自作スピーカーの原点は?
MJ誌1月号のモニター募集の締め切りから1ヶ月、Pluvia7PHD-Rectanglerの応募も落選したようなので、改めてPluvia7PHD-Rectanglerの購入を検討しました。
定価21,000円(税込み)実売(コイズミ無線)18,673(税込み)・・・・・・10cmのフルレンジとしたら高いと珍しく感じてしまいました。
このメーカーのユニットは、数種類を保有しています。
音の傾向は、それぞれのユニットの音の違いはMAOPを除くと顕著では無く、値段と比例しての差はあまり感じられないと個人的な見解をしています。
ユニットへの投資は惜しまない性質なのですが、今回は気持ちにブレーキが掛かりました。
値段が高ければ良い音のユニットの概念はありますが、超高いと感じたらNGで興味も失せてしまいました。
冒険するには、ちょっと高く銭失いと感じた次第です。
(ここでの冒険とは、今までのユニットと些細な違いくらいだった場合です。)
今回は、自作スピーカーを趣味として始めたころの原点を思い出した。
ローコストで、良い音の追求。
見てくれは二の次で、安くて良い音(お気に入り)を目指していたように思います。
次のステップとして、小口径で小型のダクト付きBHの箱で大口径のバスレフ並の低音やスケール感を求めるように成りました。
当初は、低音再生には不効率なオーバーダンピングのユニットを使用していたために、箱の小型化が困難でした。
そこで、バスレフ向きのユニットに切り替えると箱のサイズは小型化していきました。
掟破りのQの高いバスレフ向きのユニットのBH化には勇気が入りました。
理由は、BHはオーバーダンピングとの通説があったためですが、反骨精神の強い性格なので冒険をして現在に至っています。
バスレフ向きの小型ユニットは、本当にバスレフの箱に入れて十分な低音再生が出来ているのか?
答えは、レンジ及び量感は不足してサブウーファーを追加したくなります。
しかし、このサブウーファーがくせ者で、減衰が甘い物や音質の傾向が合わないなど難しい面もあります。
そこで、ダクト付きBHで量感とレンジを伸ばすとそれなりにバランスの取れた音で、サブウーファーは不用になります。
と言っても、共鳴を利用していますので原音再生の観点から見ると賛否両論があるのも事実です。
音楽を普通に楽しむなら、福与かな低音が入ってくれた方が、個人的には聴きやすいと感じています。
最も、小型シングルバスレフでも、電気信号をイコライザー等で弄ればそれなりに低域も豊かになります。
しかし、小口径ユニットの弱点の耐入力でお手上げ状態になるので、共鳴を利用した方が得策になります。
僕の場合は、使い分けをしています。
マルチは、基本的にはオール密閉箱(ダクトを塞いでいる)で構築をしています。
高級ユニットの性能に頼った方式で原音追求の観点から見ると良い方法だと思います。
これは、これで、次元の違う楽しい音楽鑑賞が出来ますが、箱屋としてのロマンが無いのです。
箱内部の構造を模索して、具現化して結果を確認する過程に大きなロマンを感じていますので、ローコスト小口径の共鳴での音作りは、もう一方の趣味の一つになっています。
そこで、原点帰り用のユニットを探してみました。
条件としてペアーで8,000円以下、口径10cm、Q0.5以上
そこで、目にとまったのが、コイズミ無線さんのオリジナルユニットです。
Qを見ると大分緩いユニットに感じますが、このくらいの方が絞め甲斐があります。
BHで超緩くなった低音を、ダクトでどれだけ絞められるか?
楽しみでもあり、ロマンを大いに期待できます。


Bel Suono 10cmフルレンジ KF1018A
インピーダンス:8Ω
出力音圧レベル:86dB
再生周波数帯域:85Hz~20kHz
最低共振周波数Fo:85.524Hz
耐入力:25W/50W
Qms:9.136
Qes:0.775
Qts:0.715
Mms:4.718g
Cms:733.961um/N
Sd:5.542
BL:4.853Tm
Vas:3.201Ltr
Revc:7.2Ω
バッフル開口径:φ100mm
中高域の抜けは、安いツイーターを加えるだけで改善されますので、低音の質だけ気にすれば良いだけと考えています。
フルレンジの枠の中で良いと感じているMAOP11も、2wayと比べると・・・・・???と考えることもあります。
これから、たたき台になる箱を模索することにします。
定価21,000円(税込み)実売(コイズミ無線)18,673(税込み)・・・・・・10cmのフルレンジとしたら高いと珍しく感じてしまいました。
このメーカーのユニットは、数種類を保有しています。
音の傾向は、それぞれのユニットの音の違いはMAOPを除くと顕著では無く、値段と比例しての差はあまり感じられないと個人的な見解をしています。
ユニットへの投資は惜しまない性質なのですが、今回は気持ちにブレーキが掛かりました。
値段が高ければ良い音のユニットの概念はありますが、超高いと感じたらNGで興味も失せてしまいました。
冒険するには、ちょっと高く銭失いと感じた次第です。
(ここでの冒険とは、今までのユニットと些細な違いくらいだった場合です。)
今回は、自作スピーカーを趣味として始めたころの原点を思い出した。
ローコストで、良い音の追求。
見てくれは二の次で、安くて良い音(お気に入り)を目指していたように思います。
次のステップとして、小口径で小型のダクト付きBHの箱で大口径のバスレフ並の低音やスケール感を求めるように成りました。
当初は、低音再生には不効率なオーバーダンピングのユニットを使用していたために、箱の小型化が困難でした。
そこで、バスレフ向きのユニットに切り替えると箱のサイズは小型化していきました。
掟破りのQの高いバスレフ向きのユニットのBH化には勇気が入りました。
理由は、BHはオーバーダンピングとの通説があったためですが、反骨精神の強い性格なので冒険をして現在に至っています。
バスレフ向きの小型ユニットは、本当にバスレフの箱に入れて十分な低音再生が出来ているのか?
答えは、レンジ及び量感は不足してサブウーファーを追加したくなります。
しかし、このサブウーファーがくせ者で、減衰が甘い物や音質の傾向が合わないなど難しい面もあります。
そこで、ダクト付きBHで量感とレンジを伸ばすとそれなりにバランスの取れた音で、サブウーファーは不用になります。
と言っても、共鳴を利用していますので原音再生の観点から見ると賛否両論があるのも事実です。
音楽を普通に楽しむなら、福与かな低音が入ってくれた方が、個人的には聴きやすいと感じています。
最も、小型シングルバスレフでも、電気信号をイコライザー等で弄ればそれなりに低域も豊かになります。
しかし、小口径ユニットの弱点の耐入力でお手上げ状態になるので、共鳴を利用した方が得策になります。
僕の場合は、使い分けをしています。
マルチは、基本的にはオール密閉箱(ダクトを塞いでいる)で構築をしています。
高級ユニットの性能に頼った方式で原音追求の観点から見ると良い方法だと思います。
これは、これで、次元の違う楽しい音楽鑑賞が出来ますが、箱屋としてのロマンが無いのです。
箱内部の構造を模索して、具現化して結果を確認する過程に大きなロマンを感じていますので、ローコスト小口径の共鳴での音作りは、もう一方の趣味の一つになっています。
そこで、原点帰り用のユニットを探してみました。
条件としてペアーで8,000円以下、口径10cm、Q0.5以上
そこで、目にとまったのが、コイズミ無線さんのオリジナルユニットです。
Qを見ると大分緩いユニットに感じますが、このくらいの方が絞め甲斐があります。
BHで超緩くなった低音を、ダクトでどれだけ絞められるか?
楽しみでもあり、ロマンを大いに期待できます。


Bel Suono 10cmフルレンジ KF1018A
インピーダンス:8Ω
出力音圧レベル:86dB
再生周波数帯域:85Hz~20kHz
最低共振周波数Fo:85.524Hz
耐入力:25W/50W
Qms:9.136
Qes:0.775
Qts:0.715
Mms:4.718g
Cms:733.961um/N
Sd:5.542
BL:4.853Tm
Vas:3.201Ltr
Revc:7.2Ω
バッフル開口径:φ100mm
中高域の抜けは、安いツイーターを加えるだけで改善されますので、低音の質だけ気にすれば良いだけと考えています。
フルレンジの枠の中で良いと感じているMAOP11も、2wayと比べると・・・・・???と考えることもあります。
これから、たたき台になる箱を模索することにします。