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ミッドバスをFW168HPに変えて・・・

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コメントから興味が湧いたので、試しにFW168HPをメインのミッドバスに変更をしました。
スキャンの15cmの妖艶な音は好みだったのですが、タイトなFW168HPの音が懐かしくなり引っ張り出した次第です。
前に実験で使用していたFE168SS-HP用の箱があったので、そのまま流用しました。
ところが、ネットワークの違いか別物に聞こえてくる。
低域強調のボワボワした音に変わってしまった!?
FE168SS-HPの癖の軽減のために、1200Hz付近から12dBで減衰しているローパスが災いしている。
そこで、また、一からクロスポイント探しに没頭した次第で、これは、耳で追い込みますので少し時間が掛かります。

フラットに近い高性能のFW168HP故に、クロスポイント探しが難しい。
ある好みの帯域を少し多めにした繋げ方をしたかったので、リファレンスソフトで追い込み、何とか良いところが出ました。
ここまでで、中高音の調整は良かったのですが、低域がつながりません。
低域は、SLE20Wをパラレルの使用なので音圧は高い。
そこで、パワーアンプA48のゲインで音圧を調整していましたが、良いところが出ません。
過多か物足りないの2通りで、ゲインでの調整は不可能となりました。

対策は、SLE20Wのローパスを低い方に変更して量感を落とすか、ミッドバスのFW168HPを密閉からバスレフにして低音の量感を増やすか?
FW168HP用の箱には、バスレフ用のダクトを2本仕込んでいますので、ダクトの詰め物を抜き取りバスレフで対応することにしました。

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ダクト1本では、若干、改善された程度、2本で何とか良いところ出た感じです。
過去にFW168HPの飼い慣らしで苦労した教訓のために、保険を掛けて置いて良かったです。

これで、ツイーターを除いてフォステクスでメインが仕上がりました。
フォステクスの高級ドームツイーターの候補はありますが、能率が低くてパワーアンプA36を追加になるのでスキャンを変えないでいます。

FW168HPは、本当に素晴らしいユニットが低音を持ち上げるのに工夫が必要なのと当時は高額な部類に入りましたので、売れ行きが伸びなかっのか?残念なことに製造中止になっています。


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