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千葉のОさんから質問 【FBからの続き】


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Oさん宅の1F部分をオーディオルームに改造したいが、天井高が低いのでどうしたら良いかとのコメントがありました。
床は無く、アスファルトになっていると述べていますので、インナー車庫を想像しています。
3F母屋の基礎の図面が無いので、基礎がどうなっているか?想像の域を出ません。
天井高を求めるには、物理的に上を抜くか下を掘るかの選択になります。
天井(2Fの床)も建物の強度を保つ効果があるので、簡単には取れませんから、下を掘り下げるのが安全かと思います。
しかし、地下埋設物の問題が潜んでいます。
水道管、ガス管、排水管、基礎コンクリートの種類による形状の相違
基礎は、一般的には布基礎、ベタ基礎、大型建築は杭を打ちそこへフーチンを作り地中梁で連結する方法など様々な基礎の形状があります。

漫画図は、一般的な木造住宅の1F部分を描いてみました。
書くのが面倒で、基礎の下の改良部分は削除しています。(一般的にはセメントで改良)
埋設物が無く、布基礎なら簡単に掘り下げることが可能です。
半地下を構成することにより、基礎はより強固な物になりますが、想像の産物で掘ってみないと何があるのか分かりません。
半地下部分は鉄筋コンクリートで防水を考慮してモノコックとする。
その上に通し柱を設置、柱を利用して斜め板を設けます。
天井は取り払い、新たに強度のある斜め天井を設ける。
床は、断熱層、プロテクションボード、無垢フローリングにすると良いです。
アスファルトの床と言うことで車庫を連想しますが、片方が空いている部屋をイメージすると1面に壁の構築が必要です。
その壁を斜めにして作ると前後の定在波対策になります。

基礎が強固に作られていたら、ただの夢物語です。
自分の家なので、建築面積が増えるわけではないので自作も可能です。
地面掘り下げの掘削は、レンタルで掘削機と2tダンプをを借りてくれば、土の捨て代を含めて数万円単位で済むような気がします。
問題は半地下部分の構築と防水工事、知識があればこれも自作が可能ですね。
柱は、プレカットでお願いして自分で組む、斜め壁は既にОさんは、構築した経験があるので出来るでしょう。
基礎にフーチンと地中梁が無いこととベタ基礎で無いことを、お祈りしています。

・・・・・杭も支障になりますが・・・・・一般住宅では鋼管杭程度なので切ってしまえば・・・・無理か(汗)
表層改良、柱状改良なら何とかなるかもしれませんね。

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