石田式・BHBS
りょうさんのコメントに刺激されて石田式BHBSについて再度書きます。
BHの開口部を塞いでダクトを設ける手法は、昔から存在していましたので特に凄い手法ではないと思います。
BHを所有している方なら一度はBHの開口部を塞いだ経験はあると思います。
このBH開口部を塞いでBHBSとする手法は、人によって様々なようです。
個人的に石田を用いたのは、他のBHBSと目的が少し違ったためでした。
簡単説明は、短い音道で効率良く低音を引き出すことを目標にしています。
結果、板の使用量が減る、部品点数も減る、組み立てが簡単で早く完成が出来る。
ダクトのサイズを変更することで、様々な低音を生み出すことが可能。
サイズの変更の方法は、板で製作した四角いダクトを大きく作り、板をダクトに入れて調整する方法とダクト自体を交換する方法と色々とあります。
簡単に出来るのは四角い板のダクトの面積を詰め物で小さくしていく方法がお勧めです。【写真参照】

本題に移ります。
箱のサイズに限界はありますが、箱のサイズが大きくなればなるほど低音は出しやすくなりますが、それなりに音道に変化が必要です。
漫画図でサイズの違いによる音道の違いを明記しました。

H450mmは、シンプルで好んで使用している音道です。
1.空気室は、中音の再生を考慮して通常のBHより少し大きめにしています。
大き過ぎる場合は、詰め物を入れて容積の調整が可能ですが、小さい場合は取り返しがつかない。
2.スロートの面積が肝で、ユニットの口径の面積に対して1:1もしくは±2割程度として、空気室の容積が小さい場合はスロー面積を大きめにして、空気室が大きい場合は、逆に小さくしています。
3.音道の広がり率は大きくて、スロートの長さにもよりますが、15cm以上ある場合は次の直感の面積はスロート面積の200%近くにしています。
その次のコニカルに移る時の面積も同様に、第2直感の200%近い面積から13度で広がっています。
4.ダクト面積の基準は、ユニットの面積に対して1:1もしくは±2割程度としています。
肝心の長さが難しくて、癖が少ないのが大きく短いダクトが癖が少ないですが、量感過多、レンジが狭くなる傾向がありますので、全体のバランスを考慮しながら、ダクトのサイズと長さを決めて行きます。
決して、最低域なのどのレンジを伸ばすための調整では無くて、バランス重視で音を決めています。
結果としてワイドレンジフルレンジに近い箱が出来ています。
H600mmの箱は、基本的にはH450mmと同じです。
ユニットの特性応じて、音道の横幅を変えながらスロート面積を微妙に変えることにより音道の広がり率も変えています。
H900mmは、音道をシンプルにする傾向は同じで、音道の長さが長くなることにより最低域が必然的に伸びます。
音道の広がり率もほぼ同様な傾向です。
こんな感じで箱を作りますが、1作目の箱を基準に低域の量感の検証をして箱サイズ、音道の広がり率など変えて追い込みます。
もちろん、1作目の箱でダクト交換など色々と調整を繰り返してから2作目に移ります。
まだ、低音再生のコツはありますが、実践してからでないと理解が出来ないこともあります。
奥が深くて未だに迷いが多く出ています。
全てでは無いですが、以上が音に関することです。
デザイン性
BHBS化することによりデザインに自由度が出ました。
ダクトを見る限り、シングルバスレフと同じですので、見た目は少し大きめなバスレフの箱に見えます。
少し凝ることにより、ラウンドの形状も可能だし、アバロン風のデザインも可能です。
究極は、ファラオの形状ですが、その気になればオブジェのようなデザインも可能と思います。
素人の自作スピーカーと言えども、見た目は美しいに限ります。
家族との円満なライフを構築する上でも家具調な高級感あふれる自作スピーカーのデザインも良いのではないかと考えています。
そんな独断と偏見な考えで作っている自作スピーカーなので、石田式BHBSと命名しています。
いい加減なので、話半分八掛けと理解してください。(汗)
余談ですが、FBで同級生が紹介していた動画が、西伊豆の家の近くの海岸だったので保存しました。
動画中の彼女の右肩付近の約400mくらい後方にスピーカー置き場になっている西伊豆の家があります。
環境からすると廃屋は、別荘?
BHの開口部を塞いでダクトを設ける手法は、昔から存在していましたので特に凄い手法ではないと思います。
BHを所有している方なら一度はBHの開口部を塞いだ経験はあると思います。
このBH開口部を塞いでBHBSとする手法は、人によって様々なようです。
個人的に石田を用いたのは、他のBHBSと目的が少し違ったためでした。
簡単説明は、短い音道で効率良く低音を引き出すことを目標にしています。
結果、板の使用量が減る、部品点数も減る、組み立てが簡単で早く完成が出来る。
ダクトのサイズを変更することで、様々な低音を生み出すことが可能。
サイズの変更の方法は、板で製作した四角いダクトを大きく作り、板をダクトに入れて調整する方法とダクト自体を交換する方法と色々とあります。
簡単に出来るのは四角い板のダクトの面積を詰め物で小さくしていく方法がお勧めです。【写真参照】

本題に移ります。
箱のサイズに限界はありますが、箱のサイズが大きくなればなるほど低音は出しやすくなりますが、それなりに音道に変化が必要です。
漫画図でサイズの違いによる音道の違いを明記しました。

H450mmは、シンプルで好んで使用している音道です。
1.空気室は、中音の再生を考慮して通常のBHより少し大きめにしています。
大き過ぎる場合は、詰め物を入れて容積の調整が可能ですが、小さい場合は取り返しがつかない。
2.スロートの面積が肝で、ユニットの口径の面積に対して1:1もしくは±2割程度として、空気室の容積が小さい場合はスロー面積を大きめにして、空気室が大きい場合は、逆に小さくしています。
3.音道の広がり率は大きくて、スロートの長さにもよりますが、15cm以上ある場合は次の直感の面積はスロート面積の200%近くにしています。
その次のコニカルに移る時の面積も同様に、第2直感の200%近い面積から13度で広がっています。
4.ダクト面積の基準は、ユニットの面積に対して1:1もしくは±2割程度としています。
肝心の長さが難しくて、癖が少ないのが大きく短いダクトが癖が少ないですが、量感過多、レンジが狭くなる傾向がありますので、全体のバランスを考慮しながら、ダクトのサイズと長さを決めて行きます。
決して、最低域なのどのレンジを伸ばすための調整では無くて、バランス重視で音を決めています。
結果としてワイドレンジフルレンジに近い箱が出来ています。
H600mmの箱は、基本的にはH450mmと同じです。
ユニットの特性応じて、音道の横幅を変えながらスロート面積を微妙に変えることにより音道の広がり率も変えています。
H900mmは、音道をシンプルにする傾向は同じで、音道の長さが長くなることにより最低域が必然的に伸びます。
音道の広がり率もほぼ同様な傾向です。
こんな感じで箱を作りますが、1作目の箱を基準に低域の量感の検証をして箱サイズ、音道の広がり率など変えて追い込みます。
もちろん、1作目の箱でダクト交換など色々と調整を繰り返してから2作目に移ります。
まだ、低音再生のコツはありますが、実践してからでないと理解が出来ないこともあります。
奥が深くて未だに迷いが多く出ています。
全てでは無いですが、以上が音に関することです。
デザイン性
BHBS化することによりデザインに自由度が出ました。
ダクトを見る限り、シングルバスレフと同じですので、見た目は少し大きめなバスレフの箱に見えます。
少し凝ることにより、ラウンドの形状も可能だし、アバロン風のデザインも可能です。
究極は、ファラオの形状ですが、その気になればオブジェのようなデザインも可能と思います。
素人の自作スピーカーと言えども、見た目は美しいに限ります。
家族との円満なライフを構築する上でも家具調な高級感あふれる自作スピーカーのデザインも良いのではないかと考えています。
そんな独断と偏見な考えで作っている自作スピーカーなので、石田式BHBSと命名しています。
いい加減なので、話半分八掛けと理解してください。(汗)
余談ですが、FBで同級生が紹介していた動画が、西伊豆の家の近くの海岸だったので保存しました。
動画中の彼女の右肩付近の約400mくらい後方にスピーカー置き場になっている西伊豆の家があります。
環境からすると廃屋は、別荘?
ワイドレンジフルレンジの達成?

フルレンジの良さは、ネットワークを介さない新鮮な音のイメージが強いですが、もう一つ良いことがあります。
低域のレンジこそ伸びていませんが、最近のフルレンジは高域も改善されてツイーター並みの高域も出すフルレンジユニットも確認しています。
最大の利点は、音の骨格をメーカー主導で作り終えていることです。
ですから、自分の好みと経験でユニット選びが可能だし、相性の合うメーカーのユニットを選べば酷い失敗もないです。
過去の欠点として口径が大きくなるにつれ低域は有利に働いていましたが、高域の質が減退しているケースが多かったですが、最近は改善されいるので、口径が大きくなってもフルレンジで十分使えます。
しかし、足りないのは低音です。
下は、最低40Hzは欲しい・・・・・蚊の鳴くような40Hzでは無く100Hz付近と聴感上同等の音圧で聴こえる状況ですので、蚊の鳴く音量で30Hzが聴こえる程度までは持っていきたい。
入力も大きくしたいと考えると、手法はいつも言っている共鳴を利用する方法になります。
共鳴も様々な手法がありますので、低音の再生に当たっては様々な手法の良いところを取り入れて作るのが肝になります。
と言葉では簡単ですが、帯に短し襷に長しと中々良いところを出すのは至難の業ですね。
最近では、共鳴に利用しているユニットの音の傾向は、オーバーダンピングではなくバスレフ向きのユニットを使用しています。
ここでも、掟破りをしていますが、バスレフ向きのユニットをBH化すると、凄いブミーな音になりますので、通常のBHでは制御が難しい。
しかし、低音の量感は簡単に得られるますので、禁断のユニットを手なずけたいと願うのが人情です。
手なずけるまでには程遠いと実感していますが、何とか最近は形が見えるようになってきています。
もう少し、詰めるとワイドレンジフルレンジの達成が出来そうな予感を感じています。
嫌いな目で見る音の確認の測定も、まじめに必要になってきました。
マルチのメインは当分、サブに徹してもらいます。(笑)