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PartsExpressでTangBand W8-1808を再注文!!

TangBand W8-1808は、DCアンプマニア【球アンプマニア?】さんに頼まれて、代わりにPartsExpress(USA)から購入していました。
PartsExpress(USA)さんでの注文は、日本語になれている身としてはハードルの高い販売店と敬遠していましたが、一度取引をすると変な自信が付きます。

迷いに迷っていましたが、13cm級の石田式BHBSを聴いていたら、20cm級の音が蘇ってきました。
一度、再購入を考えて手続きを始めたのですが、忘れていたところがあり、断念していました。
そこで、秋田のあべさんに再度、ご説明文をいただき、本日、再挑戦!!
なんとか!購入完了しました。
あべさんに、感謝!感謝!です。
これで、次回からは自信を持って注文が出来ます。

3日もすればアラスカを越えて我が家にやってきます。
DCアンプマニアさんと同じ箱を作れば失敗はないですが、面白みが無い。
箱を少しコンパクト化するとも考えています。
作り始めたら、音を出すまでは早いですが。良い音が出るまでは箱のエージングが必要です。
エージングを見込んでの箱作りを考慮しなければなりませんね。

さて、漫画図を描くことにしましょう。


秘蔵っ子の13cm級石田式BHBS 披露

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写真は、TangBand W5-2143を使用した石田式BHBSになります。
Wの次に来る数字は、口径を表しているようで、W8は、20cm W4は、10cmと言った具合です。
W5は、5吋になるので12.5cmになると思います。
他のメーカーの公称サイズに直すと13cmになると思います。

石田式BHBSも13cm付近から、音の纏まりのハードルが上がってきます。
実は、この箱も1ヶ月近く2Fの部屋で放置していました。
ダクトの選定を間違えて、思い通りの音にならなかったの原因でしたが、箱のエージングを疑って放置をしていました。
そこで、午後から本格的な音作りの調整に入りました。

調整
①空気室の容積を変更、板を複数枚空気室に貼り付けて1.5リットルほど容積を少なくしました。

②吸音材の使用、最終ホーン部分の容積を少なくするために行ないました。

③ダクトの長さの変更、長いとローは伸びるが癖が出やすいので、短くした。

いずれも、低音の締まり、質の改善で行ないました。
ほぼ、狙い通りに進みました。

フルレンジ全般に言えることは、密閉若しくはシングルバスレフだと俗に言われる低音帯域の量感が少ないので、音全体が痩せて聞える傾向になります。
特に、容積は少ないとこじんまりとした音になります。

TangBand W5-2143もバスレフ向きのユニットですが、シングルバスレフでは高域の煩い線の細い音で、工夫をしなければ個人的にはゴミ扱いになります。
フルレンジは、低域を如何に補えるかでユニットの真価が決まります。

好評のTangBand高級フルレンジのW8-1808もシングルバスレフだと真価は発揮できずに、38cmをダブルで補強している写真を目にしています。
箱で低域を補うか、ウーファー追加して補うかになります。

話題の付録OM-MF4も同様で、それなりの箱を用意しないと評価が悪くなります。
個人的には、519より質は良いと感じています。
口径が8cmには及びませんが、箱の工夫で低域は何とかなります。
ユニットを生かすも殺すもビルダーの腕に掛かっていますので、ユニットを生かし切れないで評価が落ちてしまうのは非常に悲しいですね。

話が、脱線しましたが、このクラスになると、低域の出方はメインと良い勝負をするようになります。
まだ、中域の線が細いので空気室の容積を変更しなければなりませんが、作り立てに比べて合格ラインまで向上していますので、今後が楽しみです。

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10cm級が、おもちゃに見えますね。【笑】


丁度良い塩梅で鳴り始めたOM-MF4 【石田式BHBS】

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早朝より、嫌な物を見てしまいましたが、気を取り直して付録の6cmを聴いています。
箱のエージングで低域過多になるかと想像をしていたのですが、ダクトの微調整のお陰か?非常にバランスの良い鳴り方をするようになりました。
低域は、6cmのレベルを超えて8cmを脅かすほどです。
10cm級に迫る勢いですが、耐入力が無いのが惜しい。
アンプのボリューム位置で9時30分(-30dB)付近では、10cmと十分に渡り合えると思います。

何も情報が無いまま自室を尋ねたら、メインが鳴っていると勘違いするかもしれません。
40Hzから十分な音圧が得られているので、6cm級としたら超ワイドレンジだと思います。
100Hz以降の凹みもあまり感じられないので、この箱は自室では大成功と考えています。

前に公開した漫画図ですが、音道の横幅を±すると他のお部屋でもそれなりに鳴ってくれると思います。

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この図面通りでなく、12mmなどの薄い板でも良いと思います。


今朝の音を録音しました。





商品管理の不備かコーンの不良か!

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内側から突かれたよう傷がコーンにあります。
段ボール製の箱には、傷はありません。
取り付けてしまったので、僕の不注意と言われれば証明ができません。
間違って、ドライバーの先でユニットを突くことは万に1回くらいはあるとして、傷は凹みなります。
過去に発生していたコーンの変形の事例が、発生したのか?
過去理由は何だったか?・・・・・・・過大入力で変形?だだったような?
自分の物で無かったので忘れましたが、金属疲労にしては早すぎるので商品管理が悪いのだと推測しています。

4本中1本の不良品?
アマゾンで購入してから、10日間経っているので交換は出来るのだろうか?


購入された皆様、コーンやその他をよく見てください。
今まで、気がつかなかった事に後悔しています。

ダメ元で、アマゾンに写真付きで連絡を入れましたが・・・・・

良い感じで鳴っているので、非常に残念な気持ちになっています。
千葉のHさんのケースは、購入後、暫くして箱を開けたらコーンに大きな傷が・・・・・・
よく見れば良かったと後悔しています。


部屋はデッド?ライブ?・・・・好みになるのかな?

お部屋の話です。

ルームオーディオでは、部屋で音の殆どが決まってしまうと言っても過言ではないと思います。
細かく書き始めると、夜になるくらいの量になるので止めて、おおざっぱに大きく分けてデッドとライブの部屋に分かれると思います。
昔の日本家屋などは、畳や障子、襖、薄い天井の板などでもろに吸音体の塊でしたので、当然!デッドになります。
逆に、コンクリート打ちぱなしのお部屋は、ライブになります。
中間にはなりませんが、微妙なのが最近の木造住宅の洋間になります。

どちらの部屋は良いのかなと決めかねることがあるのですが、僕は、20代までは旧木造の家に住んでいました。
この時の記憶では、ハイ落ち、ロー不足でトーンコントロールは必須でした。
ビクターのアンプだったのでイコライザーでドンシャリになるように設定して、丁度バランスが取れたように記憶しています。
そこで、良い感じで鳴ってくれたのが、FP203やFEでした。

次に、30代中盤からですが、木造洋間10畳になりました。
少ない知識で、それなりに部屋を作ったつもりでしたが・・・・・遮音と防音と処理を間違えて音がご近所に漏れ放題!!
デッドのようなライブのような不思議な部屋でした。
今思えば、デットの部分とライブの部分があったと理解できています。
このお部屋は、FEの再生は素晴らしかった。
適度に中高音を吸音しながら、低音の量感が定在波のお陰で多かったのが要因と思います。

40代は、遮音を重視して鉄筋コンクリート住宅、14畳の専用部屋を確保。
ライブと言うより、音が抜けずに低音が飽和した状態でウーファーは使用不能で、小口径FEしか聞けない状態でした。
そこで、ルームチューンの取材を実施。
専用パネルは、音の拡散と板振動によるミッドバスの吸音。
カルチャーショック的に、一時的に改善はされたが、スピーカーの口径を大きくしたら振り出しに戻った。
雑誌の記事でも、ルームチューン後は自力を勧められていたので、音の猛勉強を開始。

試行錯誤の末、部屋の欠点を見つけて対応、モワン、ボワンが皆無になった。
これは、同じ構造(内断熱)のお部屋では、出ていると思います。
それから、残響時間の延長をするようにルームチューンを勧めていきますが、残響を伸ばすと煩いと感じるようになり始めました。
特に、石を併用したときに顕著に現れました。
和室の部屋では、良い結果でしたが、基本的に部屋の特性が違ったので石の反射が悪い方になったためでした。

そこで、個人的に感じたことは、ライブ過ぎるのも煩くなるからだめだし、デッドすぎると音が死ぬのでだめなので、中間より少しライブのお部屋が良さそうに思います。
あくまでも、完全遮音されたお部屋の話で、音が外部に抜けるお部屋は別になると思います。
遮音性能良い部屋は、音が逃げないので吸音が大変ですが、超低音は逃げません。
音全体が室内に残っているので、調音次第では部屋の力がシステムのバックアップをしてくれます。

部屋造りでやっていけないのは、強度のある壁を平行面の四角い部屋一面に貼り付ける行為です。
フラッターで、カンカン、キンキン状態になる可能性があります。
対策は平行面を階段状に板を斜めに設置すれば改善されますので、吸音グッズに頼るとデッドになるので一時的な対策にしかなりません。
簡単な記述ですが、これは新築から5年以上試行錯誤した経験からです。

何事も、やり過ぎはだめという所でしょうか?


余談

天気予報で天気が良さそうなので、昨晩から3Fバルコニーで上塗り塗装を開始しました。
天気が良いと、早朝には乾いていますので、再度、上塗りをして放置をします。

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炎天下で夕方まで放置すれば、日焼けも進むし乾燥も進みます。
板が動かなければと、少し心配も残りますが・・・・・・・



箱の小型化

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TangBand W4-1879の専用箱を一回り小さな箱に変更しました。
箱の容積の大きさは、ホーンロードのサイズに影響をしますので、容積の大きい方が低音の量感、質共に良い結果を出し易い。
ですから、あえて容積を小さく愚行をするのですが、部屋の環境で小さな物が良いとか、持ち運びなど考慮すると小型化の意味が出てきます。
軽量、小型で大型スピーカー並の量感豊かな低音やスケールが出せれば箱屋としての一つのゴールにもなります。

石田式BHBSは、今まで色々と変化、試行錯誤を繰り返しています。
最初は、BHの延長上、次はダブルバスレフの傾向、現在はBHの傾向が強くなっています。
空気室を設けて短いホーンロードでも、動作はBHそのものですが、フロントホーン同様で低域の量感を効果的に取り出せます。
問題は、低域の質です。
ここで、大事になっているのは、スロートのい面積と長さになります。
面積を大きくすると量感は楽に得られますが、ダクトで音を締める時に締め切れずに質の悪い低音になることがあります。

石田式BHBSは、小型化すればするほど、BHの系譜に属している事を感じさせられます。
今後の課題は、スロートを絞りロードをさせながら如何に量感を稼ぐかが課題にしています。
現在の絞り率は、公称ユニットの面積の9~7割に収るように調整していますが、いずれは8割以下に統一します。
どんな傾向なユニットでも、BH化にして悪いと言う法律はありませんので、Qの高いユニットは低音を出し易いので小型化のBHBSの製作には有利になりますね。

後は、BHBSの命のダクトの調整で、化けさせるだけですね。
最終目標は、10cm級でHを350mm程度までに小さく出来れば考えています。
20cm級の製作?も・・・・あるので、命ある限り楽しめそうです。


最近の大口径フルレンジは性能が良い?

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写真は、DCアンプマニアさんに納めた20cm級BHBSです。
圧倒的なダイナミックレンジ、面で押し出す低音力、それでいて繊細な高域、分解能などは、今までの20cm級のフルレンジでは経験したことが無かった。

今までの自作歴の集大成で、個人的には石田式BHBSの傑作と考えています。
箱の作り過ぎで、箱の神様からのプレゼントだったような気すらします。

TangBand W8-1808は、僕の今までの20cmの概念を 打ち破ったユニットです。
流石は、音に煩いDCアンプマニアさんが目を付けるだけの事はありました。
今回の事が無かったら、きっと僕個人では、食わず嫌いで知らずに終わっていたでしょう。  

自室の横幅が、もう90cmも広ければ迷わず導入するところです。
今回の挑戦は、1発で的を得たので大成功となりました。
改善点は、思い浮かばないのですが、実験するとしたら箱のサイズの小型化になりますが、大幅に小型化すると低音の量感が損なわれます。
この辺を克服が出来ないと、手を出すことが出来ないサイズとなります。
それにしても、魅力的な20cm口径です。

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現在は、10cm級で満足しています。
10cm級は、パワーも入りますし、風圧こそ無いですが、それなりのパフォーマンスを見せます。
特に左側のTangBand W4-1879は、10cmとしたら最高レベルの音質を誇ります・・・・・・あくまでも個人的な見解になります。
同社の右側のユニットとの聞き比べでは全てで圧倒します。
もちろん、金額も圧倒していますので、金額に比例した代価という所でしょうか?

結論的に、なんだかんだと言っても良質な大口径ユニットの魅力は、別格です。
20cmの欲求を無理矢理10cmに向けていますが、ここまで迷いが出ると20cmにいずれ走りそうです。
やはり、軽量小型化をしなければ厳しいですが、双方ともどうにもならないで困った物です。

次から次に違う世界を垣間見ると、欲望が湧き上がるのでこの趣味は永遠に飽きないかもしれませんね。



8cmと口径が同じ? OM-MF4

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素朴な疑問

何気なくOM-MF4(口径6cm)とTangBandのW3-1878(口径8cm)を見ていたら・・・・・????
口径のサイズが同じくらいに見え始めたので目の錯覚かと思い、実際に寸法を測ってみました。

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コーンの部分は、約47mm位とほぼ同じで、エッジが少しW3-1878の方が大きい。
どちらのメーカーの表示が正しいのか?6cmと8cmの口径の差があまり無いですね。
FEも確認したくて探すが、奥に入っていて出せないので断念。

まあ~公称口径が6cmだろうが7cmだろうが音には関係ないので問題はないですが、メーカーによる公称サイズの表示の違うのが問題?

それでは、肝心の音の違いは?



最初の約1分がOM-MF4です。
口径は同じぐらいですが、箱のサイズが違いますので低音の再生は、ユニットの差より箱の差になります。
ただ、箱がベストマッチしているかは疑問が残ります。

OM-MF4は、箱のエージングが進んでいるので少し低域過多気味になっています。
と言うことで中高音の勝負になります。(笑)
W3-1878は、国内販売単価は非常に高いですが、アメリカから輸入すれば大分安くなります。
国内単価での価格差は、6倍ですが輸入なら3~4倍程度だと思います。

価格差を考慮するとOM-MF4は、非常にコストパフォーマンスに優れている付録商品だと思います。
もっとも、数%の改善に何百万円も掛けるオーディオですから・・・・・・判断は難しいですね。

斜材の取り付け

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工作の難易度を上げる斜材の取り付けですが、漫画図の数字の順に取り付けが簡単になって行きます。
ただ、強度の面で不安が残りますね。

①の取り付け側の板のザクリは、フライス盤等の機械が無いと難しいので素人工作のレベルでは無理。

②これは、単純に卓上の丸鋸でカットすれば可能ですが、微妙な角度をカットするのが難しい。

③板はカットせずに補助の板を取り付けて誤魔化す。

④隙間をパテ等で埋めて対応。

⑤隙間は埋めず板の角のみで空気の漏れを対応(接着剤を多めにする。)

今回は、工作の難易度を下げる実験で④と⑤を採用して箱を組んでいます。
結論から述べると、④は問題ないですが、隙間が少ないと手が入らないのでパテが旨く塗り込めないのであらかじめパテで造形をしてから行なうと酔いですが、工作レベルが少し上がりますね。

⑤は角の部分しか当らないので空気漏れが心配になります。
角をカンナで少し削ると良いですが、今回はそのまま取り付けました。
但し、継ぎ目に隙間があるかないか確認をしてから側板を取り付けました。
結果は、低域の出方に差はありませんでしたので、⑤の取り付けでも良いと思います。
経年でたまに、接着剤がはがれて隙間が出ている箱がありますが、この隙間の空気漏れが原因で低域の量感が減ったと思うことは無かったです。

出来れば①②が理想ですが、効率の良いコニカルの音道を簡単に製作するなら④か⑤でも良いと思います。

また、色々と新作で迷いが出ていますが、暫く悩んでみます。
話は変わって、今年もステレオ誌主催の付録スピーカーコンテストを開催する予定だそうです。
締め切りは12月10日で、開催予定は2月となっているようですが、コロナ次第でどうなるのか?

歌謡曲・・・Jポップが合う?OM-MF4





塗装の艶

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光の加減で木の色合いも違って見えますが、艶に関しては同じように妖艶に写ります。
これは、音にも似ています。
肉眼で見ると、より艶が映えて見えます。

スピーカーである以上、音が最優先ですが、見た目も良い方が目の保養にもなります。
以前、スワンやBHを部屋に置いていた時には、家族には変な形のスピーカーとクレームが付いていました。
現在は、そのころと比べると箱が美しいと褒められるようになっています。
特に、オスモを塗り上げて出る艶は格別です。
変なテカリが無く自然で艶めかしい。
ニスだとこのような仕上げにはならないですね。

そこで、残りの箱も同様な仕上げを施す事にしました。

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何本も箱はありますが、テレビの前に置いてある3ペアーを施す事にしました。
今一度、研磨から実施しようと考えています。
今日は、思いついた日ですから無理ですが、夜なべ仕事で行うことにします。

次に作りたいと思うユニットが見当たらないので、箱作りはお休みにしますが、何かをしていないと飽きてしまう性格なので、必ず何かを見つけて動いています。(汗)


お遊び録音をしました。
ぼちぼち、まじめにDCアンプマニアさんからお借りしたマイクで録音しないと・・・・・(汗)
ピアノの次はヴィオリンですね。




レコーダーの横にあるPCのファン?ノイズの音をもろに拾っていますね。(大汗)