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小型箱の製作 その2

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昨日の続きで、小箱の製作をしています。
ダクトの真後ろ部分のリアに開口部を設けて、ダクトの交換を可能としています。

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ターミナルを取り付けて、側板を圧着中です。

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天板を二重構造とする予定ですが、板厚が18mmより少し大きくて18.5mm程ありました。
お陰様で、化粧用の天板の横のサイズと側板が少し寸法が不足しています。
側板は、少し削れば誤魔化せるし、側板はカットすれば分からなくなりますので、何とかなりそうです。

問題は、マホガニー本来の色では無いことです。
マホガニーには、間違いありませんが、色が薄す過ぎますのでオスモのマホガニーで着色しなければと考えています。
それか、エボニーかウォールナットの着色も有りかとも考えています。
天板の圧着、カット、研磨が完了した状態の景色で決めても良いような気もしています。

明日から、短期の出張ですので工作スピードが落ちていますが、2月の中旬までには完成はしていると思います。
値上がり続きのタンバンのW4-1879($274.98)とは、実値段はFE108SS-HPと良い勝負ですので、聞き比べが楽しみです。

頑張れ!頑張れ!Fostex


小型箱の製作開始

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材質:マホガニー18mm厚集成材

サイズ:H400mm×W221×D300  実質内容積13.6リットル 音道幅:185mm

フロントバッフル18mm2枚重ね36mm

ホーン折り返し:180°2回 90°1回の計3回

10cm級のFEとしては、超小型な箱に分類されると思います。
他の小型BHのD-10と比べても大分小さいサイズになりますが、これで果たして低音の量感が得られるか?
一抹の不安が無いわけではないですが、定説に捕われずにチャレンジすることに意義を感じています。

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後、板1枚を加えてスロートを作ります。
面積、広がり率などに迷いが出ますが、低域の量感確保には効率の悪い直管にはせずにコニカルにします。
写真で見る限り、限られた容積の中での空気室とスロートの面積、容積の関係が微妙になります。
この辺は、長年の勘?音道を見た目で判断が何となく出来ます。

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スピーカーターミナルを取り付けて側板を乗せて圧着すれば四角い箱の完成になります。
ダクトの面積をどうするか?
OM-OF101用のダクト径より一回り大きな物にしないと量感が厳しいかもしれませんが、その辺はやってみなければ分かりません。

今回も、板取り優先で箱の製作をしていますので、断面図などは脳内に入ったままです。
結果が良ければ図面化をするつもりです。

本日は、西伊豆の親戚の家に行っていたので、本日の工作はここまでが限界でした。

独り言

S誌主催のスピーカーコンテストの一次審査通過の数に勘違いがありました。
雑誌に掲載されていた内容を、読み直したら一次審査通過前のエントリー作品の紹介が大きく掲載されていました。(大汗)
一次審査通過のメールでは、確か22?作品が通過されていると明記されていましたので、半分ぐらい通過している勘定になります。
12月中には、2次審査の結果の連絡があるとのことでしたが、未だに無いので・・・・・結果は出ていると思いますが気になるところですね。
いずれにしても、ネット上が静かなのでS誌2月号を待つしかなさそうですね。


2022年度 初箱作り

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昨晩、出張先から帰って来ました。
ブログの更新も、PCを出張用に変えたらアクセスが出来ず、自前の携帯にアクセスキーが送信されていたのですが、その携帯を忘れてブログにアクセスできないでいました。(汗)

2022年度、初の箱作りはFE108SS-HPの専用箱を推測で作ることにしました。
168と設計の傾向が同じなら、推測でもいけそうな気がしています。
H900mmのサイズなら楽々と低音が出せますが、半分のサイズ以下に納めようと考えています。
取り急ぎ、漫画図を描いて仕入れとカットに行きます。

今回は、マホガニーで製作するつもりでいます。





2022年 初の自室オフ会

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2022年度、初の自室でのオフ会を昨日行いました。
オフ会と言ってもコロナ下の中なので二人でのオフ会でした。

今回の自室への訪問者の方は、岐阜からのお客様でハンドルネームは“み)”さんと申しまして、ブログへのコメントを残している方です。
お付き合いの始まりは、FE168SS-HPの図面紹介からだったと記憶しています。
トランペット演奏者、指揮者として有名なMさんの訪問は楽しみでした。
僕の音作りは測定など実施せずに自己の耳で決めて行く自己流で、楽しく聞ける音作りをモットーとしています。
ですから、超がつくぐらいの音楽家のMさん感想も、怖いような気もしましたが楽しみでした。

Mさんは、音楽家でもあり自作スピーカーを趣味に持つバリバリの長岡派の一面も持ちます。
過去の石田式BHBSの漫画図を参考にしたFE108NSのBHBSの箱を、持参してきました。
部屋、機器類の違いの検証が目的での持参で、後からFE168SS-HRの箱を持ってくれば良かったと感想を述べていました。
部屋の違いの前に、アンプの違いで音が変わることに驚かれていました。
Mさんもアキュフェーズのアンプを所有していますが、価格差がはっきり出ているようです。
僕なりに聞いた感想では、10cm級にしては重心が低い割に押し出しが力強いと印象を受けましたが、FE108NSの特性なのかなと、感じていました。
E-800のドライブ能力の高さの再確認になりました。

今回の訪問のメインイベントのFE168SS-HR使用の石田式BHBSの聞き比べ。
そのために、古いスピーカーセクターを引っ張り出した次第でした。
仮ですが、1番を旧のフロントダクトの箱、2番を新のリアダクトの箱と分けます。
1番は、音道幅が210mm、2番は200mmと10mm程幅が狭くなっています。
2番は、幅が狭くなっている分だけ、スロートの面積を1番とは変えています。

スピーカーセレクターは、音圧こそ合わせることは出来ませんが、同じユニットなのでその点は問題なしで、聞き比べには便利なアイテムですね。
YouTubeでの音源での感想では、当初は、1番の方が好みと仰っていたMさんでしたが・・・・・????
空気音での感想は、真逆でリアダクトに軍配を上げました。
YouTubeでの音源は、あくまでも雰囲気の表現程度?だったようです。
録音では再現できない空気音の違いが、ご理解いただけたようで安心しました。
続いて、4本同時の試聴と進み、メインの再生に入りました。
最近、放置気味だったので拗ねなければと心配はありましたが、いつも通りの鳴り方で一安心。
感想は、メインはメインと言ったところでした。

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その後、アナログの試聴、アナログの限界を垣間見た瞬間でしたが、アナログの良さも堪能しました。

その後、映画鑑賞?音楽DVDの鑑賞に耽り、最後にW4-1879を試聴してオフ会を終了しました。
13時から18時過ぎまで、時間の過ぎるの早かったです。

☆オフ会で楽しみの一つに優良ソフトの発見です。
Mさん持参のソフトでも発見がありました。

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Duets
ロン・カーター +ヘレン・メリル のCDですが、アマゾンで新品が9,000円超もしていました。
貧乏人の僕は、優良中古品で我慢して注文をした次第です。(汗)


2022年・初工作

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年始早々に工作を始めました。
リフォームの時に使用した床材の端材でスピーカーセレクターのケースを作ることにしました。
床材は、アメリカン・ブラック・ウォールナット15mm厚無垢W120mmなので、小型のセレクターの材料には十分です。
45°カットでの組み立ての練習には持って来いの工作でした。

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材料のフローリングの端材です。

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卓上丸鋸だとカットは、簡単ですね。

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サイズの確認。

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完成。

石田式BHBS 【FE-168SS-HP】F、R各ダクトの位置に違い確認

FE-168SS-HPを使用した石田式BHBSですが、ダクトの位置をフロント、リアや2本使いなどで音の違いがあるのか?
試しに、空気録音を実施しました。

最初は、リアダクト、フロントダクト、2本使いの順で録音をしています。

リアダクト


フロントダクト


2本使い



引き続き







録音のスキルが無いので、顕著の違いは出ていませんが、実際は大分違います。
ブラインドでも分かるかと思います。





謹賀新年・・・・年始めも自作スピーカー

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昨年から制作中であったFE168SS-HPの新作箱が、年を越して完成しました。
MAOP11用の箱とFE168SS-HPとの中間的なサイズで、ダクトはリアにしています。
2本目ともなると、流石にドンピシャのバランスで鳴っています。
単独で鳴らすために製作したのでないので、早速!Wで鳴らしました。

ミッドハイの癖が、ユニットの相互干渉のためか分かりませんが、緩和されて非常に聞きやすく上品な音になっています。
迫力は、素晴らしくメインを軽く凌いでいます。
16cm級のユニットの低域を強制的に共鳴で膨らました状態が、4本同時に鳴るわけですから想像はつくかと思います。
量感、迫力は、38級のウーファーを超えているかもしれません。
それでいて、過去に体験した38cmウーファーのような膨張したブミーな音にはなっていない。
スピードある締まった低域に、トランジャットの良い中高音・・・・・癖になりそうです。



録音では、部屋で体感している迫力は再現できませんが、雰囲気は伝わるかと思います。

W使いで真価を発揮できたFE168SS-HPと言ったところでしょうか!

今年は、良い年になりそうな予感がしています。