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大音量は金が掛かる!!

部屋だけ良くても、機器類だけ良くても双方の性能を出し切ることは難しいと思います。
それでも、部屋だけ良ければ機器類の投資が少なくても機器類の性能は100%以上発揮できるでしょう。
多少、音量を大きくしても近所迷惑になることも無いでしょう。

と良いことずくめの部屋への投資は、機器類より高くなる可能性があります。
通常の木造軸組住宅でも坪単価は50万円以上掛かります。
それに、オーディオ専用ルームとして遮音を施すとコストは倍近く掛かると思います。
単純に坪100万円位はなると思います。

我が家は、17年程前に建て替えましたが、当初、軸組木造住宅で計画をしました。
工務店と見積りの打ち合わせ中に、オーディオ専用ルームの構築を伝えると、木造住宅での本格的なオーディオルームは、隣接する部屋が無ければ有効的なのですが、続き部屋があると家全体に音が伝わる可能性がある。
防音なら壁に吸音材を詰める程度で良いですが、完全遮音の場合は音の振動を遮断する必要性がある。
そこで、部屋の中にもう一つ部屋を作ることが必要になるそうです。
金額的に軽く1,000万円以上の費用追加が必要になる可能性が出てきました。
そこで、手っ取り早く鉄筋コンクリート住宅に方向性を変えました
家族を説得するには、地震に非常に強いのでとオーディオのためとは言わないで方向修正ができました。
費用は、木造軸組住宅に比べると50%以上の費用の追加になりました。
通常の生活が出来る状態、住むだけの状態の費用です。
しかし、オーディオルームに特化するには、窓の補強、防音ドア、ルームチューン、特別な電気工事(線、コンセントも含む)など物量投入が必要となります。
ルームチューンのスキルが無いと音響専門業者に委託することになりますので、費用の追加は大変なことになります。
ハイエンドオーディオへの投資以上の投資が必要になるのが、部屋かもしれませんね。

熟々、オーディオという趣味は、凝れば凝るほどお金の掛かる趣味ですね。
そこに、箱作りの趣味も入りますので、全く銭失いの趣味です。(笑)
その上、最近では、駆動系を新しくしましたので、部屋ほどでは無いですが出費をしています。

ふと、なぜ?と考えると大音量にするからだ!と結論づけました。

小音量なら・・・・・・

①テレビ程度の音量なら、遮音は必要ない。

②小音量なら、部屋は狭くても良い。

③小音量なら、アンプの出力も小さくて良い。

④スピーカーは、小口径で良い。

⑤音のエネルギーが小さいので、部屋の癖が出にくいのでルームチューンは不要。

まだ、あると思いますが、小音量?ならお金が掛からなかったと思います。
今更ですが、大音量の魅力に取り憑かれていますので、今後も出費は続くでしょう。
それに、スピーカーユニットフェッチも問題ですね。



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アールefuさん

オーディオも色々ですね。
僕は、キックの音が好きでキックの入っているソフトの音量を上げる傾向が多いです。
日によっては、小音量でBGM的に聴いているときが多いのですが、2~3割程度は、大音量になっています。
子の2~3割のための投資のようなものです。
若い頃の借家住まいの時には、大きな音が出せずにオーディオ休眠になった時期もありましたから、本能的に大きな音が好みのようです。

 

音量の好みは人それぞれで、現実は難しい問題ですね。
僕の場合は、フルオーケストラを特等席で聴く時の音量が
綺麗に再現出来るようにシステムを組みました。
でも普段は小音量で聴いています。

良く解らないのはPAを使ったコンサートの再現。
最後列の観客にも歓声に消されることなく音を届けるための爆音が
正しい音量だと思ったら違う様に思います。

特にボーカルは生音が好きなので、
PAを使わないで目の前で唄っている時の音量に会わせています。
そうすると他の楽器の音は小さめになりますが、それが好みです。

でもジャズとかになると、ドラムスを実音に会わせるのでだいたい大きめな音になりますね。
CDなんかは主役に会わせて音量バランスを揃えてありますから
小音量でも大音量でも聴き方次第になります。

人それぞれだと思いますが、小音量でも大音量でも良い音だなぁ‥と感じられるようになったら、システムの完成かなぁと。