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Z1000-Bergamoのユニット  試聴のつづき

ウッドベースの確認


ヴィオリンの確認


トランペットの確認


☆箱を教えなければ10cm単体で鳴っているとは思えないでしょう。(笑)

やはり、録音は近距離が有利ですね。
ただし、小口径フルレンジに限ると思います。
マルチだと各ユニット間の距離が悪さをしますので、距離を取った方がまとまりは良さそうです。
音の確認もニアリスニングの方が分かりやすい。
これも、ニアリスニングに徹しないと音が変わってしまう。
さて、距離を取りたい身としては、悩みどころです。(汗)
録音は、近距離・・・音楽鑑賞は遠距離では、録音の音は??
不思議なことに遠距離での録音では良さが全く出ないのですが、近距離の録音では遠距離で聴いているような錯覚をする。
いずれにしても、奥の深いオーディオと言うところで閉めます。


Z1000-Bergamo用のユニット【塗装後の確認】

IMG_5427.jpg

一晩明けての試聴で感じていることは、中音が少し主張してきている。
箱の強度が上がったのか?中の吸音材のバランスで高音が吸われているか?
全体的にタイト気味の音になっている。
モニターのような音は好みでないので、もう少し肉を付ける工夫をしなければ好みの音にならない。
塗装前は、素晴らしかっただけに些細なことで、惜しい。
耳の要求のグレードが上がっているのかも知れませんので、もう少し鳴らし込んで様子を見ることにします。

★現状の音質でも十分で、ペアーで20万円以上の音がしているように自負していますが、些細なことが気になっている心理状態です。(汗)

ダクトは、ノーマルの状態に変えて音の違いを確認、ダクトの入り口をネットで塞ぐと思いのほか吸音効果がありました。
多少は、必要悪でダクトより中高音の音漏れは必要と感じた次第です。
と言ってもダクトの効果で、BHほど漏れ出ては以内ですが・・・・・

また、空気録音をしましたが、今回は距離を半分ほどの2m前後にマイク位置を変更しています。



距離が近い方が、繊細で綺麗に録音が出きるように感じます。
空気録音は、距離を2m以下にすると自室の場合は良さそうです。
リスナーポジションは、倍以上ないと厳しい。


余談

余分な容積の排除をすることにより、箱のサイズが小さくなり、部品点数も減るのでコストが抑えられます。
経費節減な様な物で、箱の内部を見直すと容積に対して無駄な部分があります。
しかし、必要悪は存在しますのですべての排除はできないですが・・・・
フロントバッフルの2~3枚重ねは、音質には影響しますので外せないです・・・・・

IMG_5413445.jpg

箱の容積を減らしている例ですが、重ねることにより末広がりのホーンを形状する方法です。
斜め材を利用すれば仕切り板のグリーン部分の容積と板の使用量、部品点数が減ります。
右の例では容積は、大して減りませんが、部品点数と板の使用量(コスト増)の加えて重量が増えます。
箱は、多少の重みは必要ですが、無駄に重くしても音は良くなりません。
天板に重しをするのは、天板の板鳴りで解像度を落とすことを防ぎますから良いと思います。
ただし、あらかじめ箱の構造で強度が出る工夫をすれば重量の増及び材料の使用量は減ります。
戦闘機などは、強度を落とさずに軽量化をしているのが良い例だと思います。