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次の箱は?15cm?16cm?級のリバーシ化

久しぶりの出張で、一昨日より群馬県の伊勢崎市に滞在をしています。
金曜日には帰れそうなので、新作の音の変化を楽しみにしています。

出張中の時には、暇な時間が長いので色々と妄想やアイディアなどが浮かびますので、自前のPCに記述しています。
新作は、フロントバッフルと天板を追加して面取りの実施、研磨、塗装を1日もあれば完成します。
後は、塗装が乾くまで放置となります。

次の箱を模索し始めています。
TBの20cmの製作をしたいのが本音ですが、大物なので工房が出来てからにしようと考えています。
今試しにやってみたいのは、マークオーディオの15cm級のリバーシ化ですが、これも大物になりますね。
過去に直列配置で箱を作りましたが、低域は申し分なかった。
肝心の中高域が、相互干渉で聞くに堪えない音になっていました。
誤魔化しでツイーターを配置、フルレンジの片方にハイカットしたりしましたが、他のまともな箱と比べると違和感は払拭できずに、箱をゴミとした次第です。

MAOP11をフロントにして、リアをMSにしてみるのも面白そうだと、妄想しています。
それなりの費用と手間がかかりますが、どんな音がするか興味は尽きないですね。
妄想では、弱点の線の細い中高域の補強になり、今までに経験したことのないような重低音?が、再生できるのではと・・・・
石田式BHBS・リバーシは、17年近く前に雑誌のコンテストに披露してから、作例は少なかったように感じています。
ここに来て製作したら、改めてこの手法は良いですね。
フロントバッフルに、ユニットを並列なり縦列に配置すると相互干渉はもとより、中高音の音圧も低音と一緒に上がりますので、低域の増強や中域の密度の向上が望めません。
リアに配置することにより、高音は減衰、中音はスパイス的に、低音は1馬力+1馬力=2馬力でなくて3馬力になったような印象を受けます。
正月休みに製作をするかもしれません。

石田式BHBSは、作りすぎて勘に頼るところが多くなっています。
今までの経験で、ある程度の公式のようなものは自己の脳裏にはありますので、ユニットの裸の音や密閉箱に入れて素の音を確認後に、独自の公式にあてはめています。
それで、箱作りを開始しますが、カットした板を接着する前に必ず板を図面通りに配置します。
そのときに、違和感を感じたり、ひらめきを感じたりしています。
スロートの長さ面積、広がり率など微妙な配置で変わりますので、迷いが出ると製作意欲が失せるときもあり、放置することもあります。
以前は、音の確認が優先で製作をしてゴミを大量に作っていましたが、最近は少し学習が出来ているようで、自己の勘に頼るようになりました。
過去に、とんでもない失敗をしたと思いながら組み上げたら、なぜか?良い音がしたりと、奥が深いBHBSです。
このときは、箱の神様が降臨したのかと思ったりしました。(笑)

楽器や他の物作りの製作している人には叱られそうですが、長年、素人でも箱を作り続けていると、技術はともかく勘は職人のようになってきているのかなと感じています。
BHBSの計算式を考えたことがありましたが、ある程度はバスレフの計算やホーンの計算を盛り込んだりして数値は導きでましたが、普通の音にしかなりませんでした。
それこそ、一目見て駄作とわかる始末でしたので断念しました。

たまに、図面公開をしていますが、図面公開は当たり障りない音なので公開しています。
実は、その図面を改善して次の箱を作っています。
この箱が、勘に頼る音作りになっていますので、石田式BHBSと区分けをしています。

いずれにせよ、箱作の魅力から解き放されるとはなさそうです。
といつもの独り言でした。



☆文章の見直しをしている時間がないので、間違いがあったら教えてください。