放置のつもりが・・・泣かせてみようホトトギス

今まで部屋を占拠していた10cm級の箱を片付けました。
FE108SS-HPは放置を決め込んでいましたが、安い物ではないので「泣かせてみようホトトギス」の精神で、会社から帰宅後、速攻で自宅裏の小屋へ直行。
板材は、ある程度のサイズ(幅)でカットしてあるので、図面なしで卓上丸鋸で組み立てながら、実寸法でカットして行きました。
穴開けとカットで掛かった時間は1時間と数分、集中すると恐ろしく早い刻みでした。

余分な物は一切なし、シンプル・イズ・ベストの音道の配置です。
小箱をモットーとしてきたのですが、流石にFEの小箱には無理があります。
音道の仕切り板が1枚増えました・・・・・・(汗)
専用小屋があると電気工具は勿論、板材の保管できますので “いざ!鎌倉の時”には便利ですね。

2時間30分でここまで進みましたが、流石に体力、精神力の限界を感じて作業を中止。
寝食の食を忘れての作業でした。
推測箱より2周りほどサイズを大きくしていますが、これだめなら、一から作り直しです。
ロードが巧く掛かれば低域の量感は増える。
このBHの要素は、何回製作をしても心躍る一時です。
これだから、自作スピーカーの共鳴利用は止められませんね。
カムカムでは無いですが、いい音になれ♪~いい音になれ♪~
明日から、栃木に出張なので完成は今週末になる見込みです。
FE168SS-HPの再生音の確認

FE108SS-HPの試聴に専念していますが、どうも?耳が大分振られてきているように感じられました。
FE108SS-HPの音に慣れてくると、知らず知らずにパワー入れています。
W4-1879ほどパワーが入らないので、たまに爆音系では底打ちが感じられたので、パワーを下げたりしています。
そんなことをしていたら、若干の欲求不満状態になりましたので、試しにFE168SS-HPの新箱を引っ張り出して聞き比べをしました。
FE168SS-HPって? こんな良い音だった。?
圧倒的なダイナミックレンジ、パワーを入れた時の臨場感、情報量も桁違い、分解能もハイエンドを聴いているような錯覚すらする。
習慣や環境により印象が違う・・・・なんといい加減な耳でしょうか?(大汗)
お陰様で、気になっていたミッド、ミッドハイが、不思議なことに全く気にならない。
なんと幸せなことか・・・永遠に続いて欲しいですね。
FE168SS-HPは、コストパフォーマンスが良いと感じた次第です。
FE208SS-HPの登場が楽しみです。
この路線なら、間違ってもFE208SOLのようなことは無いと思いますので、多少高くても触手は伸びると思います。
箱の違い、エージングの違い、口径の違い、耐入力の違い・・・・・FE108SS-HPの音に耳が慣されたことが大きな原因かもしれませんね。(大汗)
当分は、FE168SS-HPで良さそうな気すらしています。
FE108SS-HPは、当分は放置して様子を見ます。
FE168SS-HPでは、考えられないくらいのパワーを入れて録音しています。
もちろん、入力レベルは下げていますので、録音状態は良くないと思いますが、何事もお試しでしています。
相変わらず、低音の量感と最低域が拾えず、迫力などのダイナミズムは録音では無理でした。
☆余談
重箱の隅を突くような考えで接するオーディオほどつまらない物はないですね。
難しく敷居を高くしているような感じすらするオーディオ界の将来が心配になるところです。
自作スピーカーも考える前に実行することにより、結果はどうあれ喜びは増します。
その延長上に、楽しいオーディオの世界にのめり込み自作派でもオーディオ機器に散財をするようになります。
沢山の人が何らかの形でオーディオに興味を持てばオンキョーさんような不幸な出来事は無くなり、オーディオメーカーが元気になります。
自作でもローコストでもハイエンドでも理屈抜きで、音楽が楽しめるような世界に見えるとオーディオ人口も増えるかもしれませんね。
FE108SS-HP vs W4-1879

FE108SS-HPのエージングを音楽鑑賞から映画鑑賞に変えて進めていました。
出張の疲れからか?
そのまま、爆睡したら深夜3時過ぎであった。
爆音近い音の中で良く爆睡が出来た物です。
お陰様で、低音の量感が増えてきました。
そうなると、少しだぶつき気味に感じてきましたのでダクトの長さを30mmほど延長しました。
低音の再生の状況で中高音に大きく影響をしてきますので、この段階でバランスが決まります。
もちらん、逆も言えることで高音の出方で低音の出方(聞こえ方)も変わります。
ダクトで絞ることで中音の密度の向上がありますので、この加減も大事です。
それでは、中高音の確認用のソフトで空気録音をしました。
最初がW4-1879になります。
あまり当てにはなりませんが、参考程度ということで・・・・
重箱の隅を突くオーディオは疲れますので、聴いていて気持ちが良ければ何でも良しと考えています。
フルレンジでも十分に幸せな気持ちになれますね。
おまけ
少しサ行が気になりますが、気持ちが良いサ行なのでOKですね。
FE108SS-HP 【石田式SBHSH】試聴

昨日の午前中に届いていたFE108SS-HPを1日遅れで開封して音の確認をしています。
写真左は、H600mmのFE108SOL用の専用箱です。
最初、試しに左側の箱に入れて音の確認をしたところ・・・・???
凄いブーミーな音で聞く耐えない籠もった音に、びっくり!!
低音の量感の過多で中高音が、完全にマスキングをされている状態だった。
低音が制御不能な状態は、FE108SS-HPの低音再生の潜在能力の成せる技と思い推測で製作した右側の石田式SBHSHの箱に入れて試聴の開始です。
低音の量感は、若干少なく感じましたが、低音はしっかり出ている。
エージング不足か?情報量が少なく音が全般的に硬い。
これでは、ユニットの真価が分かりません。
この状態で爆音状態にしてCDR1枚分を無人の部屋に放置。
再度、試聴を開始。
左の箱は相変わらず、ブミーな聞く耐えない付帯音が乗った低音ではFE108SS-HPから見たらゴミになってしまう。
右側は、低音の量感が良い感じでタイトで締まっいる。
そこで、SBHSHにユニットを移してStereoで試聴の開始。
音が、完全では無いが大分熟れてきました。
何より、1本の時より音が全般に力強い・・・・当然ですね。
情報量も申し分ない。
一番気になっていたミッドハイが、絶妙なバランスで音が前に出てくるが寸前のところで煩くならない。
音楽を楽しく聴きたい派としては、素晴らしいの一言。
少し硬さを残していますが、この硬さが管楽器や弦などでは実に好ましい。
この辺は、W4-1879には無い部分である。
真の長岡派の方には物足りないかもしれませんが、長岡派を落第している身としては、良い感じです。
明日の試聴でも印象は変わると思いますが、FE108SOLより大分聴き易い音に成っている。
部屋など環境により低音は左右されますので、ユニット及び箱の評価は難しいし、好みありますので評価がわかれます。
自室でブミーな低音は、木造軸組住宅のお部屋では良い感じ鳴ることがあるので悩ましい。
逆に、自室で良い感じのバランスで鳴っていた箱が、お部屋が変わった途端に低音はどこへ行ったの?・・・なんてことがありました。
部屋ありきの判断に成りますので悩ましいですね。
今も、BGMで聴いていますが、だんだん良くなってきています?・・・耳が慣れた。(笑)
お馴染みの曲を録音しました。

マホガニーの箱は初めてです。
妄想の続き・・・アンプ編

ホテル住まいの夜のやることは、テレビを見たり、持参しているPCでネットサーフィンをしたりして時間を潰しています。
少し前のテレビ番組は、オリンピック、最近ではウクライナ・・・・これは、悲しいですね。
ネットサーフィンもオーディオ系の記事を拝見していますが、最近ではあまりアップがされていないので見所が少ないですね。
そうなると、狭い部屋のベッドに横たるしかありません。
目を瞑って眠りに着くつもりが、色々と余計なことを考え出す。・・・・殆ど妄想。
上の写真は、E-5000とP-4500です。
E-800のパワー部がAー48を流用して作られているのかと想像が出来ます。
E-5000もP-4500のパワー部を流用しているのかと確認したら、ハイポーラトランジスターが4パラレルから5パラレルに変更されていた。
パワーも8Ω240WとP-4500の90Wに比べて3倍近く大きくなっている。
実は、Aー48を購入する際にP-4500と迷いましたが、AB級の90WがA級45Wに比べると非力に感じたのでAー48に決めていました。
そこで、P-4500の後継機種にE-5000のパワー部が入ったら・・・・魅力的なパワーアンプになると妄想をしています。。
最近、低音はA級よりAB級の高パワーでドライブした方が締りが良いように感じています。
もしもですが、妄想通りになったら・・・・やばいですね。
低音用でポチるかもしれません。
そうすると次に欲しくなるのが、プリですね。
狙い目は、C-2900あたりになりますので、E-800とEー530を処分して・・・・・本当にやばい妄想ですね。(大汗)
E-800は非常に良いアンプで気に入っていますが、プリアウトのA-48の音も捨てがたい。
そこまで、やってしまうとチャンネルデバイダーまで欲しくなります。
くわばら、くわばら、妄想は止めにします。
P-4500の後継機種が発売されないことを祈るばかりです。(大汗)
再サブメインの構築?
10cmフルレンジのBHBS化は、数週間単位で攻略できそうな気がします。
4月以降、出張の頻度は落ちますので自作スピーカーに割ける時間が増えてきます。
過去に一度、サブメインを製作したことがありましたが、結局、メインより大型化したために、置き場所など部屋の面積の関係で最終的には解体をしていました。
オールアカシアの集成材をウォールナットに着色して製作をしようかと考えています。
現在のメインの下部の20cm×2本の上に既存のフォステクスのユニットに置き換えてオールフォステクスで統一する。
どちらがサブかは分からなくなりますが、スキャンの25cmを所有しているので、その上に既存のスキャンのユニットを組み合わせるとオールスキャンスピークでシステムが組めますで、現在のサイズと同等にする見込みです。
いずれも、方式は密閉になります。
スキャンのウーファー部は電気的に工夫をしないと厳しいかもしれません。
何か目標を見いださないと飽きてしまいますので、妄想から具現化をしています。
ただ、妻に小言を言われそうな気がしているのが、気になります。
音楽鑑賞する上で、基本になるのが低音の再生力です。
これを無視して中高音だけ聞ければ良いと言う人もたまにいますが、それはそれで好みなので良いと思いますが、知り合いはそう言いながらウーファーは38cmを使用しています。
僕は、低音大好きなので、フルレンジなど先に低音の再生力を箱で工夫して決めてから、製作、試聴、全体のバランス調整に入ります。
やはり、自作派としては、共鳴での低音再生が醍醐味ですね。
牛乳瓶の蓋程度のユニットから重低音が出ると楽しくなります。
位相や時間軸が気になるなら、密閉の箱で十分ですが、時間軸は、重い振動板に合わせるとなると本格的なマルチの構築になり、電気信号で時間軸をあせたりするのでコストと時間が掛かりますね。
サブメインを考えるに、位相や時間軸などの調整には、本格的な高級チャンネルデバイダーが必要になりますが、導入してすべてをクリアーしたと仮定しても、測定上は良くなりますが・・・・果たしてお気に入りの音になる保証がないので二の足を踏んでいます。
アキュフェーズのチャンネルデバイダーもそれなりの金額がしますので・・・・・老後の生活を考えると簡単に導入とは出来ないですね。
導入して仮にクリアーしても、部屋という難癖をつける器がいますので、また、奥が深くなります。
いずれにしても、作ってみてから考えれば良いことですですが、妄想するのも楽しみの一つになっています。
☆フルレンジ1発で楽しんでいる時が、音楽鑑賞や自作スピーカー製作は楽しかったよう気気もします。
特に競い合うスピーカーコンテストに応募するときは別格ですね。
といつもの独り言でした。
4月以降、出張の頻度は落ちますので自作スピーカーに割ける時間が増えてきます。
過去に一度、サブメインを製作したことがありましたが、結局、メインより大型化したために、置き場所など部屋の面積の関係で最終的には解体をしていました。
オールアカシアの集成材をウォールナットに着色して製作をしようかと考えています。
現在のメインの下部の20cm×2本の上に既存のフォステクスのユニットに置き換えてオールフォステクスで統一する。
どちらがサブかは分からなくなりますが、スキャンの25cmを所有しているので、その上に既存のスキャンのユニットを組み合わせるとオールスキャンスピークでシステムが組めますで、現在のサイズと同等にする見込みです。
いずれも、方式は密閉になります。
スキャンのウーファー部は電気的に工夫をしないと厳しいかもしれません。
何か目標を見いださないと飽きてしまいますので、妄想から具現化をしています。
ただ、妻に小言を言われそうな気がしているのが、気になります。
音楽鑑賞する上で、基本になるのが低音の再生力です。
これを無視して中高音だけ聞ければ良いと言う人もたまにいますが、それはそれで好みなので良いと思いますが、知り合いはそう言いながらウーファーは38cmを使用しています。
僕は、低音大好きなので、フルレンジなど先に低音の再生力を箱で工夫して決めてから、製作、試聴、全体のバランス調整に入ります。
やはり、自作派としては、共鳴での低音再生が醍醐味ですね。
牛乳瓶の蓋程度のユニットから重低音が出ると楽しくなります。
位相や時間軸が気になるなら、密閉の箱で十分ですが、時間軸は、重い振動板に合わせるとなると本格的なマルチの構築になり、電気信号で時間軸をあせたりするのでコストと時間が掛かりますね。
サブメインを考えるに、位相や時間軸などの調整には、本格的な高級チャンネルデバイダーが必要になりますが、導入してすべてをクリアーしたと仮定しても、測定上は良くなりますが・・・・果たしてお気に入りの音になる保証がないので二の足を踏んでいます。
アキュフェーズのチャンネルデバイダーもそれなりの金額がしますので・・・・・老後の生活を考えると簡単に導入とは出来ないですね。
導入して仮にクリアーしても、部屋という難癖をつける器がいますので、また、奥が深くなります。
いずれにしても、作ってみてから考えれば良いことですですが、妄想するのも楽しみの一つになっています。
☆フルレンジ1発で楽しんでいる時が、音楽鑑賞や自作スピーカー製作は楽しかったよう気気もします。
特に競い合うスピーカーコンテストに応募するときは別格ですね。
といつもの独り言でした。
FE108SSーHP・・・本日発送

本日、18時頃メールを確認すると商品発送の連絡が来ていました。
明日には自宅に届いていると思いますが・・・・出張中で開封が出来ない。
予定では、土曜日に帰れるので土曜日の夜には音出しが出来そうです。
10cm級の箱は、何本かありますので、新作箱の追い込みは出来るかと考えています。
FE168SS-HPの癖が改善されているとか?
改善されているとミッドレンジでの使用が可能となります。
サブメインでミッドバスをFE168SS-HP、ミッドをFE108S-HP、ツイーターをT-250D、サブウーファーを?
と妄想をしていますが、いずれも密閉になるので自作派としては面白みに欠けます。
やはり、自作で面白いのは共鳴系で特にBH、BHBS系で低音を持ち上げるのが楽しい。
音楽鑑賞は、密閉のメイン、音鑑賞は、共鳴系と使い分けています。
細かいことは気にしたら、フルレンジでは無理がありますが、それ以上に面白いのがフルレンジです。
さて、土曜日の音出しが楽しみです。
下手な空気録音なる物もしてアップする予定です。
良ければ、もう、ワンペア仕入れるかも?
出水電気の島元社長からの連絡

オーディオアクセサリーの回し者ではございません。
月曜日から渋川のルートインに滞在をしています。
本日の昼過ぎに、出水電気の島元社長からの連絡が入る。
西蒲田から伊豆の国市に引っ越しをしている報告とオーディオアクセサリー184号に伊豆の国市のオーディオルームの紹介があるとの連絡でした。
数日前のブログに今月号のステレオ誌にも、田中伊佐資氏の日記でも紹介がされていましたが、このときの取材が日記で紹介されていたようです。
記事の中で僕のことにも触れているとかいないとか・・・・・・
そうなると気になるのが人情ですね。
早速!渋川市内の本屋さんにオーディオアクセサリーを探しに行き、1件目でラスト1冊をゲットできました。(ホッ)
224ページから227ページの4ページでオーディオルームが紹介されていました。
225ページの下段に『作業の最後になった壁が最も凝っているかもしれない。これは近所に住むスピーカー工作の名人にアイディアをもらい、平行面が出ないように、独立したウッドボードを一枚一枚斜めに張ってある。』
いつだったかは忘れましたが、電話で壁の件を話していました。
自室の壁の方式にしたいので、材質や細かいサイズや加工などの話をした覚えがあります。
以前、島元社長のお客様と自室を訪れたときに、細かい寸法などは確認していましたので、電話でも話は簡単に済んだ記憶があります。
このお客様も同様な壁にして、良好な状態になったとの報告を頂いています。
島元社長に肝心の音の具合を尋ねたところ、大変良い感じで鳴っていると仰っていました。
島元社長から、遊びに来るようにラブコールいただきましたが、コロナが収束したころに伺うと返事をして電話を切りました。
出水電気さんのイメージは、マイ電柱・トランス、アース、電源関連が思いつきます。
部屋込みで電源関係も徹底的に行っていますので、試聴が大変楽しみです。
オーディオルームに興味のある方は、有意義な情報が得られると思います。
オーディオアクセサリーは、久ぶりに購入しました。
広告宣伝費が潤沢なのか?紙は良いし製品の説明も詳細にされている。
特に、興味のあったAccuphaseの新商品のE-5000とE-800との記事は、面白かった。
CDの付録が入って税込み1,500円は安いと感じた次第です。
石田式SBHSH 【石田式ショートバックロードホーン+シュートホーン】

昨日の音工房Zのメルマガの中で、BHBSの区分で上手い表現をしていました。
僕の箱の区別表現は、音道の長いBHBSを大型箱、音道の短い箱を小型箱と分類をしていました。
特に区分を決めている定義は有りませんが、板取り状高さが45cmを基準に大型、小型に分けていました。
上手い表現は、長い音道をロングの頭文字を使用してLBHBS、短い音道はSBHBS区分けがされていました。
ちょっとしたことでですが、こんな簡単な表記を気がつかないでいました。
その表現を引用すると中間はMBHBSとなりますね。
BSの表現は、ダクトの表現を間違えていました。
一度は、改名を考えましたが、BHBSが浸透しているようなのでそのままにして、諸事情で石田式をつけています。
漫画図は、最近の石田式BHBSの小型箱の断面図です。
ショートバックロードホーン?+テーパー状のダクトを取り付けていますが、テーパー状のダクトは、木工旋盤のお陰で殆どショートホーンの形状になっています。
そこで、上記の表現方法を引用した表現で、石田式SBHSHと小型箱に命名しました。
石田式SBHSHは、箱の小型化のデメリットで低音再生の不効率があります。
これは、BHも同様で大型の箱の方が、低音の再生能力は有利です。
なら、最初から大型の箱にすれば良いではないかと言われそうですが、置き場所、コスト、重さ(3Fまで移動)、工作時間の短縮、他などで、小口径は知らず知らずに3×6材一枚をペアーで収まるサイズになっていました。
ある程度の見てくれを考えて、ダクトを市販品の物をダメ元で使用したところ、瓢箪から駒状態で良い結果が出ました。
薄いビニール製が気になりましたが、結果オーライで使用するようになりました。
テーパー付きのダクトは、20年程前にショートホーンを製作してダクトの代わりにしていましたが、ほぼ、その形状が同じだったことを思い出されます。
この当時から、ダクトの先端をショートホーンをつけることは、低音再生や癖の軽減で効果的とメーカー系の方も仰っていました。
テーパーにすることで、ロードが掛かり難くなることはなさそうで、むしろ低音再生に有利に働いているように感じています、
何よりも、入力を入れたときの風きり音が無くなることはありがたいですね。
石田式SBHSHの欠点
F特上の山がバスレフに比べて多い・・・・・これは、BHもLBHBSも同様で量感、再生帯域をとるかで相殺されます。
ショートホーンからの中高音の漏れ・・・・・バスレフほどでは無いですが、気になりますので、ダクトの周辺に吸音材を配置。
石田式SBHSHの利点
中音の密度の向上
低音再生の向上
大型箱に負けないくらいの音の存在感(サイズ以上の濃い音)
ダクト交換で、調整が可能なため失敗が少ない。
板代のコスト、手間が押さえられる。 他
石田式SBHSHの肝
フロントバッフルの厚さを取る。
箱は、共振を押さえたい場所とさせて良い場所があります。
すべて、共振を押さえる強固な箱は、ウーファーなら良いですが、フルレンジではNG、弱い面を1面だけ作ります。
BH、BHBSの補強面で良いところは、側板、天板と音道の仕切り板が補強の代わりをしています。
天板もフロントバッフル同様に強度を持たせるために二重にする時もあります。
後は、ダクトの形状(これは、心臓ですね。)
音工房Zさんのメルマガの影響で、小型箱の命名が出来ました。
余談
昔は、好んで空気室に吸音材を入れていましたが、最近では殆ど入れていません。
入れるとしたら硬いフェルトのシートを少量を貼るぐらいです。
最近では、全く茎質には入れずにダクトのあるところに大量にニードルフェルトを入れています。
W3-1878専用箱の製作再開?

W3-1878・高級8cmフルレンジは、日本国内では驚異的な値段に成っています。
仕入れ元の値上がりもありますが、4万円/本以上しています。
スキャンの16cmを衝動買いをして、W3-1878の箱の製作を途中で止めていました。
気が向かないと何もしない性格なので放置状態になっていましたが、小屋の掃除をしていた際に目に入ってきたので急遽!製作の続きを始めました。

側板を3枚重ねにして、容積を増やしつつラウンド形状の箱にするつもりで、組み立て行きました。

ラウンド形状のやり方は色々とありますが、面倒なのでカットをしながら造形を整えることにしましたが・・・・
色々とやっていたら、面倒に成って来て写真の状態で、作業中止。
木工旋盤に目移りをしてダクトの製作にシフトしました。

ショートホーンを木工旋盤で削り出して楽しんでいます。
しばらくは、放置が続きそうです。
25日以降にFE108SS-HPが、手元に届くので気持ちの上ではこちらのユニットの能力を引き出す努力をすると思います。
W4-1879との対決が楽しみですね。