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戌年最後の箱作は・・・

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今年最後の箱作は、ロジャースのユニットを使った小箱の製作です。
2作はH900mmを超える箱でしたが、今回は半分の箱で抑えるつもりでいます。

フロントバッフル脱着式、ダクトも調整可能、バッフル効果を出すために側面の面取りはしない方向で考えています。
音出しが、楽しみです。

耳がFE?

20日から昨日まで千葉の袖ケ浦へ出張に行っていました。

出張で良いことは、耳がリセットされることです。
メーカーやサイズやシリーズの違いでユニット自体の音もまちまちです。
原音再生の観点から見ると???になる状況ですね。
これは、市販品も同様でどれが正しいのと思わせる節がありますが、個人的には最初から気持ちの良い音で鳴ってくれればすべてのユニットがOKなので大した問題でありません。
重要なのは自分の耳の感度が、色々な傾向に振られることです。

今迄、メインで聴いていたのはMAOP11でした。
ですから、必然的に耳がMAOP11に特化した状態になっていたと思います。
ですから、次に仕入れたAlpair11MSの中音の張り出しが、少し耳につきました。
総合的には、MAOP11に軍配が上がりAlpair11MSはサブにしています。

そして、より中高音の押し出しが強いFE168NSを購入。
F特上では改善されている中高音ですが、MAOP11に耳が特化していたので、中高音が刺さるまではいきませんが、耳障りな音が感じられた。
箱が、Alpair11MS用なので低域の出方が鈍い。
その影響もあり、バランス的にハイ上りになっていたのが、特に煩く感じさせたのだと思う。

専用の箱の製作で、印象が一変した。
煩いかな?と感じた中高域が心地よい音に変わった。
気持ちの良い音は、何時間も聞きたくなります。
お陰で、完全に耳がFE寄りにセットされました。
今回の出張で、耳はリセットされていると思いますので、昨日の音出しを楽しみにしていました。

結果は、中高音より低音の量感の多さが気になり、ダクトの面積を小さくすることからの試聴でした。
若かったころの雰囲気が戻ったような錯覚をしています。
FEの中高音が、久々に気持ちよく聴こえてくる。

耳がFE耳になったのかもしれませんが、過去はFE耳から脱却した経緯を考えれば、このユニットを気に入っているのだと思います。
もうしばらくは、この箱でエージングを進めて行きたいと思います。
MAOP11に比べると非常に安い買い物した気持ちが強いですが、いずれにしても箱次第と言ったところでしょうか?

リアルタイム低音確認のリベンジ

昨日は、著作権侵害に触れてブロックされてしまい記事を削除していました。
リベンジで行いましたが、また、ブロックをされるかもしれません。

このソフトは、低域の下が出ているとかと思いましたが、それほどでもないですね。
40Hz止まりの感がありますね。



低音が過多状態に・・・・

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昨日に比べて、予想通りに低音の量感が過多気味になっています。
そこで、ダクトの面積を減少させてボンツキの改善をしています。
昨日までの開口部の面積はピークで、ほぼBH化していました。
高さで4cm小さくなっています。
横幅が22cmありますので、88c㎡の面積の減となっています。
もう少し小さくても良いのですが、しばらくはこの位置で放置します。

BHとBHBSの中間点



今回の箱の製作にあたり、BHの要素を多く引きずって製作した感があります。
音道の仕切りを1つ増やしただけなのですが、音への影響は顕著に出ています。
無理やり低音の量感を増やすための、ホーン広がり率の増大によるホーン長の短縮化は、ダクトの調整による音を纏める要素が強い。
ホーン広がり率が、通常の物はBHになるわけですが、箱の巨大化と低音不足や締りのないボン付き気味の低音が出る場合があるが、制御が殆ど出来ない。
どうしても、調整の出来るBHBSに方向性が向いてしまいます。

フルレンジの良さは、言葉の通りでフルレンジに何もプラスしないで聴くのが王道と考えています。
箱の工夫で低域の補強や高域の補強をしなくて済むようにすれば良いだけですが、そこが難しい。

FE168NSは、FEの良さを残しつつ、低域再生の改善がされている。
当初は、箱が小さかったので高域が煩かった印象がありましたが、箱で低域の量感を補強したら印象は変わった。
まだ、少しミッドハイに強調気味の部分を感じますが、許容の範疇に入るレベルですので音楽を楽しく聴かせてくれます。
エージングは不要な感じがしますが、もう少し箱とユニットのエージングが進むのを楽しみにしています。

困ったことに、耳がFE向きになってしまっていますのでMAOP11が、引っ込んだ音に聴こえてしまい爆音状態にしないと聞けない。
出張で、一度、耳をリセットして確認したいと考えていますが、FE168NSは良い買い物をした感が強いです。
妻の目を盗んでもう1ペアを仕入れようかと画策をしています。(大汗)

新作箱の試聴 【FE168NS】

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部品点数と箱の巨大化で断念したBHでしたが、結果オーライで石田式BHBSで良い感じで鳴ってくれています。
本来ならFE168NS VS MAOP11で音の効き比べしたいところですが、能率の違いが数値以上に違い同時に録音することが困難なために断念した次第です。
落ち着いた感じの壮年風なMAOP11に比べFE168NSは、元気溌剌な青年といった感じの音で好みを通り過ぎている違いです。
FE168NSをバスレフの箱を推薦しているようですが、疑問を感じています。
BHかBHBSで低音を持ち上げないと全体のバランスが取れずに、煩いイメージの音になります。

写真は、調整が可能なダクトですが、本来ならダクト面積に少し余裕を持たせるのが良いのですが、既に一杯の状態です。
BH製作の案の影響か?音道が少し長くなったので音道の広がり率が、若干!小さくなってしまった。
BHBSのホーン広がり率より、BHの広がり率に近くなっているかもしれません。
ダクト面積もダクトとは呼べずに、小さめのホーン開口部になっている?
その弊害で、低域の量感が少なくなった。
箱のエージングが進み、低音が過多気味になるのを祈るばかりです。






FE168NS 【専用箱製作】

下町ロケットを見ながら、箱の組み立てを行いました。
役柄で俳優のイメージが変わってしまう良い例が、イモトさん。
痛快で楽しいドラマも残念なことに来週で最終回。

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BHのつもりで漫画図を描いていたのですが、部品点数の多さに断念して、いつものBHBSに変更しての製作にしました。
赤丸の部分に、シール付きのフェルトシートを張り付けて高域の一次反射を軽減させているつもりですが、音を聴いてみないと分からない。
空気室への吸音材の量は、低音の再生に影響を及ぼすので、入れ過ぎはNGです。
高域にピークを感じなければ、入れなくても良いくらいです。

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組み立て途中で、フェルトシートを貼り付けています。
箱を組んでからの貼り付けは困難なので最初から付けています。
不要なら、剥がせば良いだけなので気は楽です。

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蓋【側板】を張り付けて半分までの行程は終了します。
出張の合間の工作ですが、明日も休みなので音出しは出来るかと思います。

FE168NSの試聴

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昨日、出張先から帰宅をすると部屋にFE168NSが届いていました。
限定品としてFE168solで販売しても良いと思うほどの質感があります。
見た目の第一印象は、良い音が出そうな予想がしています。

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Alpair11MS用で製作した箱は、BH用のユニットではサイズが2ランクほど小さい箱になっています。
ほぼ、点音源に近い横幅が小ささを物語っています。
箱にユニットを取り付けて試聴の開始です。

Alpair11MSの時のままでの音出しの感想は、中高域の張り出しが凄い!!
【若干?煩い?】
MarkAudioや通常の2wayに耳が慣れているので、余計?感じたのだと思う。
バランス的には、中高域よりですが、低音もしっかり出ています。
試しに、トーンコントロールで低域を持ち上げるといい感じのバランスになりました。
コーンが重くなったためか、今までのFEの低音と一味違う。
この低音は、MarkAudioにも負けていません。
その上に、主張している中高域の質は良くて、低域の質の向上に一役買っている。
マイケルジャクソンやドンパチ系など、下から上まで気持ちが良くエージングなど関係ないのではないのかと思わる。
こうなると、箱の方向性は決まります。
低域を効率よく持ち上げれば良いだけです。

基本の再確認で、高域があっての低域ですが、見事に低音を補助しています。
新しい箱の製作が楽しみになりましたが、どの程度大きくしたらよいのか?ゴミが数セット出る予感がしています。(汗)

FE168NSの発送のお知らせ

本日の18時過ぎのメールでのお知らせで、本日、Fostexさんから直接の配送になるとのお知らせがありました。
コイズミ無線さんの店頭に山積みになっている様子を連想したのですが、見事に外れました。
遅くても、明後日までに届いていると思いますが、自宅に帰れるのが早くて今週末、土曜日の夜に音が聴ければ幸いです。

BHで漫画図を描いていますが、音の確認をしていないので巧く描くことが出来ないでいます。
結局、慣れているBHBS化にするかもしれません。
いずれにしても、MAOP11とは対極的な音になると推測しています。
音が飛んでくる表現が合うFEですが、NSはスペックを見る限りでは、その点を少し加減をしているように思える。

FE168NSの購入

コイズミ無線さんからの連絡で2~3日でFE168NSが届くとの連絡を頂いています。
既に、お店には届いていると推測しています。
残念なことに、来週は出張中ですので音の確認は出来ません。
しかし、出張から帰って来た時に箱が無いと音の確認が出来ません。
そこで、少し前倒しでAlpair11MSを、11.2chのリアスピーカーにすることにしました。
本音は、エージングを待ってもう少し詰めたかったのですが、エージングが済んでもMAOP11を追い越すことは難しいと判断したからです。
こうなると、良い悪いは別にして、このユニットへの興味は失せます。

個人的な見解では、ダンパーレスは、ダンパーの代わりになる支持材が物理的に必要にな訳で、ダンパーを無くした分コーンの動きが良くなるとは、理解できないでいます。【エッジが丈夫?】
実際に、入力を入れてもそれなりの耐入力があった。

聴感上は好みもあると思いますが、MAOP11の方が好みの音がしています。
趣味が箱作なので、次から次に生まれてくるユニットをどのように料理をしようと思う気持ちが強く、次のユニットのシフト速度が速くなります。
下手をするとエージングが済まないうちに次のユニットに移行しているかもしれませんね。


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今迄、10cmのスパイラルを使用していましたが、耐入力で不満がありましたので、丁度、良い機会で交換になりました。

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板が余ったので、今までAlpair11MSで使用していた箱のバッフルをFE168NS用に、貼り付けました。

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貼り付ける前に、表面を研磨して貼り付けやすくしています。
このランダムサンダーは、すこぶる調子が良いです。

期待通りの音が出ますようにお祈りをしていますが・・・・