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Stereo誌主催の自作スピーカーコンテスト

Stereo誌2月号を見ていたら、自作スピーカーコンテストの案内が明記されていました。
本戦が皇太子の誕生日と同日の2月の23日(土)となっていました。
今回は、試作を2セットほど作りましたが、公私の公が忙しく出張続きで日数の制限と、他の箱の製作があるために断念しています。
【昨年のように簡単に作るなら応募は可能でしたが、テクニカルマスターレベルの箱の製作は、現状ではやはり無理でした。】

知人の1次予選の通過が、ネット上でちらほらと確認できていますが、確か?2次予選もあるので大分絞り込まれるかと思います。
どんな箱が出てくるのか?
興味は尽きないですが、生憎2月23日は出張中ですのでコンテスト会場に行くことは叶いません。
知人たちの再会も楽しみの一つでしたので、残念です。
知人達の検討を祈るばかりで、昨年のような該当者なしは無いと願うばかりです。
ある一定水準まで達しないと該当者なしになっている実例をみると・・・・・・・

FE168NS専用箱はBH?

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只今、出張中なので写真は使いまわしです。

写真は、BHBSのダクトのなる部分ですが、今までのダクトの面積からすると考えられないくらいの面積のダクトになっています。

ダクト面積は、15cm×22cm=330c㎡

ユニット面積は、6.4cm×6.4cm×3.14=約129c㎡

面積比で約2.6倍近くあります。
通常のBHなら口径の面積の0.8~1.2倍程度で推移していますので、この面積ではダクトと言うより少し狭くなったBHの音道になりますね。

なぜ、こんな大きな面積のダクトにしたのか疑問を持たれると思います。
答えは単純で、低域の比較的高い帯域【80Hz~100Hz】付近の量感を増やすためにダクトの面積を極端に大きくしました。
FEでは、108solのBHBSもダクト面積を大きくしていました。
振動板面積の約2倍近くまで面積を増やしていました。

FEは特性上、通常のBHで製作をするとミッド、ミッドハイの音圧が高く線の細い音になりがちでした。
そのために部屋のキャパ不足で音量も大きくすると煩く聴こえてしまい、本来の美味しいところの低域の量感まで出すのが厳しかった。
BHBSも同様なケースがあり、マークオーディオの大人しいユニットを好んで使用していました。

そこで、バランス的にバスからミッドバスの音圧を上げる必要があるため、スワン風にすると超ブーミーなるのでさじ加減が難しいところです。

個人的な見解ですが、部屋が広くなくても、部屋全体が振動する場合や超デッドの場合は、特に何もしなくてもFEを生かし切れるかと推測しています。

現在、最大の15cmの高さにしていますが、20cm位まで高さが可変出来ても良かったのかと思います。
BHから実験を兼ねて変則的に生まれたBHBSですが、音道短く広がり率が大きい場合はダブルバスレフ?通常の音道の広がりより少し広がり率が大きくて開口部の面積が小さくなったBHBSは、BH?に近い。
どちらの方向に向いても良いと思いますが、楽器の音色を求めるならダクトの調整だけでは無理な話で、箱の容積から追わないと厳しいかもしれません。
故に、1つのユニットに対して酷い時には5種類くらいの試作箱を作ることもありました。
それなら、本に書いてある図面をパクれば良いと思いますが、その辺のことは大昔に実施して卒業する前に落第、退学になっています。
原音追求なら、位相干渉の多い共鳴式で無くて密閉のマルチがお勧めですが、これはこれで、部屋込みの調整なるので奥が深い。

やっぱり、自作で楽しいのはBH系の製作ですので、メインはマルチですが、自作は永遠にゴールの無い共鳴式になると思います。

プロフィール写真の変更

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FE168NSの専用箱の化粧も完了したので、ブログのプロフィール写真を変更しました。

BHBS専用スピーカーベース

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この時期としては、珍しく3連休をしています。
オスモの匂いもほとんどしなくなったので、作業開始していますが、その前に昨日はもう一つの工作をしていました。

既存しているMAOP11の箱にも専用のスピーカベースをセットしています。
このベースの用途は通常の使い方と異なっり床への共振対策で使用しているわけではありません。
僕の座高さに合わせて下駄を履かせています。
これで、既存の箱との高さも揃いましたので、見た目や音的にも良いでしょう。

脱着式フロントバッフル

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フロントバッフルの塗装が乾いたので、本体との取り付けの作業に入りました。
まずは、本体とバッフルをガムテープで固定して、フロントバッフルの既存の穴をガイドにして本体に鬼目ナット用の穴を開けます。

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次に6mmの鬼目ナットを取り付けます。

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1本は、無事に取り付けが完了しました。

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取付完了ですが、塗料の匂いが残っているので、しばらくバルコニーに放置です。

本体の塗装及び加工

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既存の箱のユニット取り付け穴をジグソーで大きくしてから塗装に入りました。
お陰で、切断時の切りくずで塗装済のフロントバッフルの表面に切りくずが付着してしまい参りました。

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明日の朝には、完全に塗装も乾いている思いますので、乾いてから切りくずを取り除くつもりです。

フロントバッフル製作

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早朝より、行きつけのホームセンターに訪問してフロントバッフルの製作を開始しました。
板材は、タモ30mm厚の集成材を使用。
タモでも赤タモなので青タモほど硬くないので、穴開けは簡単に出来ています。
面取りは、丸鋸で斜めにカットして対応しているのですが、今回はトリマーで加工を行いました。

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おびただしい量の削りカスですね。

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サンダーで突起している部分を研磨する予定でしたが、これはこのままでも良いような気になり、研磨は行いませんでした。

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自宅に持ち帰り、オスモのノーマルカラーで塗装をしていますが、雲行きが????
寒いし、風邪は吹くし日は陰るので最悪のコンディションです。
早々に作業を止めて、室内で出来る作業に変更した次第です。

FE168NSの専用箱 【化粧及び補強】

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やっと、纏まつた休みが取れたので気になっていたFE168NSの専用箱の化粧をしようと考えています。
1ヶ月以上の放置期間を経ての音の感じは良い状態です。
この状態で悪いと解体してごみにしますが、出来が良い場合は化粧を施すことにしています。

板の材質は、赤タモの30mm棚板【集成材】を使用。
サイズは256mm×906mm
取り付けは、接着は止めてねじ止めにします。
ねじ止めにすれば、補強用のバッフル板の再利用が可能となります。

迷っているのは、MAOP11で使用している箱の用に真田六文銭風にするか?何もせずにシンプル・イズ・ベストで行くか?迷うところです。
強度を考えるとシンプルの方が良さそうですね。

1週間ぶりのオーディオライフ

公私の公が忙しいので、私にあたるオーディオ関係が休眠です。
従ってオーディオネタが無いのでブログの更新もままならない状況が続いています。
と言っても全く音楽鑑賞をしないわけでも無くて短時間で鑑賞はしています。

最近仕入れたFE168NSは、MOAP11と比べると中高音のエネルギーが強く気持ち良いくらいな鮮烈感を感じます。
ソフトによっては、MOAP11では味わえなかった気持ちよさも感じます。
しかし、耳が慣れてくると本来のFE耳が復活してきて少し物足りなさを感じますが、これは切れ込みなどを重視したソフトを聴き込むうちに耳が慣れてきて物足りなくなるのかと推測しています。
食べ物に置き換えると味の濃い食事をしているような感じで、途中で水に変わるものが欲しくなり休息をとるケースが多いです。

一昨日、出張先から一時帰宅しました。
最初にFE168NSから聴いてしまうと、MAOP11の音は能率の低い中高域の引っ込んだ何とも言えない貧弱な音に聴こえてしまう。
メインのスキャンスピークも同様な傾向になっていますので、FEから先に聴くとメインも貧弱な中高音に聴こえてしまいます。

当初は、新しいもの好きでFE168NSばかり聴いていましたので、耳が張り出す中高域に慣れてより強烈な中高域を求める傾向になっていました。
本気でFEの20㎝級の製作を考え始めたほどでした。
リセットは、出張の期間中のオーディオ休眠期間でされましたので、今回の一時帰宅はMAOP11から先に聴いいています。
久々に長い時間の試聴が出来ました。

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特にStereo誌12月号で紹介のあったグラシェラ・スサーナのソフトは、FEでは声が少し煩くかんじましたが、MOAP11では良い感じで聴こえてきます。

どちらが良い悪いでは無くて、聴くソフトの傾向で選べ良いだけですね。


話は変わりまして、BHBSの件ですが、個人的な性格が災いをして色々な方向へ飛んでいます。
クローゼットを整理していたら、2000年頃に製作した手書きのBHBSの漫画図が出てきました。
20年近く前の箱は、単純に音道の長いBHの開口部を塞ぎながら試行錯誤でダクトを取り付けていた様子が見え、BHの特性を損なわない程度の大型のダクトを用いていた。

出来損ないのBHは、低域がブミー気味なっていたのでダンプして低域の量感を調整してたようです。
最近のBHと呼ばれる箱も開口部が末広がりでは無く、ダンプされているケースが散見されますが、名称はBHの儘で紹介されていました。
音道の短い箱のバックロード・バスレフ【BHBS】の名称でも良いと思いますが、音道が長くダクトの面積の大きな箱の名称はBHでも良いのかなと考えています。



塗装の失敗 黒で誤魔化すが・・・・・(汗)

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当初、オイルステインで着色をして塗装を開始したのですが、思うような塗装が出来ずに断念。
黒で誤魔化すつもりで塗装をしたのですが、黒は黒で綺麗な面が出なくて妥協の産物になりました。


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