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鳴かせてみようFE83SOL

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久々に大失敗したFE88SOLのBHBS箱ですが、BHBSの良いところは敗者復活が出来る事です。
BHならだめなケースでも低域の量感さえ出ていれば何とかなります。
今回は、予想に反して低音の量感がスカスカ状態で、全くのお手上げ状態となったわけですが、
ゴミにするのは簡単ですが、釈然としない気持ちが強い。

そこで、音・・・特に低音の出方をじっくりと聞き込む・・・・・!・・・・ロードしていない?弱いことが音の出方から読み取れる。
今回は、FEと言うことで量感重視の設計でスロートの面積が、普段より2~3割ほど大きくしていました。
この辺のさじ加減が難しいところで、今回は空振りに近い状態だったのかも知れません。

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そこで、スロートの面積を小さくする作業に入りました。
既存のスロートに9mm厚の板を接着して対応しましたが、圧着が出来ないので接着剤ベタベタの状態でひたすら乾くのを待っていました。

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バッフルの裏にユニットを取り付けて、バックの気流をスムーズしています。
他に、鉄板フレームの泣きも押さえられ見た目も良くなっています。
気になるのはショートホーン効果が何処まで出ているのか?

結果は、読みの通りでした。
ある意味では、未だに失敗の域を出ていませんが、実験としては大成功と言えます。
明らかに低音が改善され、量感も増えました。
もう1ペア製作すると良い感じの物が仕上がるかもしれません。

四の五の言っていてもしょうが無いので、空気録音をアップします。







鳴いてくれたような気がしていますが・・・・プラシーボか?

ヒデコンさん・・・如何でしょうか。

小型石田式BHBS色々

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FE83solの小箱を製作していましたので、試しに音出しをすると・・・・酷い・・・・久々の失敗?
今回は、空気室にフェルトシートを貼っていますので、このシートの吸音が原因かどうかは確認していませんが、
低域に対する駆動力が弱いためなのか?
全く低音が出ない・・・・・・この辺が岩田さんの言っていた攻略が厳しい理由か?
鳴くまで待てないホトトギス・・・・今晩にでもフエルトシートの除去をして音の再確認をします。
鳴かせてみようホトトギス・・・・・ここまでドライブ力の無いスピーカーは珍しい。
MarkもPARKもタンバンも箱との相性で外れは無かった。
Fostexの8cmを死蔵させていたのは、記憶が無いだけで過去に痛い目にあっていたのかも知れません。
もう少し時間経過とフエルトの除去でどう変わってくるのか?
他のユニットと交換しようか?
但し、FF85WKの径が2mm程大きいので現状のバッフルに入らないので、別のバッフルの製作をしなければなりりません。
ユニットの魅力が薄らいでいますので、ここで打ち止めも有りかと迷いが出ています。

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バッフルの裏へのユニットの取り付けは、効率よくバックの音が取りさせるの良いはずなのですが・・・・

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両脇の10cm13cmの音に耳が振られているのか?
だめだと烙印を押して死蔵状態だったFE108SS-HPだったのですが、soi用の箱に入れたら蘇りました。
このユニットも、ある意味では裏切られていた。
箱の容積が、大きすぎたのか?
挑戦した全ての箱において、量感過多気味で低音の締りが無く解像度が悪かった。
ユニットの特性を掴み切れていなかったのが原因ですが、FEをまさかここまでバスレフ向きなユニットに移行していたとは創造の範疇を超えていました。
コイズミ無線でも販売促進で、バスレフ箱での披露するようですが、圧倒的な量感は無理にしても、そこそこ鳴るかも知れませんね。
正月に製作した小型石田式BHBSの小型化が功を奏したようで、今のところ良い感じでFE108SS-HPが鳴っています。
値段が変わらないタンバンのW4-1879との対決では、音楽性、その他の要素でもタンバン勝利と個人的に思っています。

W5-1880の専用箱がヒデコンさん宅に嫁入りしたので、残りの箱に入れ直しました。
ソフトに寄ってはFEほどでは無いですが、高域のレベルが少し高いので気になる方は気になるかも知れません。
低音、低中音とのお夏のバランスを取ってあげると、高域が気に奈落鳴りますので、この辺を詰めると良い感じになります。
BHBSで影響を及ぼす帯域は低音から中音までなので、単純に低音、中低音を持ち上げれば事は足ります。

ヴィキングみたいな二つのユニットに囲まれては、8cm級では仕方が無いと言えば仕方が無いですね。