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SLE-20W2本使いの4Ω化

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【小さい方のコンデンサーの方が容量が多いので知らない人が見ると???になりますね。】

有り合わせのLに電化コンデンサーとフィルムコンデンサーのコラボで、ローパスフィルターを俄に作りました。
これは、実験の一環で8Ω+8Ω=16Ωから8Ω×2=4Ωに、ローパスフィルターに変更しました。

結果は、量感が増えすぎで・・・・・(大汗)
上とのバランスが取れません。

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ゲインを-12dBにしても若干の低音過多の状態です。
上の帯域のユニットを一から見直して、奥の手を使い全体の音圧の調整を取ってバランスが良くなりました。
低域にアッテネーターを入れるわけには行かず、バイアンプならではの可能な調整です。
お陰様で、予想通りにA-48の出力メーターの振れが小さくなっています。
インピーダンスを上げすぎると、スピーカーの能率が下がるので音圧を上げるには、その分パワーを余分に食うと感じた次第です。
音圧的に爆音にしても、出力メーターの振れはレッドゾーンに飛び込むことが少なくなりました。

音圧調整をインピーダンスの調整でするより、お金は掛かりますがバイアンプが正解ですね。

また、悪魔の囁きでデバイダーとプリを加えて本格的なマルチ化・・・・・・クワバラ・クワバラ・・・・・老後破産になります。(大汗)

結果オーライでしたので、正式なローパスフィルターを組んでみるつもりです。


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Myuさん

>歪み感の少ないシステム・部屋で良い音源を聴く時は、>音量を上げたくなりますよね。

お仲間がいて安心しています。
ソフトの好みも似ているので、想像が付きます。

120wで0dBまで行くとは、凄いですね。
僕も、現状で厳しかったら、A48をもう一台ゲットして180wの手も残っていますね。
問題は、資本力ですが・・・・

 

kenbeさん

4Ω化してアンプがシャットダウンする問題が解決して良かったですね。

我が家でもミッドバスを駆動しているアキュフェーズのA-30(BTL)が0dB付近まで行きます。

歪み感の少ないシステム・部屋で良い音源を聴く時は、音量を上げたくなりますよね。気持ち分かります。

 

アールefuさん

スキャンのミッドバスの能率が低いので、必然的にその他の能率を合わせるために、ツイーターはアッテネーター、ウーファーは16Ω化していました。
能率の悪いスピーカーをパワーで音圧を上げていたのが、災いをしていした。
フルレンジでは考えたれない状況ですね。
能率を上げるなら、38cmを軸にホーン構成が良いと思いますが、音はすきでありません。
スキャンの新製品のミッドバスの能率が改善されていたので狙っていますが、高額なために尻込みをしています。
現在は、スキャンだけに頼らず上部のマグネシウム13cmにも協力してもらいバランスを取りました。

 

> 出力メーターの振れはレッドゾーンに飛び込むことが少なくな  りました。

いったいどんな爆音で聴かれているのか‥‥、こんな人のために出力メーターがあるんだと実感しました。

もう一つの策として、やっぱり能率の高いメインスピーカーを完成させることもお薦めです。
大音量が出せるだけではないんです。
自分が40年前から、ずっと能率100dB位のスピーカーを使ってきて解ったことは、「極小音量でも圧倒的に鳴る」ということです。
音圧ではなく、小さい音なのに感情を満たしてくれると言う意味で、中・低能率のスピーカーには出せない音だと思います。

そういえば長岡先生も「深夜、消え入るような小音量でバロック以前の超クラシック音楽を聴くのも好き」と綴っていました。
その頃は2発式BHでしたね。