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部屋の特性の続き・・・・・遮音性能

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写真は、部屋の北側の窓になります。
部屋の遮音性能で最も弱いところが窓になります。
対策で外側に二重サッシ、内側に特別注文の金属の網入りの厚みのある強化ガラスの組み合わせです。
二重サッシとインナーサッシの間は、約20cmと理想的な間隔を保っています。
これは、壁厚がコンクリート厚18cm+断熱材6cm+板1cmの計25cmのお陰です。
これより狭いと遮音効果が薄れるようです。

家の前は、バス通りで尚且つ伊豆縦貫への抜け道になっていますので、木造の時には車の騒音で音楽鑑賞に集中が出来ないときが多々ありました。
鉄筋コンクリート住宅にしてからその点は解消されましたが、築20年近く経年したサッシの劣化か?最近、自動車の騒音が聞えるようになりました。
と言っても、爆音で近隣に騒音公害など起こすレベルではないですが、外に出す音は問題なくても内に入って来るノイズは部屋の遮音(SN)が良いだけに気になります。

昨年したリフォームの続きで、ついでにサッシの新調を考えてみましたが、ロックをしながらガタをを確認すると少しガタが出ている。
サッシのあわせの部分の点検もするが、インナーだけに劣化が認められない。
フレームが樹脂製なので取り付け部分が変形したのか?
ロックを外してみることにしました。

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ロックを外して確認をするとセンターの陥没が酷い様に思える。
単純にサッシとロックの間にシムを入れればロックの圧力が増すはずです。

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そこで、適当な厚みの金属板がないので樹脂製のカードケースを代用することにしました。

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応急処置なのでこんな感じで良いでしょう。
効果の確認が出来れば良いだけです。

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ロックを増すときに圧力を感じます。
ロック後のガタは解消されました。
肝心の遮音効果は、バッチリです。
自動車の音が全く聞えません。
バスや大型トラックの超重低音は、かすかに聞えてきますが、これは新築時と同様です。
適当な薄い金属板を探して対応をします。
北側だけの対策で嘘みたい遮音性能が上がりました。
南側の窓の方が、直射日光に晒されているため経年劣化が進んでいると思いきや、全く問題ありませんでした。
殆ど開けることがないので、開け閉めに時にかかる圧力の影響が少ないためかもしれませんね。

部屋の癖対策と同様に遮音性能向上は大切ですね。
ちなみに自室の遮音性能は、D50以上はあると思います。
機器類のハイエンド化も大事ですが、部屋のハイエンド化も大事ですね。


余談

好きな言葉

石の上にも三年
実るほどに頭を垂れる稲穂かな。
能ある鷹は爪を隠す。


嫌いな言葉

負け犬の遠吠え
虎の威を借りる狐。



部屋の特性が・・・・・

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写真は、リバーシの前後の様子です。
リアにあるダクトは、少し大きめに作ってあります。
それは、多い物の調整は出来ますが、少ない物を多くすることは出来ない。
後者の場合は一から作り直しになります。
ですから、見栄えの良い市販品のダクトを設けると箱の容積を変えなければなりません。
今回、10cmの箱を3パターンほど作ったのは、それが理由です。

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大きめのダクトは、桟木を入れてダクトの面積を調整しています。
自室では、この面積で丁度良さそうですが、部屋に寄ってはこの桟木を外しても足りなくなる可能性があります。
全ては、自己の好みでの調整ですが、結果として再生帯域も伸びてる。
機械が音楽聴くわけでもないですので、個人が良ければそれで良いと思います。
難しいことは考えると自作スピーカーをすること自体面白くなり、趣味として衰退します。

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ここまでやると限りなく密閉に近づきますが、少しでも隙間があると量感は少なくなりますが低音は出ます。
完全に塞ぐと6cm本来の細く寂しい音になります。
吸音材を沢山使用しても量感は減りますが、隙間があれば低音がでますが、共鳴を利用する意味が無くなりますね。(笑)
必要悪の吸音材ですが、万能ではありません。
高域は効率よく吸音しますすが、帯域が低くなるに連れ効果は減少します。
故に低音の量感あまり減りません・・・が経験では入れる位置(バックキャビ)で大きく減衰します。
BH、BHBSならハンドレッド単位で製作をしている経験からです。


部屋の特性で音が変わる。

今更ですが、低音の量感と最低域は、部屋の特性で決まると言って過言では無いです。
これは、他の部屋での再生時に大きく現れます。
ですから、市販品の高級スピーカーがブミーで酷い状態になってる状況を、サーロジックの村田さんとクリニックで訪れたこともありました。
多すぎる分には、板振動で吸音させれば良いのですが、低音が位相反転(打ち消し合い)でかき消されている部屋では・・・・・
大変な作業になります。
位相反転(定在波)は、同じ部屋の聴く位置の違いでピークにも成ったり、全く聞こえない状態にもなります。
最も、此の状況はある程度広い部屋に多く現れます。
逆にリスナーの直後ろが壁などの狭い部屋だと定在波の影響で低音の量感は増えます。

自室の話ですが、長手方向の長さは6m10cm(京間なら6m30cm)ほどあります。
鉄筋コンクリート住宅なので、木造住宅より壁が厚い分狭いです。
此の状態の時に、全く聞えない帯域がありました。
40Hzが全く聞えない! 当初は、小口径のBHやBHBSなので50Hzまでの再生しか出来ていないと考えていました。
そこで、20cmウーファー(FW208N)を片チャンネル2本で低域の足りない部分の再生を試みるが、40Hzの再生が出来ず測定した結果は、40Hz付近に大きな谷が発生している。
再生帯域は、23Hz付近に小さな山が発生しているので23Hzは部屋の特性でピークが現れていたのだと推測される。
それだけなら良いですが、ミッドバスが耐えがたいほど膨れ上がり、これが切っ掛けでルームチューンをすること5年の歳月を要しました。
膨れたミッドバスとの戦いでした。
ですから、完成度の高い市販ハインドスピーカーでも、部屋が悪いと上手になってくれません。
低域のエネルギーが大きいだけに低音対策で苦しむことでしょう。
もっとも、超高級ハイエンドの所有者の方は、部屋までハイエンドにしていますので問題は、短期で解決していることでしょう。
超高性能のハイエンドスピーカーも全て同じ系統では無く個性があるので、メーカーの音の傾向で好き嫌いが出るのかもしれませんね。
俺は、ウイルソンオーディオ!また、違う俺はB&W、またはJBLなど様々ですね。
話がまた逸れました。(汗)

部屋の影響が出ますが、一つ良い方法をがあります。
音量を上げなければ定在波、フラッターエコー、ブーミングなどの影響は小さくなるで特にルームチューンは不要かと思います。
ラジカセ程度音量なら殆どのお部屋では良い感じで聞けると思います。
ただし、オーディオ本来の楽しみは薄れるますね。

明日は、荷の梱包をして広島行きの準備をします。
遠方ですが同じ趣味の持つ方々との交流は楽しみです。
オーディオは一人で行う趣味ですが、オフ会や他のお部屋への訪問は楽しく発見の宝庫。
仲良しグループは最高ですね。


3Fオーディオルームの整理開始

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土曜日からに日曜日に掛けて、西伊豆の雲見温泉に行ってきました。
コロナで、客足も減っている?のかと思いきや、宿泊客の多いことにコロナなど関係ないような雰囲気に感じました。
もちろん、旅館内は通常の定員の半分での営業なので少し簡素には感じます。
どこでも同じですが、検温、マスク着用、手の消毒は欠かせないですね
定期的に、新鮮な刺身が食べたくなるので旅館か民宿に宿泊しないと食べれないから、定期的に訪れています。
旅館は、いつものいなばや旅館さんで浮気はしない主義です。

日曜日は、部屋の片付けがあるので早々に三島に帰ってきました。

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木製ロッカーを追加で2セットを一気に作り上げました。
サイズは、1800mm×450mm×300mmなので以外と重い。

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なんとか、1つはウエイトリフティングの容量で棚に固定しましたが、2つ目がどうにもこうにも持ち上がらない。
どうも、1つ目で体力を使い果たしたようです。

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30分ほど、他の仕事をしてから、再度、挑戦したら・・・・・見事!クリアー・・・・・金メダル?
還暦を過ぎたら、日に日に落ちるパワー・・・・・若い頃なら、軽々と持ち上げていたと思います。
友人の引っ越しの時に大型冷蔵庫を一人で運んで人間フォークリフトの異名を取ったのですが、見る影も無いですね。

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夜は、自室有る箱を2Fの部屋へ移動。
学生の頃、クラブ活動での階段上りを思い出されました。
学生の頃は、駆け足で階段を上っていた記憶がありますので、この辺でも加齢を思い知らされています。(汗)
作業手順として、まだ、入り口付近にいる状態です。
今晩も、帰宅後に作業を開始します。
しばらく、オーディオ所では無くなりました。


小屋の進捗  【防音・遮音】

外は、暴風です。
天気と他の仕事の具合で、小屋の建築工事が足踏み状態です。
その上、サッシの納期が遅れていて今月の28日以降で無いと入荷しないとか?
そう言えば千葉のOさんが、同じようなこと言っていたのを思い出しました。
部屋の小窓分は既に取り付けていますが、肝心の入り口の引き戸の分が遅れているので、6月過ぎで無いと小屋は完成しない予想です。
連休前にとか言っていたのが???です。

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仮の入り口で何とか雨の侵入を防いでいます。

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小窓サッシの周りの壁に、グラスウールを補充しています。

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グラスウールの上にダイケンの遮音シートで覆い、その上にプラスターボードを貼り付けています。
遮音の具合で、プラスターボードの上に構造用合板を貼るか決めます。
無用に材料を使用しても、部屋が狭くなるだけですので注意が必要です。
電動工具の音がご近所に漏れなければ良いだけですので・・・・

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母屋のコンクリートの色を意識したサイディングの色です。
サイディングの厚みは15mm有りますので、本格的な家と変わりがありません。
少しやり過ぎかもしれませんね。

小窓の上に、エアコンを設置する予定です。



自室のエアコン・クリーニングの準備による音質低下?

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自室のエアコンは、自宅の新築時に購入した物で18年近く稼働しています。
特に不備は感じていませんが、経年で能力低下が疑われています。
夏に向けて、今の暇な内の交換を考えたのですが、妻が申すには2Fのエアコン2台と1Fエアコン2台を業者委託のクリーニングをしたら、性能が改善されたのでワンチャンスで清掃をすることに決めました。
清掃業者は、近所のエディオンの委託業者になるそうです。
そこで、妻に小言で言われたのは天井パネルがあるので清掃が出来ないので、業者が来る前にパネルを外すように言われました。
外したパネルは2枚分なので600mm×900mmのサイズが2枚で1.08㎡の吸音テックスがむき出しになっています。

天井のパネル総数は、23枚ありますので2/23で10%にも満たない面積です。
しかし、音は変わります。
明らかに、低位が右寄りになりましたので、天井の反射もリスナーに影響を及ばしているようです。
ただし、ラジカセ程度の小音量では影響はありませんので、音のエネルギーに比例して吸音をしているようです。
全部外したら・・・・・・建築当初の悪夢が思い出され、精気を吸われた音はもう音楽を楽しめる状況では無くなります。
でも、この天井一面の吸音テックスは、無いと逆にとんでもないことになるとなると思います。
反射パネルだけだと反射がきつくなるので、フラッターエコーでも無いのに中高域が煩くなる可能性があります。
反射板の設置の隙間と裏側の吸音テックス吸音が程よいバランスで部屋の癖を無くしているようです。
自室の人の声は、実に自然で残響時間など無いように感じます。(実はあります。)
フラッターエコーは、柏手を打つとビ~ンと反射音がでます。
ミッドバス過多、または高音の吸音過多は男性の話し声が、太く語尾が少し伸びます。

吸音材は、スピーカーでも必要悪で、費用不可欠です。
部屋とスピーカーを同等と例えられますが、内部反射は互いに共通する面もありますが、実はサイズが大きく違いますので実際は異なります。
定在波など、スピーカーcm単位ですが、部屋はm単位なので波長が全然違います。
未だによく分からないのが、小型の箱の定在波を気にしていることがありますが、個人的には反射の波長が短いので吸音材を入れれば簡単に干渉できるように考えています。
むしろ、1次反射の波長がユニットに及ぼす影響の方が大きいと考えていますが、これは経験から来ています。

あれ・・・・・また、話が横道に反れました。

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外した反射パネルの裏表です。
年月の経過は、裏側の埃で分かりますね。
3Fのバルコニーに出して、面倒なので水洗いをして綺麗にしました。
この板の材質は、スプルースを使用、板の幅も変えて、隙間を空けて配置しています。

Stereo誌2003年2月号のルームチューンの特集で、この天井用反射パネルと自室が紹介されています。



著作権の申し立てが、ほとんど無いクラシック3曲を録音しました。
録音では、低位の偏りはわかりませんね。
やはり、耳(人間)は、繊細なのかもしれませんね。
最初の頃に、僕の動いた音が録音されています。(汗)
・・・・・しかし、機械の方が忠実に記録している場合が多いのも事実ですので、悩ましいですね。

A級アンプ2台で暖房いらず?

A級プリメインアンプのE-800のバイアンプ用に仕入れたA級パワーアンプA-48で、目下部屋には同等の性能のA級アンプが2台になりました。
音も変わりましたが、部屋の環境も少しですが変わりました。
最近、エアコンで暖を取ることが無くなりました。
このアンプ2台のお陰で、暖房が不要になっています。

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写真は、E-800の天板の様子ですが、放熱用のフィンは箱に覆われています。
天板に放熱用の穴が開いているだけなので、必然的に熱は天板からしか逃げません。
ですから、天板上との距離を取らないと板が高熱になりますので注意が必要でした。
放熱のほとんどは上に行っていたので、暖房効果は知れています。

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アルミ材ヘアライン仕上げのトッププレートがA-48より追加になり、本格的なパワーアンプの風格みたいなものを感じます。
左右の放熱用のフィンから効率よく熱が放射されているようで、E-800ほど天板は熱くなりません。
明らかにA-48が増えたらエアコンの電源を入れることは無くなりました。
夏は、エアコンの効きが悪くなりそうです。



11.2ch解体・・・・おまけでサブも解体準備

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11.2chも時間と手間を掛けて構築したのに飽きると解体となります。
最近では、映画を見ても全く11.2chを使用することはありませんでした。
理由は、少し音量を上げるとプロテクターが掛かってしまい映画を見ていると、興ざめをしていました。
やはり、A級アンプと違いAVアンプは、公称出力よりパワーが無いように感じます。
5.1chまでスピーカーの数量を減らしましたが、状況の改善には至りませんでした。
一番良い場面で、音無しになってしまう。

そこで、メインからテレビの音を出すと音その物が違うし、パワーが入りました。
2chで十分と感じた次第です。
特に、音楽DVDの再生の時には、別世界の音の違いでした。
それと、新作のエージングには、テレビは丁度良い音源になりました。

思い立ったら吉日ではないですが、明日は休みなので解体作業をおっぱじめました。(大汗)
スピーカーケーブルの撤去が大変で、有る諺を思い出しながら、ひたすらこじれた線を直しながら外して行きました。
その時に、LVパネルの裏側に隠してあったサブが登場することになります。
1年以上?使用していないので、もう使うことは無いでしょう。
これも、ユニットを外して解体をする事にしました。

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使用していない線も含まれています。
この辺を綺麗したのですが、面倒で何回放り出そうかと思ったことか・・・・・
個人的は、ずいぶんと楽しませて貰ったので仕方が無いですね。

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今日は、片側で終わりです。
メインのスピーカーの位置が、50cm以上後ろに移動することが出来ました。
物が増えるごとに、少しずつ前に出来てきていたメインスピーカーでしたが、これで定位が良くなることでしょう。




平面CDラック製作

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檜の間伐材なのか?140mm×3000mm×20mmで900円弱は安い。
節は多いですが、特に気にしなければ良いだけで機能面に影響は無い。
檜特有の匂いも良いですね。

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主に聴くCDは、限られています。
PCからCDRで独自のオムニバスを作るのですが、本気で音楽を聴くときには原盤を使用して聴いています。
その時に、どうしても数枚をラックの側に無造作に積み上げていますので、整理整頓の面では関心が出来ませんね。
そこで、平面式のCDラックの製作に取りかかることにしました。

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1列にCDが44枚ほど入りますので、全て120枚以上収まると思います。
これなら、欲しいCDを探すのが早くなります。

アナログ専用試聴位置を決める

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昨晩、出張先から帰ってきました。
早速!リセットされた耳で音の確認ですが、昔の記憶が鮮明に戻っているのか、試聴距離に違和感を感じてスピーカーの位置を変えました。
メインは、部屋の縦方向での使用ですが、アナログの方は、横使いに変更。
40数年前は、6畳一間でオーディオを楽しんでいましたので、そのときの雰囲気を体が覚えていたようで、若かりし頃の思いが甦っています。
こうなると、音がどうのこうのでは無いですね。
完全に雰囲気の音楽を楽しんでいます。

試しに、録画をしました。



メインは?
メインは、メインで良いですね。
こちらは、横綱相撲のようにどっしり構えているような雰囲気です。

部屋の整理整頓

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部屋の整理整頓で、まず最初に聴かなくなった箱を部屋の外に出しました。
ユニットも外しています。
僕の現在のスキルでは、音の調整は大変厳しい物があります。
エージングが早いか?耳の慣れるのが早いか?

このような大型の箱は、部屋の中にあるとたばこでは無いですが、『百害あって一利なし』調整のやる気が完全に失せてしまったので部屋から追い出した次第です。
ドンパチ系は、いい感じで切れ込み気持ちの良い音をしていますが、他が硬すぎて耐えがたい。
好みの全てが、ドンパチ系なら良いのでしょうが、色々なジャンルを聴きますのでNGにしました。
しばらくは、ブログネタから離れます。

逆にFE168NSのバランスが、非常に良く気持ち良い音を奏でています。
もう、1セット買おうか迷いが・・・・・・・(汗)