オーバーダンピングより経済的なノーマルユニット

写真はFE108solとAlpair7ですが、音は好み次第というところでしょうか?
違いはFE108solの方が、中高域のエネルギーが大きく低音再生はAlpair7の方が少し伸びている程度の違いです。
大きく違うことは、箱の容積です。
これは、板代や部屋の専有面積に関係してきます。


写真上の箱はFE108sol用で、音道の幅が195mmあります。
高さを600mmとしたために、音道幅が大きくなっていますが、写真下Alpair7は160mmと35mm幅が小さくなっています。

決定的なのは、ダクトの径の違いです。
FE108solのダクトは市販品のダクトで約100mm、Alpair7は、当初75mmとしていましたが、低域過多のバランスになっていました。
そこで、異形接手を使用して60mmにサイズダウンを試みるが、それでも低音過多の症状は治らず、50mmまでサイズをダウンして良いバランスになりました。
石田式BHBSとしては、ユニットの口径に対して明らかにダクトが小さいです。
要するに、箱のサイズが大きいことがダクトのサイズダウン化にした原因でした。
推測ですが、Alpair7の箱の音道の幅は140mm程度で十分のような気がしますが、作ってみなければ分かりません。
Alpair7の箱の箱は、1発勝負・・・経験からくるユニット能力の推測で作りましたが、大いに裏切られています。
箱の容積を小さくしてダクト径を大きくするか、極端にダクト径を無駄に小さくするかは、音が良い方に軍配が上がりますが、音が変わらなければ容積が小さい方が良いと考えています。
今考えているのは、fostexのFX120を使用したBHBSを作ろうかと思いを膨らませています。