スピーカーユニットと箱は車両の両輪!!

専用スピーカーベースもあつらえて、W8-1808の専用箱が完成しました。
昨日より、情報量も増え低域も押し出しが強くなっているようです。
今回の20cmへの挑戦は、無謀とも考えている節がありました。
今までFEでしたが、まともになった箱はありませんでした。
40年以上前に、キットの箱にFP203を入れて使用していた時期がありましたが、ソースダイレクトでは低音不足で聴くに耐えない音でした。
やむなく、アンプに搭載されていたSEA(イコライザー)で低域を持ち上げてバランスを取っていました。
今なら、キットの箱はゴミにしていたと思います。
それ以来、キットの箱は買ったことがございません。
W8-1808の専用箱も依頼主のDCアンプマニアさんに気に入ってもらえて一安心をしています。
我ながら、瓢箪から駒状態で・・・・・音の出来映えの良さに感心しています。
ここのところ、TBの高級ユニットを連続で料理をしていますが、TBの高級機の音の良さに感動の連続でした。
食わず嫌いで手を出さないでいたことを、強く後悔をしています。
箱が良ければ安いスピーカーユニットでも、それなりに良い音で鳴ってくれると思い、KP1018を購入して専用箱を製作しました。
意外と箱とユニットの出来が良くて、満足の行く音を奏でてくれました。
お陰様で、KP1018を追加して、2ペアー所有していました。
妥協していれば十分なスピーカーシステムでしたが、もう少し良い音へとの欲が出てユニットのグレードを上げていきました。
その時に感じたことは、箱だけでは無くてユニットの重要性です。
箱屋の自惚れは、美音追求には通用しません。
良いユニットを使用すれば、それなりに良い音が得られ感動を何度も味わうことが出来ました。
こうなると一種の中毒で、次から次にユニットの高級化をしてしまい、痛いほど箱とユニットの関係が車の両輪関係を思い知らされました。
どちらかが、劣れば全体が劣る。
そして、無謀な20cm級への挑戦!
10cm級では味わえない感動を味わう事になりました。
ある程度、環境が整っていると音量は知らず知らずの内に大きくなります。
そうなると、口径の大きいユニットから出る音は、音にならない空気感に差が出ます。
これも、両輪の一端を占めていますので、20cm級の良さを今更ながら感じている次第です。
少しやり過ぎの感があるので、ほとぼりが冷めたら自分所有の20cmBHBSを作ります。