FE168SS-HP 漫画図の検討

面取り状況

この漫画図は、マークオーディオのMAOP11用に作られた箱になります。
FE168SS-HPの音の確認で、この箱に入れた時には予想に反して、量感豊かな低域と前に出る中高音に魅了されました。
漫画図と実際の箱とは違う部分がありますが、それは斜めにしている板の面を斜めにカットして接着していることです。
漫画図では、横に板を張り付けて空気漏れを防ぐ方法で、板を斜めカットにしたりしてはいません。
工作レベルが下がりますので、誰でも出来ると思います。
FE愛好家の方には、僕が苦労した帯域は好みの帯域と推測していますので、この漫画図でも良い線まで行けると思います。
奥行き、横幅、空気室の容積の変更などにより、音は変わると思います。
低域の量感を増やすなら、まずはダクトの面積を大きくすれば増えますが、質が伴わない場合は上記の箱のサイズを変えると良いと思います。

漫画図の基本になった板取図になります。
910mm×1820mmの板を2枚使用しています。
本当は、2枚では収まらないサイズでしたが、少し足りないために板が1枚追加では経済的に勿体ないです。
そこで、無理矢理に2枚で収まるように、漫画図に変更を加えていました。
材質が、パイン系だったので大した影響は無く良い感じの再生音になりましたが、硬い材質では癖が出た。
当初の予定では、音道横幅を230mmと考え、フロントバッフルは3枚重ねで計画をしていました。
今一度、当初の計画で箱を作りたいとも考えましたが、3枚使用するなら20cm級の箱が出来るので断念しています。
この漫画図を参考に、音道の仕切りを増やしたり、サイズを変更しりすると自分なりの音の構築が出来るかと思います。
ネックは、箱のサイズが大きいので失敗すると処分に困りますね。
FBの8cmクラブの記事で、この連休中にこの漫画図を参考に製作をした様子がアップされていました。
コメント投稿
muukuさん
僕も端材は、使い道が少ないので極力出さないようにしています。
図面上は、端材としていますが、ほとんどは補強用にしています。
小屋が出来ると、定置式の電動工具が置けますので端材も精度良く加工が可能となりますので、端材置き場も考えていますが、暫くは棚に消えていくと思います。
僕も端材は、使い道が少ないので極力出さないようにしています。
図面上は、端材としていますが、ほとんどは補強用にしています。
小屋が出来ると、定置式の電動工具が置けますので端材も精度良く加工が可能となりますので、端材置き場も考えていますが、暫くは棚に消えていくと思います。
面取りの詳細な写真ありがとうございました
フロントバッフルの上端処理(R処理)のズームアップ写真ありがとうございました。小生、45度でカットした後、多角形コーナーにして、サンドペーパーで仕上げてやれ!と考え丸鋸を当てましたが、間隔を取り損ねて、FBにアップしたような少々見苦しい仕上がりとなってしまいました。素直に45度からサンドペーパーで地道にRを付けた方が良かったかと反省しています。Kenbeさんは大きなR処理、どのようになさっているのですか?是非ご教授ください。とまれ、これから音のチューニング開始です。チャンバーの天井裏にフェルトを張ったのは、おそらく煩さ回避に役立っているかと愚考します。