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バスレフ向きユニットとオーバーダンピングユニット

石田式BHBS123

いつもの独り言です。

石田式SBHSHと銘打ったまでは良かったですが、FE108SS-HPの推測新箱に流用したのですが大失敗をしていました。
この音道の構成は、限りなくWバスレフに近い構造ですので、バスレフ向きのユニットにはシングルバスレフの足りない部分を補うには効果的です。
しかし、甘くなったとは言え腐ってもFEです。
この音道構成では、低域の再生は厳しかった。

しかし、FE108SS-HPは、FEの中では低音の量感が出易いユニットと推測をしています。
現に、FE108SOLの専用箱にFE108SS-HPを入れたときには、凄いブーミーで中高音をマスキングしてバランスを大いに崩していました。

FE108SOLを入れている時の音は、煩く感じていた中高音でしたのでこの変貌ぶりは信じられないくらいでした。
このことに寄って得られた事は、サイズ的にこの箱と推測新箱の中間的なサイズで、ロードを強く効かせると良い感じなるのではないかと推測をしました。

そのような考えが決まると、放置どころではありません。
思い描いている経験上から来る箱のサイズおよび音道の構成を試したくなるのが人情です。
サイズの寸法はあえて入れていません。
部屋による音の違いが顕著な低音があるので参考にはならいからです。

左右の箱のサイズは別にしての違いは、音道の長さから来る折り返し(仕切り板)の増、スロートをテーパーから直管としています。
フロントバッフルの厚みは、15mm厚の板を2枚重ねから3枚重ねにしています。
3枚重ねには意味があります。
強度もさることながら、点音源的にバッフル面積を小さくするには、横幅が広がるごとに板の厚みを厚くしないとカットが出来ない。
丸鋸の刃のサイズにもよりますが、4枚重ねが限界です。
ダクトも時間短縮で市販品を使用としています。

思い知らされているのは、物理的法則に逆らってもろくな事が無いことです。
やはり、オーバーダンピングの箱の小型化は無理でした。

ユニットが発売になるたびに、専用箱を製作して妥協できる範疇まで箱を作り攻略をする。
ゲーム感覚ですが、これが楽しくて仕方ない。
純粋に、原音再生とは異なるジャンルになると思いますが、共鳴を制御して音のバランスを取ることこそ自作スピーカーの醍醐味です。
趣味として自己満足がモットーですので、すべてを飲み込んで楽しんでいます。