事はしていませんが、長年の癖で13時より工作の開始です。