上には上が・・・・・??

写真は、今までアップした写真をもとに作りましたが、OMP-600の試作箱のサイズの違いを確認しました。
もしかすると、小さい方はもう少し多きかもしれません。
小さい箱を、試作箱、大きい方を応募作と呼びたいと思います。
双方とも、石田式BHBSですが、サイズと吸音材の使用に違いがあります。
試作箱は、比較的に低音の量が多いソフトでエージングを兼ねて聴いていました。
そのためか?それなりに低い方はあまり出ていませんでしたが、ダクトスリットから50φの塩ビ管の交換したら、量感は増え他の箱と比べなければ、遜色無く聴こえていました。
しかし、応募作と比べるとその違いは大きかった。
ユニットの癖?を疑い2セット目のユニットの購入して確認したところ、箱に問題があったのか?
時間の経過で、箱の癖が取れたのか?分かりませんが、気になった音は改善されていた。
ただ、ユニットの新旧で能率と情報量に差が発生。
当初は、ユニットのエージングを疑っていましたが、昨日、一次帰宅した際にユニットを交換したところ、同じ症状が発生しています。
考えられるのは、試作箱は、箱のサイズの小さいことから低域の再生力が劣り、BHで言うところの最終開口部の容積が少ない上に吸音材を使用していなために、中高音が盛大に漏れ出していたことです。
バックの音は、相のずれが低音なら干渉するところですが、中高音と言うこともあり干渉による音圧の減少は無く、むしろ音圧の向上の手助けをしているようです。
応募作に比べ中音、中高音の音圧は高いのですが、粗く安ぽい音、情報量が多いと感じていた音は単に音圧が高いので錯覚をしたようです。
対策として、吸音材を仕込んだら粗く感じていた音は緩和された。
バックの音を0にすることは、密閉でも無理で箱鳴りとして帯域を変えて発生していますし、バスレフでもフルレンジの場合はダクトから低音と同時に中高音は漏れ出している。
逆に無くするのでは無く利用する方が、得策と考えています。
応募作は、低音がしっかり出ているので音全体がゆったりと遅く曲が流れるように聴こえています。
しかし、少し中高音が大人しいので、知らず知らずに音量を上げていますので、もう少し吸音材を減らしてバックから出いる音を利用して音全体のバランスを取りたいと考えています。