FE108SS-HP用 木製ダクト製作準備

ノーマルクリアーを上塗りして乾燥を待っている状態ですが、マホガニーの色も良いですね。
これで、エボニー、ウォールナット、マホガニーと着色して良い結果が出ています。
今までは、木の色を生かしてノーマルクリアーで仕上げていましたが、着色も良いので安い木でも行けそうです。
室温を上げていますので、明日の朝には乾燥すると思いますが、肝心のユニットが来ませんね。
石田式BHBSの命とも言っても過言では無い、ダクトの材料の製作しました。
廃材利用で、今までユニット用の穴を開ける際に出る円形の板を積層してダクトにしています。
しかし、この積層で圧着をする時に芯がうまく取れなくて難儀をしていました。
そこで、一工夫をしました。
円形の板は、いずれも自在錐で切断していますので、センターに小さな穴が開いています。
その穴を10mm程に拡大して10mmの丸棒をガイドにして芯を出しながら圧着をすることにしました。

まずは、何枚かを接着してベース上にして円形の板を丸棒のガイドに沿って入れて行きます。

廃材を利用していますので凸凹の状態ですが、旋盤で削りながら造形をします。

接着剤が多少はみ出ていますが、これでは圧着には成っていません。

旗がね4本で圧着、盛大に接着剤が漏れ出ましたが、そのままにして固まったら削り取るつもりです。
明日になれば、完全に接着されますので旋盤で削ることが可能となります。
新作箱の完成間近しと言ったところでしょうか。
(推測)新作箱の研磨および塗装

推測箱の研磨は、ランダムサンダーで研磨材を粗めから細目に切り替えながら、研磨を進めます。
この時に、削りかすの埃が凄まじいので、ランダムサンダー専用の集塵機を仕入れて強引に接続して研磨した際の埃を防いでいます。

研磨完了。
最終は、400番で仕上げています。

塗料は、オスモのマホガニーを使用していますが、板材がマホガニーを使用しているので本来ならノーマルクリアーで良いのですが、今回仕入れたマホガニー在の色が薄いので、マホガニーで着色する羽目になりました。(汗)

これだけ色が違います。
乾いているので顕著に色の違いが分かります。
ノーマルクリアーだとここまでの色は出ないと思います。

乾燥を待ってノーマルクリアーを上塗りします。
後は、ダクトを作れば作業は完了です。
放置後のFE168SS-HP

Mさん訪問後、火を入れることが無かったFE168SS-HPの新作箱です。
放置は、良いことで音の変化が瞬時に分かります。
旧箱と比べるとサイズは一回り小さく、リアダクトになっていますが、低域の量感は新箱が優ります。
Stereo誌の自作スピーカコンテスト出品作品も同様なのですが、最近の箱は容積が小さい割に低音が良く出ます。
これは、既成概念?の音道はある程度の長さ、箱の容積もある程度の大きさが有った方が低音再生では有利の考えが潜在意識化でありました。
その辺の概念を掟破りの発想で、新作箱を作り始めてある程度の達成が出来ているからです。
余談
超が付く位のオーバーダンピングは例外です。
低音な出せますが、異常に膨れ上がっているミッドハイに掻き消されるので不可能と諦めています。
効果音などには有利なオーバーダンピングですが、音楽性では疑問を感じています。
石田式BHBSに限りますが、低域の量感を損なうこと無くサイズダウンが可能となりました。
もう少し、数量を製作して確認すれば今以上に良い物が出来そうな予感がしています。
話が逸れましたが、新発想で製作した16cm級の石田式BHBSの音の確認をしました。
石田先生の言葉をお借りすると“しっかりした低音のエネルギー”に加えて、前に飛び出してくるような印象です。
低域が良ければ皆良いわけでは無いですが、中高域を濁すことなく綺麗に全帯域を再生しています。
今までm、気になっていたミッド、ミッドハイのピークもきになりませんので上々の出来と満足しています。
また、性懲りも無く空気録音なる物を実施しました。
FE168SS-HPの底力、Fostexさん技術力の高さを思い知らさせられました。
FE108SS-HPの登場を期待せずにはいられません。
☆早朝より、やりかけているFE108SS-HPの推測箱を仕上げようと考えていましたが、小屋の室内の温度が低いのでエアコンを入れて暖めています。
ブログを書いている時間で、大分、部屋も暖まったことと思いますので、これから作業の開始します。