端材でツイーターBOX製作

サイズを問わずにスピーカーの箱の製作時に必ず出る円盤状の板ですが、塵も積もれば山状態になっています。
捨てるのも勿体ないので、廃材利用でツイーターBOXでも作ろうかと目論みました。

円盤上の板を自在錐で切り抜き積層で筒状のツイーターBOXをつろうかと作業始めて行きました。
円の直径が平均で11cmほどの円形の板を自在錐で切り抜く時に、円形の板本体を固定しないと回されてしまいます。
そこで、木ネジを使用して円の中心近くの2点で固定して切断します。
土台の板が大きいので、土台の板を押さえれば簡単に刳り抜く事は簡単ですが・・・・・
考えが途中で変わる・・・・・・・筒状だと安定感が悪い。
そこで、四角い板を刳り抜く事に変更。

直方体の板では固定が不要なので、墨出しをすれば簡単に円を刳り抜く事が可能です。
後は、墨に沿って切断をするだけです。

いつもの旗がねで圧着中。

積層は綺麗ですね。
これで塗装すれば、高級感が出ると思います。

Scan-Speak Revelator D2904/710003 1インチ ソフトドームが、収まりました。
ペア5,400円のフルレンジには勿体ないツイーターですが、棚の肥やしになるより、フルレンジのレベルアップで使用すれば存在価値が上がります。
マルチに移行すれば活躍も出来そうです。
複数使いの短所長所

今更ですが、同じユニットを使った箱を全て並べて一斉に鳴らしたら?
今でこんなに複数のユニットを鳴らしたのは、AVくらいしか経験がありません。
8cmと小口径、小箱ならでは可能となった所業ですね。
最初は、左側のユニットの向きが東西南北+天の配置で試聴するが、ユニットの干渉が酷い上に低域の増強が激しくとても聞けた物では無かった。
ヒドラ風にするには、ウーファー部分は多くて2個、後はローカットに徹しないとブーミーで聞けた物では無い。
次に直列5連奏は、ユニット同士の干渉はある物の、最初よりは若干良い程度であった。
やはり、低音の増強がすごくて他の帯域をマスキングしてしまう。
プラスツイーターでも厳しかった。
そこで、比較的に低域の量感が少なめな№2と№3を抱き合わせて試聴する実験をしました。

雨の鼓動の45秒付近までは、№2のソロです。
46秒から№3との抱き合わせで、1分経過下あたりからツイーター(925)を追加、後はしばらく2+1のままで、ランダムでユニットを減らしたり足したと音のバランスを楽しんでいます。
長所は、低音の増強が可能、短所はハイ落ちでバランスを崩します。
ユニットの複数使いの時には、箱のサイズは小さめがよろしいかと思います。