鳴かせてみようスキャンスピークのツイーター R2904/700009

スキャンスピークのツイーターをもう一つ所有しています。
リングツイーターのR2904/700009になりますが、購入時の国内単価はペアーで14万円位していたと思います。
現在は、大分安くなっていますが、それでも高額の部類に入ると思います。
写真は、振動板の拡大した物ですが、ソフトドームのセンターにディフェーザーみたいな尖った物が設置されています。
このツイーターは、方舟時代のスピーカーコンテストの時に、石田先生がFW168NとR2904/700009を使用した2wayを披露してくれました。
その時の感想は、少し高域のエネルギーが大きいが馬鹿良い音との印象でした。
それから、機会があればR2904/700009をゲットしようと考えていました。
チャンス到来!
ゲットしてメインに組み込むと????????
もろに、部屋の違いが音に表れていました。
広大な方舟ならでは鳴り方で、高域のエネルギーを部屋の広さで緩和していました。
自室は、残響が長い方が良いと言われて正直に反射を主に調整していたので、反射がきつくて煩くて使い物にならず、放置の状態になってしまった。(涙)
スーパーツイーター的な使い方なら、うまく繋がると思いますが、その時にその知恵が思い浮かばなかった。
現在の部屋の状態は、見えるところ【天井は除く】にはカーテンぐらいしか必要悪の吸音材は使用していませんが、見えないところにはがっちり吸音材が仕込まれています。

写真はスピーカー側から見た部屋の側壁の様子です。
反射板の裏側(サランネットの部分)には、ぎっちりとニードルフェルトが詰まっています。
この部分で、ある程度の音のエネルギーは吸音されると思います。
耳の位置に吸音物があると音の精気が失われたような印象を与えて音楽を楽しめなくなります。

【この吸音テックスの性能は、吸音性能が半端ではない。ニードルフェルトも及びません。】
耳の位置で無い天井ですら、反射板が無いときには音が完全に死にました。
その代わり、フラッタエコーは皆無、定在波すら軽減されていたと思いますが、音楽を楽しめる環境では無かった。
現状では、反射板のお陰で程よい塩梅になっているようです。
また話が、ルームチューン系に逸れました。(汗)
スーパーツイーターでクロスポイントを上げるか、吸音テックスの面積を増やすか?
あれこれ、自分で問題定義して試すことは面白いですね。
すでに有るユニットを使ってあり合わせのLとCでハイパスを製作して試行錯誤は、お金も掛からないので良いですね。
さて、鳴かせてみよう・・・・R2904/700009
