一足先にZ1000-Bergamoのユニットの試聴

待望のZ1000-Bergamoのユニットが届いていました。
早々の開封をして、物の確認をすると作りはAlpairを黒くしたような雰囲気が漂っています。
やはり、目を引くのはWマグネットですね。
今までのMarkAudioのユニットをオーバーダンピング化したとか?
記憶が曖昧ですが、試聴すればその辺のことは分かります。

FE108SS-HPの試作箱が2ペアー有りましたので、音の確認のために取り付けてみました。
センターの箱の方が容積が大きく、ダクトは小さめにしています。
サイドの箱は小さめに成っていますが、ダクトの面積は大きいと箱による音の違いは顕著に出ると思います。
予想通りに、センターの箱はブミーになっていますが、素性の良い低音を聴かせているので楽しみです。
サイドの箱は、ベストフォーカスとは行きませんが、許容の範疇の音が出ています。
思いのほかダンピングの良い低音を再生していますので、ダクトを少し弄ると良い感じに成ると思います。
肝心の中高域の音は・・・・今までの同社のユニットの印象を払拭して好印象です。
中域の密度が素晴らしく、ピアノアタック音や他の楽器の音が心地よい。
評論家ではないので的確な描写が出来る言葉が出てきませんが、個人的な感想はFE108SS-HPより音楽鑑賞に向いている。
箱が完全ではないので、低域の改善をするとより高品位な音になると考えられます。
明日にでも詰めたいところですが、先にサブの箱を仕上げなければなりませんので・・・・・(涙)
と簡単な感想ですが、エージングが進むとどうなるか?楽しみです。
それにしても、良く低音が弾んでいますので、ダンパー付は良いですね。
これで、暫くFE108SS-HPのベンチ入りが決まりました。
本来なら空気録音したいところですが、本家での試聴会では空気録音は禁止となっていたので控えます。