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掟破り?のPST回路

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(今朝の富士山)

自作スピーカーの楽しさの一つに、滅茶苦茶なことをして音の確認をする作業があります。
特に、僕は通説や何かの縛りが嫌いな質で人のやらないようなことをやっては楽しんでいます。
しかし、失敗の連続で散財は相当な金額になっていると思います。

掟破り?のPST回路とタイトルを書きましたが、フルレンジ党の方から見たらそのように感じるのだろうなと忖度した結果です。
マイクロ・トレーダーさんのコメントにも明記されていましたが、長岡先生も確信犯的に使用されいたようですので、方式としては正当な回路として個人的に認知しています。

掟破りの所業は、コイル+固定抵抗のところ、コイル+アッテネータを使用したところでしょうか?
アッテネーターの使用定義は、ハイパス回路を入れることが、メーカーで定義されています。
フルレンジでは、低域の強い電流が流れて破損する恐れがあるからだと考えていますので、アッテネーターが過熱して壊れるだけなので、壊れたなら、止めれば良いと考えています。

従って、定期的にアッテネータに触れて熱の有無を確認していますが、爆音帯域までボリュームを上げても特に熱が出ている様子も無かったので、使い続けています。
フルレンジの時と比べるとボリューム位置は、1メモリ上がっていますが、その分、低域、中低域の音圧が上がり、メインの中低域に肉迫する勢いです。

現在も、均整の取れた美しい音色がFE168SS-HPから流れています。
そこで、素朴な疑問が出ています。
PST回路を導入して、ボリューム位置が変わったので、能率が90dB以下に落ちたかもしれません。
それなら、最初からこのような普通な特性のユニットを選んだ方が良かったのではないのか?

・・・・しかし・・・・強力な磁気回路の恩恵でのダンピングの良さは、他のメーカーの追従を許さないので、多少の出費や犠牲に勝ると理解はしていますが、何か釈然としないですね。

励磁のユニットは、電磁石の電流を強くするとオーバーダンピングの音に変わって行きますので、ダンピング性能を上げるとついて回る諸刃の剣のような物かもしれませんね。

今のところ、PST回路に救われた・・・・・ユニットをゴミにしなくて良かったと長岡先生に感謝しています。
6月には、決済は済んでいますので1ペアが手元にきますが、このユニットはメインのミッドバスで使用します。
今回の実験で、ネットワークの値がなんとなく分かりましたので、この実験は効果があったと思います。

PST回路の見た目が悪いので、専用箱に納めて可変抵抗で音決めをして、切り替えスイッチも設けて、フルレンジで楽しめるようにするのも一考かと思います。

スピーカーの使い分け、棲み分けは言葉では理解しているつもりでしたが、実際は自分の嗜好が優先されてしまいました。