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石田式SBHSH 【石田式ショートバックロードホーン+シュートホーン】

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昨日の音工房Zのメルマガの中で、BHBSの区分で上手い表現をしていました。
僕の箱の区別表現は、音道の長いBHBSを大型箱、音道の短い箱を小型箱と分類をしていました。
特に区分を決めている定義は有りませんが、板取り状高さが45cmを基準に大型、小型に分けていました。
上手い表現は、長い音道をロングの頭文字を使用してBHBS、短い音道はBHBS区分けがされていました。
ちょっとしたことでですが、こんな簡単な表記を気がつかないでいました。
その表現を引用すると中間はBHBSとなりますね。

BSの表現は、ダクトの表現を間違えていました。
一度は、改名を考えましたが、BHBSが浸透しているようなのでそのままにして、諸事情で石田式をつけています。

漫画図は、最近の石田式BHBSの小型箱の断面図です。
ショートバックロードホーン?+テーパー状のダクトを取り付けていますが、テーパー状のダクトは、木工旋盤のお陰で殆どショートホーンの形状になっています。
そこで、上記の表現方法を引用した表現で、石田式SBHSHと小型箱に命名しました。

石田式SBHSHは、箱の小型化のデメリットで低音再生の不効率があります。
これは、BHも同様で大型の箱の方が、低音の再生能力は有利です。
なら、最初から大型の箱にすれば良いではないかと言われそうですが、置き場所、コスト、重さ(3Fまで移動)、工作時間の短縮、他などで、小口径は知らず知らずに3×6材一枚をペアーで収まるサイズになっていました。
ある程度の見てくれを考えて、ダクトを市販品の物をダメ元で使用したところ、瓢箪から駒状態で良い結果が出ました。
薄いビニール製が気になりましたが、結果オーライで使用するようになりました。

テーパー付きのダクトは、20年程前にショートホーンを製作してダクトの代わりにしていましたが、ほぼ、その形状が同じだったことを思い出されます。
この当時から、ダクトの先端をショートホーンをつけることは、低音再生や癖の軽減で効果的とメーカー系の方も仰っていました。
テーパーにすることで、ロードが掛かり難くなることはなさそうで、むしろ低音再生に有利に働いているように感じています、
何よりも、入力を入れたときの風きり音が無くなることはありがたいですね。

石田式SBHSHの欠点

F特上の山がバスレフに比べて多い・・・・・これは、BHもLBHBSも同様で量感、再生帯域をとるかで相殺されます。

ショートホーンからの中高音の漏れ・・・・・バスレフほどでは無いですが、気になりますので、ダクトの周辺に吸音材を配置。

石田式SBHSHの利点

中音の密度の向上

低音再生の向上

大型箱に負けないくらいの音の存在感(サイズ以上の濃い音)

ダクト交換で、調整が可能なため失敗が少ない。

板代のコスト、手間が押さえられる。 他

石田式SBHSHの肝

フロントバッフルの厚さを取る。
箱は、共振を押さえたい場所とさせて良い場所があります。
すべて、共振を押さえる強固な箱は、ウーファーなら良いですが、フルレンジではNG、弱い面を1面だけ作ります。
BH、BHBSの補強面で良いところは、側板、天板と音道の仕切り板が補強の代わりをしています。
天板もフロントバッフル同様に強度を持たせるために二重にする時もあります。

後は、ダクトの形状(これは、心臓ですね。)

音工房Zさんのメルマガの影響で、小型箱の命名が出来ました。


余談

昔は、好んで空気室に吸音材を入れていましたが、最近では殆ど入れていません。
入れるとしたら硬いフェルトのシートを少量を貼るぐらいです。
最近では、全く茎質には入れずにダクトのあるところに大量にニードルフェルトを入れています。


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