MDFの解体は大変・・・・

MDFの四角い箱に25mmのメルクシパインを1枚ないし2枚貼り付けてたので、1枚ずつ剥がしています。
これが大変で、MDFとの接着がしっかりしているためにMDFがめくれながら付いてきます。

粗方のパイン材が剥がれたら、ジャッキアップしながら破壊を始めますが、MDFだと剥がれ方がおかしい?

ジャッキアップしている様子ですが、これで調子が狂いますね。

なんとか、1本の破壊が完了しました。
これをロープで1Fまで下ろして、小屋の卓上丸鋸で細かく裁断してゴミで出します。
さて、明日も夕方に解体を始めることにします。
メイン1号機解体

3Fフロアーに追いやられて1年以上、もう聴くことも無いのに狭い3Fのフロアーを占拠している。
そこで、解体することにしました。
1号機は、Fostexさんのユニットを使用してハイエンド自作スピーカーを目指している時の産物で、途中、ツイーターとミッドバスをスキャンスピークのユニットに替えたりしていました。
ミッドバスに、FW168HP、HRを使用していましたが、目指す音とは違うとの想いが強くなり、禁断の高額ユニットのスキャンスピークに手を出しました。(汗)
事実、違う世界を垣間見たような心境になりました。(知らなければ良かった!)
そして、どこかでオーディオにのめり込む事へのストッパーが壊れてしまい、金銭感覚が破綻したのもオールスキャンスピークでメイン2号機を作った頃でした。(大汗)
自己資本金の配分を何に持って行くかで、はまり度が決まります。
車に興味在る人は、車にお金を掛けるでしょう。
他の趣味に興味のある方は、そちらに資金が流れるでしょう。
オーディオに興味が向いてしまったので、自己資金の大半がスピーカーユニットに流れています。
今回、解体の気持ちが強くなった要因は、オメガの会のスピーカーコンテストに出品する作品を、コンテスト限りにしたくないと言う気持ちが強かったからです。
ですから、サブメインにするくらいの気持ちで箱の製作、ユニット選びをしています。
コンテストのレギュレーションは、宅配サイズ100cmなので箱の容積は非常に小さく本格的なワイドレンジの物の製作は厳しい。
それでも、出す以上はそれなりのレベルの物を出さないと、皆様に拍子抜けをされてしまいます。
低域は欲張りませんが、その上のミッドバス、ミッド、ミッドハイ、ハイでレベルの高いハイエンドに通用する音質を目指しました。
良質な箱が出来れば足りない部分を補えば良いだけなので、サブウーファーを追加します。
サブウーファーは、電気信号を弄りますので、容積は気にしないで容姿重視で箱を作り、サブメインとします。
こうなると、完全に1号機は無用の長物になりますので、ユニットやその他の部品を取り外して、次期、新作に活用することにしました。
行動の早い自分ですが、現在、箱作は足踏み状態です。
理由は、FBの8cmクラブでもコメントを書きもましたが、現在、アカシアの集成材の良い物が行きつけのホームセンターに無い事です。
少し前までは、重く密度のある板が多かったのですが、最近は数枚掘っても良い物が出て来ない状況です。
現状の山が売り切れて、次の入荷の板の様子を見てから製作に取りか掛かろうと考えています。
店員さんにも質の低下を指摘しましたので・・・・・次回はと甘い考えをしています。
なぜ?
アカシアに拘るか?
安くて豊富にあるからですが、音が悪ければ買いません。
密度の詰まった重量感あるアカシアで作ったときの低音の出方が素晴らしい。
BHBSでもサブウーファーでも2wayでも、ウォールナット、タモ並のパフォーマンスを見せます。
何より、ウォールナット、タモより単価が超安いのが魅力的です。
ただし、品質のばらつきでスカスカの物は外れになりますので注意が必要です。

さて、炎天下の3Fの屋上に出す前に、少しでも室内で解体できる部分の作業をしようと考えています。
熱中症を覚悟で、解体作業に入るか?
本日の気温次第ですね。