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板のみでの定在波対策の確認

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今晩は、珍しく雨の音が聞えます。
完全防音と言っても、音波に対しては抜群の性能を発揮する部屋ですが、物理的な外的な力が掛かると話は変わります。
1Fでリフォームをしているのですが、接着剤を剥がす音が自室までリアルに聞えてきます。
これは、骨振動によると解釈しています。
俗言う糸電話現象ですが、コンクリートが緊張した糸で、壁がコップの底の役目をしているのだと思いいます。
ですから、相当な勢い雨が屋根に叩き付けれているのでしょう。
風も少し聞えます。
今は、雨が小康状態なのか聞えてきません。
三島市内で、一番低い地域になっているので、洪水は怖いです。

スピーカーのリアの斜め壁の下部の切断に伴い40Hzが、凹んで80Hzは逆に盛り上がった。
そこで、試しに24mm厚のラージ合板を4枚で切断面を塞いだだけで、40Hzの凹みの改善がなされた。
ここで、特記したいのは、高々24mm厚の板で効果が出ていた問い事です。
逆算すれば、板を長くした場合の板の厚みも分ります。
それか、短いままの板を複数枚組み合わせる手法も良いと考えられます。
定在波対策は、強固な壁の構築が出来ないと効果が無いと思っていましたが、薄い板でも十分な効果が得られる。

定在波対策のパネルのアイディアが、浮かんできています。
少し部屋が広ければ誰でも簡単に出来そうな気がしますが、実験を回さないとなんとも言えません。

そこで、簡単な実験です。
PC台を壊して出た板を再利用して、リアの壁の横に設置して、より定在波の対策の効果を確認しました。
最低域の量感は、聴感上は殆ど変わらない様に感じましたが、ブミーに感じる80Hzの量感は少なくなったように感じられた。

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事実、A-48のゲインのメモリが1メモリ大きくなりました。
スピーカーのリアの斜め壁の下部を切断して撤去した時は、12dBでも量感が多かった。
そして、4枚のパネルで下部を塞いだ時には、ゲインは6dBまで上げられた。
そして、パネルを増やした結果は、ゲインの値を3dBまで上げてもブミー感は感じられなかった。
即ち、80Hzの量感を減少させた効果は、吸音では無くて定在波による凹凸の帯域を変化させることにより、量感の減少を可能としたと仮説を立てています。
こうなると、スピーカー作り以上にルームアコースティックが、楽しくなりますね。

そこで、いつも確認の空気録音を毛色の違うソフトで行いました。
その後、いつもの定番ソフトで空気録音を試みましたが、レコーダーが操作不能に・・・・・・(大汗)

このソフトは、40Hzの凹凸を聴きながら分かりやすいので確認用で聴いています。
そして、中高音の調整が悪いとブライトマンの声が耳に突き刺さります。(笑)




聞き慣れないソフトなどで分かり難いですね。

個人的な見解では、A-48のゲインの値をMAXにしても良かったと感じています。
再度、空気録音でも確認したのですが、レコーダーが壊れいるので不可能。
高々24mm厚の板で定在波退治が出来ると仮定すると、今までやって来たことは何だったのだろうと・・・・・
何れににしても、多くの検証が必要になると思います。

ただ、検証事案を増やすには、他の困っている(症状が出ている部屋の検証も必要になります)場所への移動などのフットワークが必要になるので、コロナが解決しなければならないので、何年か先になりそうですね。

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ツトムさん


その通りですね。

 

部屋こそ、最高のスピーカーBoxです。
ここが一番、影響力が有ります。
スピーカー作るのではなく、
部屋を作るほうが効果が出そうです。