オスモから漆?・・・ウレタン塗装????

昨日、オスモ・エボニーで着色したショートホーン付きダクトですが、これで仕上がりではありません。
もう2回ほど、ノーマルクリアーで上塗りをします。
乾燥を待って水研ぎをして再塗装、ワックスを掛けて完成します。
昨日の銀四郎お父さんのコメントの中に木地師のお話が出ていたときに、木地師で閃いたのが漆でした。
今までの環境では、専用の部屋が無かったので匂いのきついカシューなどの使用は控えていました。
オスモも匂いがきついですが、匂いが取れるまでシートを掛けて屋外に放置しておけば良かったのですが、カシュー【人工漆】などでは表面に傷が付く恐れがあるので未使用にしていました。
それに付け加えて塗装が、超難しい。
薄塗りを何度も繰り返さなければなりません。
木工旋盤【ろくろ】で、造形をしているのですが、硬い木だとどうしても表面に粗さが出やすく、紙やすりで傷を消すことから研磨が始まります。
この作業に時間が掛かりすぎるので、どうした物かと考えていました。
漆なり、ウレタン塗装【車用】などなら、表面の凹凸の部分にパテで埋めることが出来ます。
一度、実施してみたいと考えています。
今まで、アカシアなどの硬い木をで造形をしていたので、どうしても表面が粗くなっていました。
もう少し柔らかい木なら表面が綺麗に仕上がるし、研磨の時間は短くて済みそうな気がします。
木版用で使用されている板でダクトを作るのも手かもしれませんし、MDFで試しても良さそうです。
ただ、MDFは塗料の吸い込みが激しので専用のスペーサーを塗らないと塗装が上手に仕上がらないような気がします。
今度、サイズの違うショートホーン付きダクトを何セットも作り、自己流木地師に精進したいと考えています。
スキルアップしたら、大物に挑戦をしようかと考えていますが、ろくろの能力的に直径で300mmが限界なので、ショートスパイラルホーン内蔵のオブジェ風な作品にも挑戦をしたいと夢が膨らむばかりです。
来年の今頃は、本格的にリタイヤ爺の中入りの準備をしている頃だと思います。
老後は、趣味を満喫出来る最後の時間なので有意義に使いたいです。