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苦肉のPST回路 FE168SS-HP

2way化する前に、一度PST回路を組んでいました。
その時には、1500Hz~2000Hzの間の山が気になっていたので、Lは1.2mHとして一気に1060Hzから6dBのローパスを組んでいました。

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結果は、余り芳しくなく、中抜けのような何かが足りないような不思議な音になっていました。
そこへ、掟破りの可変抵抗(アッテネーター)を回路に組み込んでいました。
可変抵抗は、必ずCを入れて下さいと取り扱い上、明記されています。
昔は特に明記されていなかったように記憶していますが、定かでは無いですね。
今まで、平気でフルレンジやウーファーに使ったりしていましたが、特に熱くなることも無く壊れたこともありませんでした。
故に掟破りをしています。

余り芳しくなく無かったことで、2way化に走りましたが、ここでもL=1.2mHを使用していたために、ツイーターを入れても同じような傾向の音になっていました。
PSTも2wayも大差ない結果に愕然とした次第ですが、冷静に考えてみるとローパスの帯域に問題がありそうです。
そこで、再度、掟破りの可変抵抗を使用したPST回路を作り直しました。

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Lを1.2mHから0.82mHに交換、ローパスの帯域は、1060Hzから1551Hzに帯域が変更されました。
ズバリ、1551Hzからのローパスは正解でした。

IMG_2689.jpg

音に精気が蘇り、バランスも良くなり、苦手だった女性ヴォーカルも大変聴き易くなりました。
本来なら、無用な物を通しているフルレンジですが、決して鮮度が落ちたりしていません。
ツイーターも特に不要となりました。
もちろん、ツイーターの方が質は上ですが、うまく繋がらなくなりました。

PST回路は、使えます。
掟破りの可変抵抗の値を分析して固定抵抗に切り替えようと考えています。
掟破りの可変抵抗ですが、中高音の音圧を自在に変えることが出来ますので好みの音圧を探すのに有効的です。

実に心地よい音が、FE168SS-HPから出ています。
元々ダンピング性能に特化していますので、バランスが取れればフルレンジの追従を簡単には許さないでしょう。

試しに、女性ボーカルを空気録音しました。