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BHのスロート

BHBS空気室

漫画図は、FE108SS-HPの新作箱の空気室とスロートの部分を真上から見た図になります。
漫画図に、このスロートに入れている仕切り板を明記したり省いたりとその時々の気分で書いていますが、殆ど箱に入れています。
特に直管などでは、定規の変わりにもなります。
BH、BHBSは、箱の横幅を増やすとスロートの面積状、限りなくスリットに近づいて行きます。
個人的な意識の持ちようかもしれませんが、スリット=吸音と言うイメージが強い。
そこで、なるべくスリット状にしないようにデッドスペース的に面積調整を仕切り板で行っています。
それなら、スリットの両端に設置すれば良いのですが、共鳴の観点から間仕切りにすることで、板の補強、スリット化の防止になると思い、上記の漫画図の配置にしています。

(他に、ロードが強くかかると板の強度が無いとこちらまで共振することにより、共振を微量ですが吸音される恐れがあります。)

これは、今に始まったわけでは無く20年以上前から実施していました。

スロートも直管では無くテーパーだと、この仕切りを省くことがあります。
それは、スリット状に成り難いのためですが、たまに丸鋸の角度調整用の治具を実寸大で製作したときに、流用をしていましたが、現在では治具が不要の卓上丸鋸なので使用することは無くなりました。

小さな事ですが、こんな些細な事に気を遣っています。
昔は、音道はなめらかにした方が良いと考えていましたが、現在では逆で凹凸があった方が良いように感じています。
これは、沢山製作をしてきた経験上のことです。
音道の組み立て時には接着面の隙間などないのですが、希に乾燥したときに隙間が出ることがありますが、内部から外へ出るような状況で無い限り、内部だけなら多少の隙間は問題はないです。
やはり、音道の構成が肝だと感じています。

いい加減に作った方が良い感じで鳴ったりするのも自作ならではの面白みですね。

シンプル・イズ・ベストのデザインと内部構造、作り易く、それでいてデザイン的に良い感じの箱の模索をしていきたいと考えています。




余談
【音楽、音のプロ・自称プロ・セミプロ・プロ及びプロ並みの能力を目指している方には縁の無い話になります。】

個人的な考えですが、趣味は、自己満足の世界と考えています。(何回もくどくて申し訳ございません)
こうあるべきとかこうのようなことはだめとかはナンセンスです。
自分が選んで判断すれば良いだけで、後は身の丈にあった資金投下をすれば良いだけと考えています。
資金投下しすぎると、僕のように貧乏になります。(笑)

自作スピーカーの箱の方式は、密閉から共鳴を利用した様々方式などの採用は、個人の趣味ですので何でも良いと思います。
個人的に満足できればそれで良いわけで、コンテストなどへの挑戦をすると他人の評価がありますので、それなりの努力はしなければなりませんし、他の人の評価を甘んじて受けなければいけません。
普段は、自己満足できれば何でも良いです。

希ですが、聞きもしていないのに他の方のシステムなど評価したり、自分の考えの押し売りをしたりするケースがありますが、この辺の出来事もオーディオ人口を減らした要因の一つと言われています。
そのような方の訪問は、趣味を平和に長く続けるのなら、お断りするに限りますね。(笑)
(仲良しグループは平和ですから別です。)

人に指図されて行う行動ほどつまらない物はないですね。
人からの指図は仕事だけで十分ですので、趣味では法律に触れない限り規制はないので自由気ままにやりたい放題で良いかと思います。
疑問とかアドバイスを頂くのはこちらから信頼している方に問い掛けるので問題はないと考えています。

と最近、強く感じている事の独り言でした。