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苦肉のPST回路 FE168SS-HP

2way化する前に、一度PST回路を組んでいました。
その時には、1500Hz~2000Hzの間の山が気になっていたので、Lは1.2mHとして一気に1060Hzから6dBのローパスを組んでいました。

IMG_2685.jpg

結果は、余り芳しくなく、中抜けのような何かが足りないような不思議な音になっていました。
そこへ、掟破りの可変抵抗(アッテネーター)を回路に組み込んでいました。
可変抵抗は、必ずCを入れて下さいと取り扱い上、明記されています。
昔は特に明記されていなかったように記憶していますが、定かでは無いですね。
今まで、平気でフルレンジやウーファーに使ったりしていましたが、特に熱くなることも無く壊れたこともありませんでした。
故に掟破りをしています。

余り芳しくなく無かったことで、2way化に走りましたが、ここでもL=1.2mHを使用していたために、ツイーターを入れても同じような傾向の音になっていました。
PSTも2wayも大差ない結果に愕然とした次第ですが、冷静に考えてみるとローパスの帯域に問題がありそうです。
そこで、再度、掟破りの可変抵抗を使用したPST回路を作り直しました。

326589.jpg

Lを1.2mHから0.82mHに交換、ローパスの帯域は、1060Hzから1551Hzに帯域が変更されました。
ズバリ、1551Hzからのローパスは正解でした。

IMG_2689.jpg

音に精気が蘇り、バランスも良くなり、苦手だった女性ヴォーカルも大変聴き易くなりました。
本来なら、無用な物を通しているフルレンジですが、決して鮮度が落ちたりしていません。
ツイーターも特に不要となりました。
もちろん、ツイーターの方が質は上ですが、うまく繋がらなくなりました。

PST回路は、使えます。
掟破りの可変抵抗の値を分析して固定抵抗に切り替えようと考えています。
掟破りの可変抵抗ですが、中高音の音圧を自在に変えることが出来ますので好みの音圧を探すのに有効的です。

実に心地よい音が、FE168SS-HPから出ています。
元々ダンピング性能に特化していますので、バランスが取れればフルレンジの追従を簡単には許さないでしょう。

試しに、女性ボーカルを空気録音しました。









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スコッチさん

ありがとうございます。

また、性懲りも無く2way化にしています。

次に、また、掟破りのPSTに挑戦します。

 

一か所、間違えました。
B-Cを外してしまえば、ではなく、Cの結線を外してしまえば、が正しいです。
Cを外せば、アンプへの負荷はなくなり、本来意図していた可変PST回路になります。

>元々意図してやろうとされていたPSTの抵抗を可変にするという回路は、B-Cを外してしまえば、A-Bの抵抗値が変化するだけですので、本来の意図していた回路になるはずです。

国産ハイエンドメーカー製アンプで安心しています。 

スコッチさん

丁寧な説明、ありがとうございます。
電気回路は、畑違いなので思いつきで危険な事も怖い物知らずで平気でやってしまうので、機器類を壊して散財したことはありました。
なんとなく、まずいことをしているような気はしていましたが、特にアンプのプロテクターが掛からないし、アッテネータも爆音時に熱くなっていなかったので、危うく固定抵抗に変えないで使用を続けるところでした。
重ね重ね、ご忠告、ありがとうございます。

アンプは、国産ハイエンドの雄(僕の個人的な思い)のアキュフェーズさんなので安心しています。

固定抵抗に変えて、音を詰めるつもりでしますが、しばらくは、メインに戻ります。

 

ちなみに、可変抵抗のツマミを上げている状態だと、A-Bがショートで、B-Cが高抵抗値になりますので、コイルと並列にショートが入って、コイルの意味がなくなって、ただのスルーでユニットに繋いでいる状態に近くなります。

元々意図してやろうとされていたPSTの抵抗を可変にするという回路は、B-Cを外してしまえば、A-Bの抵抗値が変化するだけですので、本来の意図していた回路になるはずです。
可変抵抗のB-Cの意味は、A-Bが上がった時はB-Cを下げて、A-Bが下がった時はB-Cを上げることで、インピーダンスを一定に保つためにあるので(インピーダンスが変わるとCなどのカットオフも変化してしまうので)、PST回路に可変抵抗を使う場合はB-Cは不要です。
変化してもいい回路ですので。

 

これが、PSTではなく、普通に可変抵抗を結線したなら、いったんA-Bで高抵抗を通った後に、B-Cでショートになるので、A-Bの抵抗よりも下がることはないわけですから、アンプに負荷はかかりません。

しかしPSTで使っていると、並列にコイルが入っているわけですから、コイルを通った後にB-Cでショートしている状態になります。
コイルは高域で抵抗が増し、低域はショートされる素子ですから、低域はコイルではショート、B-Cでもショートになってアンプに戻ります。
ただ、コイルには直流抵抗があり、そもそもケーブルにも直流抵抗があり、ツマミ位置も最大まで下げて使ってないでしょうから、完全なショートになっているとは考えられません。
そのため、すぐに壊れるようなことはないでしょう。


入力のところでテスターで直流抵抗を測ってみれば分かるはずですが、たぶん危険なほど下がっていることはないでしょう。

続く

 

図の通りの結線だとすると、たぶんこの回路はアンプに良くないと思います。
ツマミ位置によりますが。
すぐには壊れることはないと思いますし、そもそもアンプに負荷がかかった時は保護回路が働くから、使えてるという事は高負荷状態ではないと思いますが、やめたほうがいいと思います。

ボリュームに繋がっている線を左からA、B、Cだとすると、ツマミを下げている時は、A-B間が高抵抗値になり、B-C間が低抵抗値になるわけですよね。
B-Cが下がるということは、最大まで下げるとショートの状態という事です。

続く