秘蔵っ子の13cm級石田式BHBS 披露

写真は、TangBand W5-2143を使用した石田式BHBSになります。
Wの次に来る数字は、口径を表しているようで、W8は、20cm W4は、10cmと言った具合です。
W5は、5吋になるので12.5cmになると思います。
他のメーカーの公称サイズに直すと13cmになると思います。
石田式BHBSも13cm付近から、音の纏まりのハードルが上がってきます。
実は、この箱も1ヶ月近く2Fの部屋で放置していました。
ダクトの選定を間違えて、思い通りの音にならなかったの原因でしたが、箱のエージングを疑って放置をしていました。
そこで、午後から本格的な音作りの調整に入りました。
調整
①空気室の容積を変更、板を複数枚空気室に貼り付けて1.5リットルほど容積を少なくしました。
②吸音材の使用、最終ホーン部分の容積を少なくするために行ないました。
③ダクトの長さの変更、長いとローは伸びるが癖が出やすいので、短くした。
いずれも、低音の締まり、質の改善で行ないました。
ほぼ、狙い通りに進みました。
フルレンジ全般に言えることは、密閉若しくはシングルバスレフだと俗に言われる低音帯域の量感が少ないので、音全体が痩せて聞える傾向になります。
特に、容積は少ないとこじんまりとした音になります。
TangBand W5-2143もバスレフ向きのユニットですが、シングルバスレフでは高域の煩い線の細い音で、工夫をしなければ個人的にはゴミ扱いになります。
フルレンジは、低域を如何に補えるかでユニットの真価が決まります。
好評のTangBand高級フルレンジのW8-1808もシングルバスレフだと真価は発揮できずに、38cmをダブルで補強している写真を目にしています。
箱で低域を補うか、ウーファー追加して補うかになります。
話題の付録OM-MF4も同様で、それなりの箱を用意しないと評価が悪くなります。
個人的には、519より質は良いと感じています。
口径が8cmには及びませんが、箱の工夫で低域は何とかなります。
ユニットを生かすも殺すもビルダーの腕に掛かっていますので、ユニットを生かし切れないで評価が落ちてしまうのは非常に悲しいですね。
話が、脱線しましたが、このクラスになると、低域の出方はメインと良い勝負をするようになります。
まだ、中域の線が細いので空気室の容積を変更しなければなりませんが、作り立てに比べて合格ラインまで向上していますので、今後が楽しみです。

10cm級が、おもちゃに見えますね。【笑】
丁度良い塩梅で鳴り始めたOM-MF4 【石田式BHBS】

早朝より、嫌な物を見てしまいましたが、気を取り直して付録の6cmを聴いています。
箱のエージングで低域過多になるかと想像をしていたのですが、ダクトの微調整のお陰か?非常にバランスの良い鳴り方をするようになりました。
低域は、6cmのレベルを超えて8cmを脅かすほどです。
10cm級に迫る勢いですが、耐入力が無いのが惜しい。
アンプのボリューム位置で9時30分(-30dB)付近では、10cmと十分に渡り合えると思います。
何も情報が無いまま自室を尋ねたら、メインが鳴っていると勘違いするかもしれません。
40Hzから十分な音圧が得られているので、6cm級としたら超ワイドレンジだと思います。
100Hz以降の凹みもあまり感じられないので、この箱は自室では大成功と考えています。
前に公開した漫画図ですが、音道の横幅を±すると他のお部屋でもそれなりに鳴ってくれると思います。


この図面通りでなく、12mmなどの薄い板でも良いと思います。
今朝の音を録音しました。
商品管理の不備かコーンの不良か!

内側から突かれたよう傷がコーンにあります。
段ボール製の箱には、傷はありません。
取り付けてしまったので、僕の不注意と言われれば証明ができません。
間違って、ドライバーの先でユニットを突くことは万に1回くらいはあるとして、傷は凹みなります。
過去に発生していたコーンの変形の事例が、発生したのか?
過去理由は何だったか?・・・・・・・過大入力で変形?だだったような?
自分の物で無かったので忘れましたが、金属疲労にしては早すぎるので商品管理が悪いのだと推測しています。
4本中1本の不良品?
アマゾンで購入してから、10日間経っているので交換は出来るのだろうか?
購入された皆様、コーンやその他をよく見てください。
今まで、気がつかなかった事に後悔しています。
ダメ元で、アマゾンに写真付きで連絡を入れましたが・・・・・
良い感じで鳴っているので、非常に残念な気持ちになっています。
千葉のHさんのケースは、購入後、暫くして箱を開けたらコーンに大きな傷が・・・・・・
よく見れば良かったと後悔しています。