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FE168SS-HPの癖

CIMG782536987.jpg

漫画図を再度載せていますが、アカシア集成材18厚を使用して上記の漫画図で製作しました。
当初は、低音の量感が思ったほど出ていなかった?と思いました。
しかし、原因は、ミッドハイ及び7kHzから上のピークが原因でした。

漫画図の音道の長さは、実質1m40cm程度だと思います。
この音道では、低域の量感が稼げますが、比較的高い帯域からミッドバス(200Hz~300Hz)の量感も多くなると見込んでいます。
その膨らんだ質の悪い低音を、ダクトで調整して聴きやすい低音にしています。
最低域の伸びを求めるのでは無くて、聴きやすい音を目指すダクトのチューニングをしているため、ダクトの長さは短めにしています。
市販品のダクトを使用していますが、適当な長さでカットしています。

しかし、それでも、中高域のレベルや低域のレベルを増やしてバランスを取る様にしましたが、この癖は箱の力で改善するのは厳しかった。
ユニットのエージングを進めたかったのですが、ソフトに寄っては煩くて聴いてられない。
そこで、煩い帯域をLで殺してツイーターでバランスを取りました。

その状態で時間経過と供に、箱とユニットのエージングが進み?なんとか?Lが無くても聴ける状態になりました。

対策で、空気室にも吸音材を入れましたが、これはNGです。
鮮度は落ちるは、低域の量感も落ちるはで散々でした。
しかし、ミッドハイの音は、推測に反して大して落ちない。

最終的な対策は、ダクトの下の空間にフエルトを大量に詰め込んで、中高域の吸音を狙いました。
無いよりはまし程度かも知れませんが、効果はありました。

この漫画図は、HidekonさんがFBで紹介して、み)さんがパイン材で製作しています。
プラスツイーターで、幸せになっているようで幸いです。

音工房Zさんの試聴会も開催されているようですので、再びネットでFE168SS-HPの話題で盛り上がることを楽しみにしています。

話が少し外れましたが、FE168SS-HPの癖を改善するのは至難の業です。
実際、僕の作った箱も自分の耳が慣れているのかも知れません。
僕も、改善途中でメインに仕込んでしまったので、6月分を待っていました。
7月上旬に配送との事ですので、部屋の片付けが完全に済んでいるので、独自のアイディアで改善が出来れば幸いです。



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