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6cm級の箱を流用

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8cmユニットを使用して、オーディオ的レンジを残しながらどこまで最小化が出来るか?
その実験の継続中です。
スピーカーセレクターを移動している時に出てきた6cm用BHBSの箱が出てきました。
MDF9mmで製作の試作箱なので、潰すつもりで8cm用に穴を開け直してユニットを取り付けました。

試聴の感じでは、超低域の再生は厳しいですが、一般的な低音と呼ばれる帯域は再生していますので8cm級としては妥協できるレベルと思います。
しかし、このFR03Eの低音再生能力は、素晴らしい。
FE系なら信じられないくらい箱が小さくてバランスが取りやすい。
誰でも簡単にある程度のレベルの再生音が可能だと思います。

ユニットの外径の数法は91mmなので箱のサイズの大きさの予想が付くと思います。
サイズ的には、このくらいが限界だと思います。
これ以上小さいとホーンの形成が厳しく、効果を望むのも厳しくなります。
これで、5種類の大きさの箱が揃いました。

現在、強制的にテレビの音源でエージング中ですので、明日以降にブログネタの空気録音をします。


スピーカーセレクターの活用

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20年くらい前に購入したローコストのスピーカーセクターですが、あまり使うことが無く最近ではテレビの右端に置いていました。
理由は、アンプの近くに設置すればスピーカーコードの長さが短く済むからでした。
しかし、ニアで試聴するならこの位置でも良いですが、リスナーの位置からでないと聞き比べの正確性に欠けるので位置をリスナーポジションの近くに移すことにしました。

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まずは、大量のスピーカーコードを用意しから作業を開始。
今まで、使用していたスピーカーコードを全て取り外して、一から各コードを長さ別に設置する作業に入りましたが、それが簡単にはいかない。
スピーカーは最大で4ペアの切り替えが可能、入力2系統、出力4系統になるのでスピーカーケーブルは6本使用する。
長いコードで14mm、短いコードで10mmとペアで24mは必要でした。
高い電源ケーブルなどでこれだけの長さを網羅するには、費用が掛かりすぎますので、アマゾンの安いスピーカーコードで済ませることにする。
それでも、費用は軽く1万円を超える。(汗)


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テレビ右側に収まっていたスピーカーを取り出して、アンプからの配線の位置も上下と2系統で配線しています。
これで、片側だけですので、左右出したら足の踏み場もないくらいの量になります。
このスピーカー達も、処分をしないと家中が、ゴミ屋敷ならぬ自作スピーカー屋敷になってしまいますね。(大汗)


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配線を完了しました。
早速!聞き比べをするとW5-1880タンバンの13cmフルレンジの音の劣化が酷い!
以前聴いた音とは別物になっている。
岩田さんが訪問されたときに、ハイ落ちの指摘をされていましたが、僕は箱の横にいてスピーカーセクターで切り替えをしていたので、劣化には気がつかなかった。
岩田さんは竹の音と納得をしていましたが、明らかに音が劣化している。
今までの音は、高域のエネルギーが少し強い位だったのですが、明らかに別物になっている。
鳴らし込んで直れば良いのですが・・・・・このままでは、ドーム型のクロスポイントの低いツイーターを加えないとバランスが取れない。
発想の転換で、フィルターを使用せずに上が切れていれば、良質なドームツイーターを導入すれば音は格段に良くなる。

ニアより本来のリスナーポジションで確認が出来る位置にスピーカーセレクターを移動して良い結果が出ました。
複数製作した箱の試聴(聞き比べ)も簡単に出来そうです。



余談

ブログは、日記が主で自己の軌跡の記録には貴重な媒体です。

一昨日、千葉のHさんからメールで再質問がきていました。
内容は、「昨年の暮れ頃の音から高域がずいぶん良くなっているが何をしたの」との質問で、宴会の時にCDR劣化が原因ではないのではと答えていました。
タイムラグの相違で辻褄が合わないので、再度の質問でした。

僕は、鶏と一緒で三歩歩めば忘れてしまいます。
僕のつたない空気録音で音の変化を感じていたようです。
Hさんの探究心には頭が下がります。
ご自身の億越えのシステムの高域が気になり始めているとのことで、改善の理由を知りたかったようです。

殆ど、家にいれば何かしら、本能の赴くままに行動していますので知らず知らずに大変なことをサラ~とやり遂げていることが多々ありますが、記憶が無い。

そこで、ブログを遡って確認していたら、やってました。
ネットワークの総見直しで、素材、クロスポイント等を大きく変更していました。
特にクロスポイント500Hzくらい下げて、ツイーター寄りの中高域にしていたのが功を奏していたようです。
LCの素材も高額の物が良さそうですが、素性を確認して合う物が良さそうでした。
Cなど単体では無くパラレル使用が良さそうです。
この点は、チャンネルデバイダーでは出来ない調整法なのでどちらが良いのか?
あまり、参考にはならなかったと思います。(汗)

自分の気に入った音が出ていれば幸せですので、今のところはLCネットワークに徹しますが、軍資金が入るとアキュフェーズのチャンネルデバイダーとパワーアンプを、ポンとまとめて買いそうな自分ももう一人いますので、怖いですね。

いずれにしても、自己の軌跡の記録媒体での使用のブログの使い方が良さそうですね。

好きな言葉になりつつあることわざ

弱い犬ほどよく吠える


類は類を呼ぶ