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調整は、低音の量感次第?

昨日の試聴で確認が出来てた事は、板の違いによる低域の解像度と高域のピークでの共振の増加などの再確認が出来ています。

アカシアの集成材は、材質的には硬い部類に入る木材なので強度はパインに比べると差は大きい。
その違いの確認で、パイン材とアカシア材との音の違いを自分なりに検証をしました。
アカシア材は、ミッドバス、ミッド帯域で余分な共振が少ないので、音のクオリティーを向上させる働きがあるように感じられ、雑味がない分、声の肉が薄くなる傾向が強かった.

それ故に、聴感上の音のバランスは高域寄りになり、余計に高い帯域のでのピーク音に敏感になっていた。
しかし、聴感上は少し耳障り程度な感じなので許容の範疇であったが、録音した音を聴くと顕著に共振音が乗り、音全体を硬いイメージにしていたように思います。
先にも書きましたが、録音時に特に顕著に表れた症状は、録音レベルの飽和による歪みによるのでは無いのかと仮定するに至りました。

入力レベルを見ながら、入力を調整していますが、瞬間的に盛り上がる高域のピークを見逃していたために、歪みと無用な共振音を聞いていたようです。
録音は、直接音と比べるとダイナミックレンジの劣化、超低域の録音の不可、人間の感性をくすぐる空気の揺らぎ、空気感、広がり、直接音と間接音のコラボから来る絶対音圧の相違など、素人の録音技術、機器類では忠実に録音するには厳しい。

音の調整(バランス)は、料理の味付けに似ています。
低域を砂糖、中域を素材、高域を塩もしくは醤油と置き換えると分かりやすいと思います。
塩加減、砂糖加減で素材の味への影響が顕著でます。
塩の量は、定量であっても、砂糖の量が少ないと、塩がききすぎるのでしょっぱらくて食えた物ではありませんね。
逆に砂糖を増やしすぎると、甘ったるくなります。

魚の煮付けは、甘辛く煮込むと美味しく隠し味に酒、みりんを入れ、ゆずなどを添えると高品位な味に仕上がります。
昨晩は、砂糖になぞられた低域の量感を増やす実験をして、塩ぱらかった食材を甘辛くする方向にして、高域と低域のバランスを取る方向にしていました。

自作スピーカーコンテストの例を挙げますと、付録の同じユニットを使用しての縛りがあります。
しかし、箱の縛りはサイズの上限はある物のある程度まで自由です。
同じ構造、方式箱でもサイズが変われば音が変わりますが、この音は低域、中低域の量感の違いになります。
中高域の音圧レベルは、皆共通なので低域の量感でのバランス調整が肝になりますが、最近のコンテストは少し違うような感じなので、協賛メーカーの意向を忖度するとよいかもしれませんね(。笑)

コンテストの話は置いといて、調整の話に戻ります。
最低域の再生も重要ですが、フルレンジの場合は欲張ると中抜けが出ますので、量感(音圧)が重要になります。
低音の量感が過多になると中高域の音圧をマスキングするので、解像度が落ちた抜けの悪い印象になります。
逆に低音の量感が不足すると線の細い音になりますが、解像度は良く抜けも良くなります。
但し、レンジが狭いのでラジカセ、テレビのような音の印象を受ける。
特に小口径ユニットがレギュレーションなら、先入観で低音は出にくく大音量は厳しいとなりますので、低域の少ない傾向が多いように感じています。

即ち、低音、中低音と量感の増減で、高域の量感の印象が変わります。
高域寄りのユニット(オーバーダンピング)は、必然的にBHで低域の量感を増やして高域の高音圧とのバランスを取っています。
FEは、この高域のエネルギーがPA並に特出して高く低音の量感が追いつかないので、バランスが取れなくて攻めを断念するケースが多かった。
有り余る経済的な余裕と広大な部屋があれば、巨大なBHの製作に挑戦も出来ますが、それは夢の又夢で現実味がありませんね。

昨日の実験は、ダクトを短くして共鳴帯域を少し上に上げると同時に、量感も増えましたので、高域のピークでの色が薄くなったと感じています。
録音レベルも注意をしたので、その辺の飽和も緩和されたので歪みも軽減された結果と感じています。
現状の直接音は、バランス的には少し高域寄りですが、許容範疇で収まっています。
メインが無ければ、このままで音はゴールしても良いレベルになっています。

パイン材での箱の再製作は、保留としました。
アカシアの箱の仕上げに入ることにしました。
すべて仕上がれば、空気室などの微調整に入れますので、もう少し音の調整も進むと思います。

さて、ヴィオリンは・・・・・???




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アールefuさん

調整に入れば入るほど土壺に填まっています。
最初は、大人しいと感じたのですが、結構曲者ですね。
もうしばらく、迷走します。

 

Yさん

多くのコメントありがとうございます。
励みになります。

メインが隣に控えているので、どうしても比べるので迷いが出ています。
もう少し、迷走をします。

 

料理に例えた説明はお見事です。

以前の動画は軸上正面に近いリスニングポイントでしたが、やはり少し外振りしたことで、高域のピークも和らいだようですね。
2~3dBは下がって聴こえます。
これなら部屋と平行にして、トゥイーターだけ軸上正面でも
いけるかもしれませんね。

おっしゃるとおり、PAのようなFEなので、正面よりもおいしい角度が有ったりします。

 

分かりやすく説明していただきましてありがとうございます。
低域を砂糖、中域を素材、高域を塩、とても理解しやすいご説明ですし、出てくる音も、とても素晴らしい料亭の味になっておりました。
その例えから言いますと、最初のエンクロージャーは、味のバランス的には一流料亭には及びませんが、とても魅力ある味で、お昼になると、行列のできるお店でしょうか。
張り出した音とスピード感あるサウンドで、CD1枚を聴くと適度な疲れと満足感で眠りにつける、こちらも捨てがたいサウンドでした。