たまに聴くアナログに感無量

掟破りの長い線が届いたので、アナログPLとアンプを結線しました。
接続の線の長さは11mもあり、部屋の隅から天井すれすれに線を這わせて結線しています。
中間にフォノイコは無し、本来はフォノイコを経由させた方が良いのですが、物は試しに掟破りの状態で試聴の開始。
テレビの下に押し込んでいた時より・・・・音が良い?
鮮度が上がったような錯覚すらしています。
どうも、耳がおかしくなっているようです。(汗)
妄想スピーカー その1


過去に1度、同じような事を試したような試さないような?妄想スピーカーの実験を考えています。
漫画図の構造は、左側が密閉のタンデムとして理論上は2つのユニットが同時に動くので空気バネが掛からず容積は無限大?になるはずです。
問題は、内部に入っているユニットの動作が気になるところで、右側のユニットと反発する動作になるので動作に多少にずれが出る事が予想される。
救いは、BHなので空気バネはスロートから空気が抜けるので動作への影響は小さいようにも予想されます。
なぜ?
このような妄想をしたのか?
リバーシは、どうしても空気室が巨大化するので、理想な容積の確保が難しく容積の無駄が出易い。
その辺がダブるバスレフ的な要素を強くしているようにも感じています。
容積対策での苦肉の策で内部にユニット入れて容積の調整を狙っています。
スピーカー端子は、実験を兼ねているのでユニット単位で3系統にしています。
見た目を考えて端子はスピーカーベースに収納して外から見えない工夫もしています。
付録のスピーカーが、紙1ペアー、アルミ2ペアーありますので、サイズも小さく抑えられるので遊んでみます。
さて、どんな音が出るやら・・・・・・・
スピーカー端子アダプター【3Dプリンターで製作】 その2

前面からの外観の変化は無く、裏側に変化を持たせた第2弾のスピーカー端子アダプターです。
慣れれば有効活用が出来そうな3Dプリンターに将来性を感じています。

左が第一弾、右が第2弾・・・・何処が違うでしょうか?
短いネジを少しでも長くするために、取り付け部分の厚みを薄くしていただきました。
感謝♪~感謝♪~です。

取り付けの確認で、板に30mmの穴を開けました。
アダプターの取り付け部のサイズは、29mm程なので多少の穴の位置のずれは大丈夫です。

板と取り付けた感じは良いですね。
本来は、商品案内のカタログ通りの寸法ならアダプターは不要な物でした。
寸法違いは製品に問題が無いと主張し続けた中国の業者とは国民性の相違が出ているのか?
気になって、未だにこの手の案内で販売をしているのか確認をしたところ・・・・欠品状態のようです。

赤丸の部分の文言が増えたような気がしていますが・・・気のせいか?
類似?全く同じ商品が倍近い値段でエントリーされていますが、値上がりに商品が違っていたら怖いのでもう少し様子を見た方が良いかと二の足を踏んでいます。
僕以外にも、同様の被害に遭った方がいらしたのかも知れませんね。
少し早い伊豆メンバー達との忘年会

昨日は、近隣のオーディオ仲間と少し早い忘年会を兼ねてコンサートに行っていました。
10時30分過ぎに、千葉県から2名、東京都から1名の方が、我が家に訪問。
予定の時刻より、大分遅れて到着したので理由を尋ねると、新東名高速道路のICを一つ飛ばして新富士まで行ってしまったらしい。
どうも、富士山の位置で大丈夫だと勘違いをされたようです。
その後、修善寺の虹の里で伊豆のメンバーと合流、人、人の多さでめまいが思想でしたが、昼食を取ったりしていたら良い時間になりました。
県外メンバーの宿に向かいチェックインを済ませて16時開演のコンサート会場に向かう。
久しぶりに聴くオーケストラは新鮮で、有名な曲なので演奏の素晴らしさも体感が出来ました。
特にヴァイオリンの川久保さんの演奏には魅了をされ、CDの購入をしようと考えています。
今回は、途中参加だったのでOSWさんと僕は2階席でしたので、以前聞いた時の1階席と印象が大分違っていた。
ティンパニー、ウッドベースなどの低音楽器が、2階席では、これでもかとティンパニーなど叩き付けるような低音が気持ちよく、ウッドべーも弦をはじく音が明瞭に聞こえていました。
おそらく1Fの前席に陣取っていたメンバーは、違う印象ではとOSWさんと話していましたので、確認すると予想通りに殆ど聞こえていない様子でした。
ここでも、部屋の重要性が出ている良い例でした。
その後はお決まりの寿司屋さんで忘年会。
配置換え完了

PCの位置をずらしてGT2000を置くスペースを作りました。
・・・・・・と言葉では簡単ですが、既存の壁に合わせる板の製作から始まるので、スピーカーを作るような訳にはいきません。
一種の造作大工の領域になる作業かと思います。
包丁一本ではないですが、丸鋸一丁右手に持って板の加工です。(汗)

壁を斜めにしているので、壁の角度に合わせて板をカットしていくのですが、既存の壁の角度をはじき出すのが面倒でした。
墨出しだけ出来れば作業は終わったも同然です。
カットは、定規に沿って丸鋸を走らせるだけで紙を切るが如く、30mm厚のメルクシパイン材は簡単に切れます。

問題は、GT2000のベースになる予定の60mm厚の板の切断です。
ガイドをセットして丸鋸を走らすだけなのですが、走らす速度に注意をしなければ刃がゆがんで真っ直ぐに切れない。
板の側面を焦がさない程度に、丸鋸を走らせます。

30mm同様に綺麗にカットが出来ました。(ホッ)

振動対策で、20mm厚の発泡ゴムシートをサンドイッチしています。
丸鋸のカットより、この発泡ゴムをカッターで斜めにかぅとする方が、遙かに難しかったです。(大汗)
なんとか形になりました。
明日は、久しぶりにコンサート会場に行きます。
その後は、お決まりの早いオーディオ仲間達との忘年会です。
アナログPLの活用?

月曜日からの出張も昨日終わり、今朝からのんびりしています。
部屋のレイアウトの変更の際に、置く場所に困ったアナログPLをテレビ下に押し込んで依頼、殆どアナログに触れることがありませんでした。
原因は、使い勝手が悪いののだと気がついていても、中々改善するに至らない日々が続いていました。
ヤマハGT2000が泣いているような気がしてなりません。
そこで、室内に無理矢理!設置場所を作ることにしました。

部屋の隅にPC台を自作しています。
その場所を、なんとか活用が出来ないのかと模索をしています。
スピーカー端子アダプター【3Dプリンターで製作】

以前、スピーカー端子を仕入れたところ、ねじの部分がカタログ数値と違う物が届いて難儀をしている記事を書きましたところ、ブログを見ていた方より、スピ研さんのオフ会の時にスピーカー端子用のアダプターのサンプリを頂きました。
このブログのコメント記載でハンドルネームが出てきますmuukuさんからのプレゼントでした。
3Dプリンターで製作をされたとかで、今まで興味の無かった世界を知ることが出来ました。
操作が3DCAD並に難しいとか?
PC音痴の身としては、二の足を踏みたくなる世界ですが、出来上がる物の魅力が勝っています。
製作時間は、1ペア製作で何時間単位で掛かるようなので、プロトタイプの製作には有効的なアイテムになりそうです。
上記の物は、オフ会の時の物を改善された物が後日、送られて来た物です。
もう少し改善すると、商品化しても良いレベルになるのでは思いますが、大量生産に向かない3Dプリンターなので個人で少数の製作が良さそうですね。

リタイヤしたら、趣味の一つに増やしたいと考えていますが、3Dの図面が描けるかが問題ですね。(汗)
失敗する箱作り その3
最近、テレビ東京から配信されている韓流ドラマに嵌まっています。
出張から帰宅後、ブルーレイが設定もしていないのに録画をしていた番組を無意識で見ていたら見事に嵌まりました。
お陰で、寝不足気味です。
テレビ東京から土日を除く毎朝8:15分より番組が放映されています。
ブルーレイに蓄えられていた分は、数日で見てしまい次が待ち遠しくてネットフィリックススやアマゾンプライムで検索したりしている内に・・・・・タイトルになっている画像をどこかで見て事があることに気がつき、お袋の遺品を確認したら・・・・・ありました。
お袋に感謝するとともに、施設での生活の様子が思い出されて目頭が熱くなりました。

お陰様で、テレビを付けた状態で爆睡の状態です。(大汗)
失敗する箱作りは、フルレンジの場合は毎回しています。
その理由は、自己の飽くなき好みの追求の思いが強いためです。
妥協すれば箱の製作での失敗は皆無となりますが、最初は納得出来るレベルで箱が出来ます。
しかし、時間経過と共にあら探しが始まります。
そうなると、色々と改悪を始めたりしていますが、それも飽きて改善した新作の製作に取り掛かるの連続です。
そんな不毛な繰り返しで一番最初の箱が良かったと気がついたりといい加減なものです。
失敗する箱作りは、自己の思いの制御次第と言うことになりますが、そのように結論付蓋もないですね。(汗)
1つのユニットに試作箱(失敗箱)は、2~3ペアまでは、失敗の内に入らないと位置づけると全ての箱が成功?となりませんが、確率は上がります。
その前に、改善方法を知らないと試作箱の意味が無くなりますね。
先人の箱の図面をパクり、その箱を基準に自己の好みに改造していくのが一番良さそうです。
30年近く前の話ですが、長岡式BHの箱の製作時に感じていたことは、低音の量感が少なくトーンのお世話になることが多かった。
この頃は、箱の改善のスキルなど無く長岡式をバイブルと思っていました。
そんな折り、12cm級のD100に10cm(FE108Σ)を入れたときに、豊かな低音再生が出来たときには感動物でした。
その後の長岡式BHは、ワンランク下のサイズのユニット入れるようにしていました。
全てがOKとは行かずに試行錯誤の日々が続きスキルアップに繋がって行きました。
そして、失敗作の救済処置でBHBSが生まれました。
BHBSは、ダクトの交換や吸音材の追加(現在は不要を目指していますが?)などで、失敗する率は軽減されています。
十人十色、好みの違いがありますので難しい言えば難しいですが、作る喜びもありますので失敗も糧になると信じています。
余談
空気録音は、上流の音の製作などしている過程は見えませんのでやりたい放題出来る?かなと感心しています。
僕は、素のままで録音していますが、距離を替えたりするだけで音ががらり変わって録音されます。
奥が深いと言えば奥の深い作業になりますね。
最近、感じていることは、耳で聴いている音の印象に近づけるには、上流操作をしながら何度も録音を繰り返して近い場合を残すと良さそうで、それをアップすると高評価されそうな気がします。
面倒と言えば面倒な作業ですが、暇なときには面白い作業になります。
お陰様で、イコライザーで音質調整ありかと考えるようになりました。
少し我慢すれば好みの音や実音に近づけるような気がします。
本当は、ありのままが良いのですが、機材の性能や録音スキルを考慮するとずるも必要ですね。(汗)
いずれにしても、空気録音は遊びの域を出ない状態です。(笑)
出張から帰宅後、ブルーレイが設定もしていないのに録画をしていた番組を無意識で見ていたら見事に嵌まりました。
お陰で、寝不足気味です。
テレビ東京から土日を除く毎朝8:15分より番組が放映されています。
ブルーレイに蓄えられていた分は、数日で見てしまい次が待ち遠しくてネットフィリックススやアマゾンプライムで検索したりしている内に・・・・・タイトルになっている画像をどこかで見て事があることに気がつき、お袋の遺品を確認したら・・・・・ありました。
お袋に感謝するとともに、施設での生活の様子が思い出されて目頭が熱くなりました。

お陰様で、テレビを付けた状態で爆睡の状態です。(大汗)
失敗する箱作りは、フルレンジの場合は毎回しています。
その理由は、自己の飽くなき好みの追求の思いが強いためです。
妥協すれば箱の製作での失敗は皆無となりますが、最初は納得出来るレベルで箱が出来ます。
しかし、時間経過と共にあら探しが始まります。
そうなると、色々と改悪を始めたりしていますが、それも飽きて改善した新作の製作に取り掛かるの連続です。
そんな不毛な繰り返しで一番最初の箱が良かったと気がついたりといい加減なものです。
失敗する箱作りは、自己の思いの制御次第と言うことになりますが、そのように結論付蓋もないですね。(汗)
1つのユニットに試作箱(失敗箱)は、2~3ペアまでは、失敗の内に入らないと位置づけると全ての箱が成功?となりませんが、確率は上がります。
その前に、改善方法を知らないと試作箱の意味が無くなりますね。
先人の箱の図面をパクり、その箱を基準に自己の好みに改造していくのが一番良さそうです。
30年近く前の話ですが、長岡式BHの箱の製作時に感じていたことは、低音の量感が少なくトーンのお世話になることが多かった。
この頃は、箱の改善のスキルなど無く長岡式をバイブルと思っていました。
そんな折り、12cm級のD100に10cm(FE108Σ)を入れたときに、豊かな低音再生が出来たときには感動物でした。
その後の長岡式BHは、ワンランク下のサイズのユニット入れるようにしていました。
全てがOKとは行かずに試行錯誤の日々が続きスキルアップに繋がって行きました。
そして、失敗作の救済処置でBHBSが生まれました。
BHBSは、ダクトの交換や吸音材の追加(現在は不要を目指していますが?)などで、失敗する率は軽減されています。
十人十色、好みの違いがありますので難しい言えば難しいですが、作る喜びもありますので失敗も糧になると信じています。
余談
空気録音は、上流の音の製作などしている過程は見えませんのでやりたい放題出来る?かなと感心しています。
僕は、素のままで録音していますが、距離を替えたりするだけで音ががらり変わって録音されます。
奥が深いと言えば奥の深い作業になりますね。
最近、感じていることは、耳で聴いている音の印象に近づけるには、上流操作をしながら何度も録音を繰り返して近い場合を残すと良さそうで、それをアップすると高評価されそうな気がします。
面倒と言えば面倒な作業ですが、暇なときには面白い作業になります。
お陰様で、イコライザーで音質調整ありかと考えるようになりました。
少し我慢すれば好みの音や実音に近づけるような気がします。
本当は、ありのままが良いのですが、機材の性能や録音スキルを考慮するとずるも必要ですね。(汗)
いずれにしても、空気録音は遊びの域を出ない状態です。(笑)
失敗した箱作り(ユニット選び及び部屋との相性) その2
昨晩、出張先より帰ってきました。
出張先のホテルで自作スピーカー仲間のブログなど拝見していましたが、最近では掲載数が減少傾向になっているのが残念です。
数少ないブログの中で、SUZUKIさんのブログを拝見していると大型スピーカーの製作と部屋に対してのユニットのサイズに触れていました。
僕の経験談は、何回も同じ事を書いているので耳にたこができていると思いますが、あえて書きます。
木造住宅の時には、低音がダーダー漏れ状態だったので、低音の吸音など気にもしていませんでした。
吸音より、壁、天井、床の共振が気になっていましたが、当時使用していたスピーカーがスワン改だったので余り気にならなかった。
スワンは、木造住宅の欠点である低音の漏れを大きく膨らんだ低音(低くは無い)でカバーしていたように思います。
ですから、超気密なRC住宅の環境では低音(ミッドバス)が飽和していました。
この状況もある意味で、部屋との相性が合っていない状況です。
BHBSの箱の製作も10cm級までなら、ダクトの調整で部屋の特性に合わせることが出来ていましたが、口径を大きくするとスワンと同じように低音が飽和しました。
超気密の14畳のお部屋だと10cm程度のBHBSで十分な鳴り方をしていました。
しかし、欲が出てサブウーファーに手を出したのが、悪夢の始まりでした。
20cm1発で、低音が飽和して聴くに堪えない音、真面目に吸音対策必要となった次第です。
板振動での吸音対策を試みること5年の歳月を要して、20cm級のウーファーなら左右合計で4発までOKの状態までなりました。
その後の悪行は、38cm級の導入、それも最高で左右合計6発まで試しましたが、散々な思いをしました。(大汗)
巨大な箱(300ℓ)を室内で組み音の確認・・・・・箱を部屋から出すことが出来ずに室内で解体。
200ℓの箱も製作しましたので、解体後のゴミの処理に難儀させられました。
SUZUKIさんの行の通り、大型の箱は部屋に合わせたユニット選びが肝であり、その点を誤ると大失敗をします。
あと、痛い目に遭ったのが、20cm級のBHです。
どうしてもFEを主で使用するので、箱が大きくなりがちでマグネットの強力化でより箱のサイズが大きくなって行きました。
ユニットのサイズが大きくなるに連れて、ミッドハイの音圧レベルも上がるので、低音を持ち上げるのことに対してはイタチごっこだった。
この間にも、ゴミは続々と排出されていましたので、浪費の最たる物で20cm級のFEには、良い印象はありません。
キャパが50畳もあるお部屋なら、良い感じで鳴ったかも知れませんが、14畳程度では小音量で聴くしか道はありませんでした。
ですから、6畳で聴いている方の音量が気になります。
大型BHBSは、最初からユニットを選んで製作をしていますので失敗は少ないですが、箱が大きい故に移動が大変です。
最近では、箱を分散して製作をしています。
これななら、単体でサイズも小さくなるし重量も軽くなります。
失敗しても部分的に交換も出来るので失敗の被害は小さくて済み、何より今まで手の入らなかった部分にまで手が入るので音質調整には有利に働いています。
6畳に38cmを入れて音は出ると思いますが、鶏に牛刀なようなもと解釈をしています。
大成功を収めた箱でも、きっと、ご近所迷惑になるレベルの大音量で鳴らすのは困難だと思います。
結論的に、部屋の特性を理解しないで製作された箱は、小音量で聴かない限り失敗をする可能性が大と考えられます。
我が家も、左右合計25cm4発は返上して2発にしています。(汗)
箱の出来の前に部屋との相性が最重要ですね。
余談
オーディオ仲間と一括りにして表現することがありますが、やっていることは人それぞれです。
自作アンプ、自作スピーカー、PCオーディオ、アナログ、マルチ派、フルレンジ派など数えると、きりが無いほど出てくると思います。
話が良く合うのが、自作スピーカー愛好家の方達ですので、本来のオーディオ仲間は厳密に言うと自作スピーカー愛好方になると思います。
もっと細分化すると、マルチ、フルレンジと分かれフルレンジは、バスレフ(ダブル)、BH、BHBS、共鳴管その他に分かれます。
正確な数字は分かりませんが、このブログをパスワード化した時に100人以上のBHBS愛好家の方がいらっしゃいました。
おそらく、その倍、3倍位の方がいるのだろうと勝手に良い方に推測していますが、BHBS仲間でのオーディオ談義はきっと盛り上がることでしょう。
ブログでの文中で、これからBHBS仲間の言葉も入れて行こうと考えています。
出張先のホテルで自作スピーカー仲間のブログなど拝見していましたが、最近では掲載数が減少傾向になっているのが残念です。
数少ないブログの中で、SUZUKIさんのブログを拝見していると大型スピーカーの製作と部屋に対してのユニットのサイズに触れていました。
僕の経験談は、何回も同じ事を書いているので耳にたこができていると思いますが、あえて書きます。
木造住宅の時には、低音がダーダー漏れ状態だったので、低音の吸音など気にもしていませんでした。
吸音より、壁、天井、床の共振が気になっていましたが、当時使用していたスピーカーがスワン改だったので余り気にならなかった。
スワンは、木造住宅の欠点である低音の漏れを大きく膨らんだ低音(低くは無い)でカバーしていたように思います。
ですから、超気密なRC住宅の環境では低音(ミッドバス)が飽和していました。
この状況もある意味で、部屋との相性が合っていない状況です。
BHBSの箱の製作も10cm級までなら、ダクトの調整で部屋の特性に合わせることが出来ていましたが、口径を大きくするとスワンと同じように低音が飽和しました。
超気密の14畳のお部屋だと10cm程度のBHBSで十分な鳴り方をしていました。
しかし、欲が出てサブウーファーに手を出したのが、悪夢の始まりでした。
20cm1発で、低音が飽和して聴くに堪えない音、真面目に吸音対策必要となった次第です。
板振動での吸音対策を試みること5年の歳月を要して、20cm級のウーファーなら左右合計で4発までOKの状態までなりました。
その後の悪行は、38cm級の導入、それも最高で左右合計6発まで試しましたが、散々な思いをしました。(大汗)
巨大な箱(300ℓ)を室内で組み音の確認・・・・・箱を部屋から出すことが出来ずに室内で解体。
200ℓの箱も製作しましたので、解体後のゴミの処理に難儀させられました。
SUZUKIさんの行の通り、大型の箱は部屋に合わせたユニット選びが肝であり、その点を誤ると大失敗をします。
あと、痛い目に遭ったのが、20cm級のBHです。
どうしてもFEを主で使用するので、箱が大きくなりがちでマグネットの強力化でより箱のサイズが大きくなって行きました。
ユニットのサイズが大きくなるに連れて、ミッドハイの音圧レベルも上がるので、低音を持ち上げるのことに対してはイタチごっこだった。
この間にも、ゴミは続々と排出されていましたので、浪費の最たる物で20cm級のFEには、良い印象はありません。
キャパが50畳もあるお部屋なら、良い感じで鳴ったかも知れませんが、14畳程度では小音量で聴くしか道はありませんでした。
ですから、6畳で聴いている方の音量が気になります。
大型BHBSは、最初からユニットを選んで製作をしていますので失敗は少ないですが、箱が大きい故に移動が大変です。
最近では、箱を分散して製作をしています。
これななら、単体でサイズも小さくなるし重量も軽くなります。
失敗しても部分的に交換も出来るので失敗の被害は小さくて済み、何より今まで手の入らなかった部分にまで手が入るので音質調整には有利に働いています。
6畳に38cmを入れて音は出ると思いますが、鶏に牛刀なようなもと解釈をしています。
大成功を収めた箱でも、きっと、ご近所迷惑になるレベルの大音量で鳴らすのは困難だと思います。
結論的に、部屋の特性を理解しないで製作された箱は、小音量で聴かない限り失敗をする可能性が大と考えられます。
我が家も、左右合計25cm4発は返上して2発にしています。(汗)
箱の出来の前に部屋との相性が最重要ですね。
余談
オーディオ仲間と一括りにして表現することがありますが、やっていることは人それぞれです。
自作アンプ、自作スピーカー、PCオーディオ、アナログ、マルチ派、フルレンジ派など数えると、きりが無いほど出てくると思います。
話が良く合うのが、自作スピーカー愛好家の方達ですので、本来のオーディオ仲間は厳密に言うと自作スピーカー愛好方になると思います。
もっと細分化すると、マルチ、フルレンジと分かれフルレンジは、バスレフ(ダブル)、BH、BHBS、共鳴管その他に分かれます。
正確な数字は分かりませんが、このブログをパスワード化した時に100人以上のBHBS愛好家の方がいらっしゃいました。
おそらく、その倍、3倍位の方がいるのだろうと勝手に良い方に推測していますが、BHBS仲間でのオーディオ談義はきっと盛り上がることでしょう。
ブログでの文中で、これからBHBS仲間の言葉も入れて行こうと考えています。
失敗した箱作り その1(2本使い)
失敗した箱作り、その1と題しましたが、その1で終わるかも知れません。
理由は、説明が僕の文章能力では表現が難しいからです。
失敗しない箱作りは難しいですが、失敗する箱作りは簡単です。
JTさんのコメントでも触れていましたが、音工房ZさんでOM-MF4-MICAリバーシをBHBSかWバスレフで模索しているメルマガを拝見しています。
20年近く前にコンテストで披露した方式ですが、当時はタンデム式の箱が流行っていたと思います。
僕は、口径が8cmトの縛りがあったために、如何に効率よく低音再生をするかと考えたときに2本使いが閃きました。
しかし、同じバッフル上に2本のユニットを配置すると高域が打ち消しあいで減衰する。
これは、ウーファーなら良いですが、フルレンジでは細かい音まで減衰しますのでNGとなり、ツイーターが必須となります。
2列縦列、2列並列ともに、高域の減衰以外に悪影響が出ていました。
打ち消しあいと相乗効果の2面性があり、中高域で若干の暴れを感じました。
そこで、出来るだけユニットの影響を防ぐために、真後ろにもう一つのユニットを設置して干渉の緩和に努めたのがリバーシでした。

漫画図は簡単に音道を書いていますが、もう少しコニカルも含んでいます。
単純な接続方法ですが、シリーズとパラレルと簡単な実験をしたところ、Bは全く低音が出なくなりました。
当然の成り行きですね。
Aに戻すと力強い低音再生が可能となりました。
Bは失敗する接続となります。

Cは、タンデムで全面のユニットの箱の容積が無限大になる接続です。
タンデム効果が感じられるかと問われると未だに疑問符が出ます。
低域の再生も理論的には効果がありそうに感じましたが、余り感じることはなく耐入力が若干落ちたように感じていました。
そんな状況なので、詰めることはしないで放置状態です。
もし詰めれれば良い箱が出来たかも知れませんが、現状ではNG。
Dは、ローパスを入れるのが条件になります。
BH部分をサブウーファーとしてBH特有の谷の解消で考案しました。
但し、全面のユニットと内部に仕込むユニットの口径の大きさは違います。
より強い低音再生のために口径を大きくしています。
個人的にはDの音が好きでした。
まとめとしてリバーシは、Aのタイプが成功、Bは失敗、Cも失敗、Dは条件が違うので△と言ったところでしょうか?
Aタイプは、数多く製作をしています。
ショートホーン有り無しでひっくり返しては音の違いを確認していました。
製作上の問題は、どうしても空気室が大きくなるので、工夫が必要になります。
空気室の容積の関係上で、ユニットの位置が上部の方向なりますのでデザイン的に工夫が必要となり、デザイン的に現在進行形のリバーシになっているのが現状です。
余談
板材の値上がりに参っています。
例を挙げると12mmのラージ合板が倍以上の値段を付けています。
ホームセンターの便乗値上げ?大元から高い?またどこかの誰かかが買い占めしているのか?
アカシアの集成材も5割は値上がりしているので、妄想で箱のサイズが浮かんでも簡単には箱を作ることができないでいます。
リタイヤしたらもっと遠のくかも知れませんね。
理由は、説明が僕の文章能力では表現が難しいからです。
失敗しない箱作りは難しいですが、失敗する箱作りは簡単です。
JTさんのコメントでも触れていましたが、音工房ZさんでOM-MF4-MICAリバーシをBHBSかWバスレフで模索しているメルマガを拝見しています。
20年近く前にコンテストで披露した方式ですが、当時はタンデム式の箱が流行っていたと思います。
僕は、口径が8cmトの縛りがあったために、如何に効率よく低音再生をするかと考えたときに2本使いが閃きました。
しかし、同じバッフル上に2本のユニットを配置すると高域が打ち消しあいで減衰する。
これは、ウーファーなら良いですが、フルレンジでは細かい音まで減衰しますのでNGとなり、ツイーターが必須となります。
2列縦列、2列並列ともに、高域の減衰以外に悪影響が出ていました。
打ち消しあいと相乗効果の2面性があり、中高域で若干の暴れを感じました。
そこで、出来るだけユニットの影響を防ぐために、真後ろにもう一つのユニットを設置して干渉の緩和に努めたのがリバーシでした。

漫画図は簡単に音道を書いていますが、もう少しコニカルも含んでいます。
単純な接続方法ですが、シリーズとパラレルと簡単な実験をしたところ、Bは全く低音が出なくなりました。
当然の成り行きですね。
Aに戻すと力強い低音再生が可能となりました。
Bは失敗する接続となります。

Cは、タンデムで全面のユニットの箱の容積が無限大になる接続です。
タンデム効果が感じられるかと問われると未だに疑問符が出ます。
低域の再生も理論的には効果がありそうに感じましたが、余り感じることはなく耐入力が若干落ちたように感じていました。
そんな状況なので、詰めることはしないで放置状態です。
もし詰めれれば良い箱が出来たかも知れませんが、現状ではNG。
Dは、ローパスを入れるのが条件になります。
BH部分をサブウーファーとしてBH特有の谷の解消で考案しました。
但し、全面のユニットと内部に仕込むユニットの口径の大きさは違います。
より強い低音再生のために口径を大きくしています。
個人的にはDの音が好きでした。
まとめとしてリバーシは、Aのタイプが成功、Bは失敗、Cも失敗、Dは条件が違うので△と言ったところでしょうか?
Aタイプは、数多く製作をしています。
ショートホーン有り無しでひっくり返しては音の違いを確認していました。
製作上の問題は、どうしても空気室が大きくなるので、工夫が必要になります。
空気室の容積の関係上で、ユニットの位置が上部の方向なりますのでデザイン的に工夫が必要となり、デザイン的に現在進行形のリバーシになっているのが現状です。
余談
板材の値上がりに参っています。
例を挙げると12mmのラージ合板が倍以上の値段を付けています。
ホームセンターの便乗値上げ?大元から高い?またどこかの誰かかが買い占めしているのか?
アカシアの集成材も5割は値上がりしているので、妄想で箱のサイズが浮かんでも簡単には箱を作ることができないでいます。
リタイヤしたらもっと遠のくかも知れませんね。