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三役揃い踏み

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13cm三役揃い踏みは、いずれも海外のユニットです。
CHP90micaの大型箱は、ドライブ能力が少し箱に対して弱いので、元の小箱に戻した。
小さめの箱ですが、低音の再生では負けていませんので、箱のサイズとマッチしていると推測しています。
逆に中高域の質が向上している。

大箱は、CHP90micaの代りにW5-2423に変更しました。
このユニットは、85ドルと円高なら1万円弱の製品ですので、CHP90micaとはライバル的な存在かも知れませんね。

箱に入れたり出したりと、少し疲れました。
空気録音は後ほどに・・・・

吸音材無し続行中

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新作は吸音材を一切使用していません。
箱の工夫で何処まで出来るか?
持論の共鳴利用での吸音材は、箱の工夫で何とかする。
吸音材に逃げるのは安易な道で有り、箱の工夫が足りない=失敗作は言い過ぎですが、箱作のスキルの向上が止まってしまう。
と空言を述べても仕方が無いので、自己流の方向性を述べます。

なぜ?吸音材を入れるのか?

簡単言うとバックの中高音が前面に漏れ出して前面の音に干渉することの防止が主たる吸音材の働きと特に高域の強めの帯域を減衰させる効果があると考えています。
後は、容積の変化による低域への調整、箱内部ので反射音の吸音などがあります。
ですからシングルバスレフや密閉式の箱は、必要悪・・・・必須なアイテムになると思います。

共鳴を利用する方式としては、バックの音を有効利用してフロントの音とコラボさせて音のバランスを取る。
BHなどのホーン開口部から漏れ出す中高音は、音道を長くしても折り返しを多くして吸音材を詰め込んで対策しても、漏れを0にすることは不可能です。
高域などエネルギーの弱い帯域には有効とは思いますが、ミッドバス、ミッドの漏れは防げません。
それならバックから漏れ出す全ての音を思い切って使う方が得に思えてます。

自己流の対策として、低域の量感(音圧)とその他の帯域の音圧を箱の力で揃える。
いつも通りのBHBSで低音過多の箱を作り、ダクトのサイズの研究をして広帯域での音圧の確保を目指して全体域のバランスを取る。
今までは、音の詰めをダクトである程度していたのですが、見た目重視で市販の塩ビダクトを使用したので、選択種が限られていた。
詰め切れない分を吸音材で埋めていたのが実情でした。

吸音材の利用を止めるのを目標として製作したのが、市販品のダクトを使用したW5-1880の石田式BHBSです。
やはり、横着して市販のダクトの利用をしたのでダクトによる調整が出来なくなりました。
径を変えないで長さだけ変更した程度です。
当初は、目新しい音に感動!
長時間のリスニングを楽しみますが、何時ものあら探しの悪い癖が出始めます。
ソフト別で楽器の音色が・・・・ヴォーカルの肉付きが・・・・シンバルの音が・・・・拍手も?なんて気になり始めます。

そこで、2作目の製作になりました。
リアダクトにして、見えないのを良い事に板切れで調整のやりたい放題です。
今回は、BH+バスレフ+ホーンの組み合わせですが、1号機に比べるとダクトの面積は倍以上になっています。

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1号機に CHP90micaを入れました。
結果は昨日のコメントですが、一晩経ってW5-1880と比べると抜けが悪く中域のフォーカスも甘い・・・・比べなければ良かった!
やはり、箱が大きいようです。
元の小箱に戻してこじんまりとバランスを取った方が良さそうです・
大箱にして大型システム風な鳴り方をするのですが、クオリティが甘くなるのが残念です。

2号機は、1号機が肥やしになってくれていますので、不満に思えていたことが解消しました。
吸音材が無い方が音の鮮度が良く聞こえるのは、きっと僕のプラシーボですね。(大汗)

W5-1880は、やはり、幕の内と感じています。

CHP90mica【H90cm級大型石田式BHBS・・・・OK?】

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なめたネジの頭は何とか取れましたが、ネジの部分が取れなくて往生しました。
結局、ネジの回りを削って取りましたが、大きくえぐらないと接着が出来ないので10mmの穴を開けてダボを埋めて対応しました。
W5-1880を新作箱に入れるか?
CHP90micaをこの箱に入れるか迷いましたが、先にCHP90micaを低音の確認で入れることにしました。

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見た目は、MAOP風に見えますね。
さて、低域が破綻しなく再生出来るか?
楽しみですね。

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空気録音は、約1mの距離で録音をしていますので、直接音が主だと思います。

それでは、いい加減な空気録音を披露します。














ギリギリですが、低音は崩れていませんね。
低音過多気味ですが、このくらいなら好みの範疇かと思います。

それにしても、価格以上に頑張っています。






なめたネジ取り作業

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雨がやんだので塗装の乾燥を早めるために、バルコニーに箱を出しました。
時間的に1~3分?
もう!汗だくです。
灼熱地獄は健在でした。
アスファルトの照り返しも凄いですが、コンクリートの照り返しも負けていません。

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冷暖房完備のオーディオルームに引きこもり、体を冷やしています。
懸案であった、なめたネジの取り外し作業に入ることにしました。
作業計画は、なめたネジのセンターに30mmの錐でボーリングをして、次に42mmの錐で同じ作業をするとネジの首の強度不足により、ドライバーの力を頼りにネジの首を折る作業です。
スピーカには、初めての試みなので通常の折れ込みネジ外しとは違いが出るはずですので、作業は慎重に進めました。

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ボーリングしたときに発生する錐屑が、強力な磁気回路のボビン方向に向かって飛んでいきました。(大汗)

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強力な磁石には、同じく強力な磁石で対応しますが、磁石が手元から飛んで離れそうな感じなのでコーン紙に近づけるのが怖い!
なんとか、誤魔化しながら近づけて錐屑を撤去できました。
この辺が、通常の折れ込みボルトの作業とは違うところですが、磁気回路の強さには閉口します。

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錐屑の飛散防止のためにユニットに養生をしましたが、今度は錐屑が養生に跳ねっ返って床が錐屑だらけ・・・・
やはり、ネオジで対応すると錐屑が床から跳ね上がるが如くにネオジに吸い付きます。

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首が折れて頭が錐の先端に着いていますが、これが食い込んでいるのと小さいのでラジオペンチで挟んだくらいでは取れません。

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バイスで固定してドライバーを逆回転すると簡単に取れました。
これで、ユニットの交換のめどが付きました。

ブル、ブル、寒い! 汗がエアコンの風で冷えて鼻水が・・・・・


陽が昇る前に・・・・

連休4日目の朝が訪れました。
朝日が出る前に、塗装の作業を終えなければ汗だくとなり、朝風呂に入る羽目になります。
目覚めたのが、5時少し前でギリギリセーフかと思いバルコニーへ。

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一晩経過したので乾燥は進んでいましたが、天板はどうしても埃などでざらざら状態になります。
そこで、1500番のサンドペーパーで水研ぎを実施、気がつくと朝日が昇り始めている。
ドラキュラではないので、陽に当たると焼ける代りに汗だくになります。(大汗)

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汗をかかない程度に作業スピードを上げます。

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お~神よ! 雲に陽が隠れてくれました。
超ラッキーです。
天は我を見捨てなかった・・・・表現がオーバーでした・・・・・冬の八甲田山でないですね。

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上塗り塗装完了。
なにか?
冷たい滴がぽつりと・・・・・雨?
雲は遠く箱根山付近に有り、自宅の頭上には無い。
少し様子を見ることにしました。
こうなると、お日様のありがたみが分かります。

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お出かけ前に、室内に退散させないと・・・・



余談

MarkAudioから発売された13cmフルレンジのCHP90micaが良い意味での肩すかし商品でした。
今までのダンパーレスなど訳の分からない事をやったり、樹脂のフレームの使用や音が好みに合わないなどで、過去に大分散財した結果、MarkAudioから離れていました。
他にも、ちまたで散見される金属コーンの変形・・・・対応など・・・・・

音もMAOP11ですら聴く気にはなれずに飽きていた。

今回は、神では無くコーンが紙になったので・・・・・興味をそそりました。
MarkAudioのユニットは、以前より金属よりP(紙)の方が好きでした。

ユニットに興味も持ちましたが、それ以前に金額がリズナブルで有ったことも触手が伸びた理由です。
後は、怖い物見たさ的な心理も背中を押してくれました。

はっきり言って期待など微塵も持っていませんでした。
気持ちと裏腹に、早々に物が届くと箱屋の本能で音の確認をしたくなるが・・・・・適当な箱が無い。
10cmと16cmの狭間で、箱の製作例が少ないのが原因です。

裸で音の確認をすると????・・・・・?????・・・・・一瞬!思考回路が止まり、呆然と音を聴いていました。
良い意味での期待外れが大きかっただけに、肩すかしも大きく感じました。
冷静に、音の傾向の分析をすると典型的なバスレフ、密閉向きと推測。

ここから先は、先日のブログでも書いていますが、適当な10cm級のBHBSの箱をあてがってやると、値段を忘れさせるくらいの音質にびっくりです。
低域を欲張らなければ解像度も維持できますので、久々のホームランと言えそうです。

S誌の付録も同じ材質のコーンを使用しているようですが、如何にせよ本格的なオーディオ用では口径が小さすぎる。
今回は、初めて完全にスルーしますが、10cmだったらデッドストック込みで4冊ぐらい買っても良かった。

注意: これは、僕個人の独断と偏見の入り交じった感想ですので、スルーして下さい。


炎天下での作業は危険・・・・夕方まで待つ

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炎天下の中での塗装は、乾燥は早いが自らが急速乾燥してしまうので危険ですね。
作る始めると工作は、早急に進めてしまう質ですが、流石に炎天下の作業は辛いので、夕方まで塗装の作業を待ちました。
マホガニーで着色していますが、アカシアの集成材の上からではウォールナットの色に近い感じで良い色合いですね。
一晩放置すれば、明日の朝には乾燥しているはずです。
朝日が上がる前に、上塗りのノーマルクリアーで仕上げます。

問題は、壊れたネジの対策です。
改善された箱の音の確認はしたいので、面倒ですがネジを外すことにします。


聴きながら眠れる・・・・・・ CHP90mica

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CHP90micaに手を掛けるのは止めるつもりでしたが、昼食を取って自室でBGM的に聴いていましたが、音が心地よくて居眠りをしてしまった。
少し真面目に音楽鑑賞をしていると良い感じで鳴っています。
そこで、何時ものソフトの空気録音を実施したところ、3曲目で居眠り・・・・・(汗)
録音時間が少し長くなりました。
鼾も録音されているのでは・・・・・・・(汗)



女性ヴォーカルの声が心地よいですね。

それでは、裏の小屋へ戻ります。



追記

瓢箪から駒になった箱の漫画図

13cmBHBS






一晩経っての朝一の行動から

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昨日のやりかけの続きの工作を開始。

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旗金でがっちり圧着。
このまま、1時間以上放置。

自室に戻って、昨晩の小箱の音の確認を開始。
欲張らない箱の音は悪くない。
ある意味、このユニットに合っているように感じる。
ドライブ能力が落ちる分、シングルバスレフに近い構造の方が有利なのかも知れませんね。
これ以上、低域の量感を欲張ると抜けが悪くなります。
数ある不要と考えていた箱も、MarkAudio CHP90micaのお陰で活躍する場を持てたようです。

ブログネタの空気録音を開始します。
音源は、アキュフェーズさんの最新のDSDディスクより
















音質的、サイズ的にこのくらいの箱がお手頃かも知れませんね。
周りが、高音質のスピーカーだらけなので目立ちませんが、周りが凡機なら相当な実力派のCHP90micaだと思います。


さて、CHP90micaをからかうのは止めて、これからW5-1880の2作目の箱の組み立てを始めます。

MarkAudio CHP90micaを小型石田式BHBSで聴く

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本日の午前中には届いていたMarkAudio CHP90micaです。
まずは、裸でユニットの素性を確認する。
w5-1880と比べると非力なユニットなので、大きな箱では破綻する可能性がある。
設計はシングルバスレフ専用なので素の音のバランスが良い。
これなら、サイズダウンした通常の10cm級のBHBSの箱で十分に鳴ってくれるだろう。
10cm級の箱でも、強力磁気回路を有するユニット用に製作した小箱に目を付け探し出しました。
ジグソーで、取り付けの穴を少し大きくして改造は完了。

そこで、雰囲気程度の空気録音を実施しました。
くれぐれも、空気録音に重きを置かないようにお願いします。
購入を迷っている方は、必ず実音で確認をして下さい。



聞き比べ用W5-1880


箱の大きさからの差でレンジの広さに差が出ている。
大箱の実音は、レンジの広さから来る低域の存在感、量感、など周波数が低い故に超低域がレコーダーでは拾えていない。
逆に、小箱は低域方向にレンジが狭いので、俗に低音と呼ばれる帯域のレベルが高いのでレコーダーは良く拾っている。
この辺の差が、実音と空気録音の差を広げているのかも知れませんね。









非力ですが、全く嫌な音がしない扱い易いユニットで、金属振動板より安心して聴いていられます。
音を纏めるのには難度は低そうなので初心者の方でも、良い感じで鳴ってくれると思います。
音のコスパは非常に良いと思いますので、ヒット商品になるかも?


秋田のアベさんの襲撃!

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秋アベアベさんは、昨晩、伊豆のオーディオの爺御用達の土肥の脇浜に山海の珍味を味わい、本日のAM9時過ぎに我が家を襲撃されました。
アベさんは、我が家への襲撃は2度目になります。
その時は、もう一人秋田の大御所の金谷さんも同行していました。
もう、3年以上前だったように記憶しています。
その後、駆動系、スピーカーは一新していますので、試聴の感想が気になるところです。

まずは、メインからの試聴を開始、やはり、中域の良さを述べられていました。
個人的には、高域(ツイーター)も良いと自負していますが・・・・・・(汗)
暫くは、メインの試聴を続けていましたが、新作のW5-1880の試聴を希望されましたので待望の試聴の開始です。

すでに、雰囲気の確認の空気録音でW5-1880の音を披露していましたので、空気録音と自室の音の違いに興味がありました。
アベさんからの感想は、そんなこと空気録音との差などの感想を通り過ぎて、大変纏まりが良く低音も良く出ているとお褒めの言葉を頂きました。

アキュフェーズのアンプが良いのかもとも?(笑)

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続いて同社のW8-1808の試聴を希望され、3Fフロアーからオーディオルームに移動。
試聴の開始です。
高域の粗さを指摘されるが、W5-1880の繊細で上質な高域を聞いた後では、サブコーンの高域では質感で差が出ていたのだと思います。
それと、鳴らし始めて時間が短いのも災いをしていたようですが、最終的にお褒めの言葉を頂きました。
もしかしたら・・・・・部屋と駆動系の機器類が良いのかも・・・・・(大汗)
流石に10cmW4-1879の試聴までは時間切れで断念しました。
もう少し、時間に余裕があればDCアンプマニアさん宅への襲撃もあったのですが・・・・・・残念でした。

W5-1880は、空気録音と実音の差が顕著であったようです。
アベさんの知人の評論家の先生のお話だと、最近では空気録音で音の評価をされている方が散見されていると仰っていました。
どんなに良い録音をしても、実音には叶わないのは生演奏の録音も同じだと思います。

今後も遊び心で空気録音を続けていきますが、あくまでも話題作りの一環のレベルから脱却は出来ないと思います。

アベさんは、無事に伊香保温泉に到着しただろうか?
無事を祈るばかりです。


追記

こちらも無事に手元に来ましたが・・・・・箱が無い。(泣)

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