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W5-1880専用箱・推測サイズ

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W5-1880の納期は、コイズミ無線さんの提示は【お取り寄せ(納期:約1~2週間程度)】となっていたので、早くても8月6日か7日頃かと予想していました。
気持ちの上では、お盆休みに箱を作るペースで良いと決め込んで箱の漫画図を描いていませんでした。(汗)
しかし、本日に届く予定なので話は変わります。
そこで、石田式BHBSの漫画図に寸法を入れました。
このサイズでドンピシャになれば幸いですが・・・・・・コンテストや販売用では無いので何本も試作を作る必要も無いので、この漫画図のサイズで自己判定での合格点は取れると予想をしていますが・・・・・?

DSC_024gfdjuy推測

3×6サイズのアカシア集成材2枚を使用しての無駄の無い裁断は、無理矢理でめちゃくちゃですね。
特に幅180mm板は、10枚取るのは不可能で黄色の部分を足さなければなりません。
実測Cも同様に2枚の板を接着して切断しなければなりません。
工作小屋に卓上電動ノコギリがあるのでたいした作業ではありませんが、無かったら厳密なカットをするのに神経を使います。
板を余すこと無く利用するための設計にならないように、めちゃくちゃの裁断をしています。

910mm×1830mm×18mmのアカシア集成材1枚あたり単価7,480円を2枚使用・・・・締めて14,960円也
端子やら研磨材、塗料など加味すると材料代は20,000円と言ったところでしょうか。
人件費はα

実質の容積はD100と横幅同じですが、奥行きが少ないので小さく出来ています。
低音の量感は???・・・・・・多いかも知れません。(汗)


余談

吸音材のお話ですが、共鳴を利用する箱は基本的は何も使わない方が良いと考えています。
と言っても、必要悪で密閉箱やBHBSの最終の部屋に吸音材を使用しているのが現状です。
BHBSをバスレフの動作と考えダクトから漏れ出る中高音を押さえるためですが、BHの開口部の面積からすると気にするレベルでは無いのかと考えると、やり過ぎと言えばやり過ぎかも知れませんね。

個人的な考えですが、全ての音の相を音道の折り返しで変え、共鳴を利用する方式は箱屋の醍醐味かと考えています。
ですから、理想は吸音材無しの箱が王道と考えています。
吸音材を使う共鳴利用の箱は失敗作と個人的には評価して、箱の精度を上げて行きたい。

現状の石田式BHBSは、唯一ダクトの裏側に中高音の吸音でフェルトを入れていますが、今後は一切なしとするつもりです。
S誌の第2回コンテストに応募したリバーシーは、吸音材は一切使用していませんでした。
吸音材を使用せずにユニットの能力を最大限引き出す事こそ箱屋の使命だと自分に縛りをすると、俄然!!やる気が出ます。



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アールefuさん


>平行面や解析反射面を無くす

自分も以前、平行面を(解析反射面までは考えられませんでした)無くすための工作をしてみましたが、腕が足りずにアイディアの良しあしを判定できるような所まですら到達できませんでした。

それが実行できる知識と腕、すごいです。

最近、木材ではあきらめて、合皮を張ったりパテで埋めたりしてみましたがあまり上手くいきませんでした。いつかまた木工で挑戦してみたいです。


kenbeさん

麻雀の事はさっぱり分かりませんが、見ている分にも、なるべく材料が少なく、作りやすく、吸音材の必要もない箱という挑戦の方がワクワクします。
一方で今の私は、子供がタックルしても倒れないような大きさと重さにしてやろうと真逆の発想になっています…。(こないだメインを倒されてオジャンになり壁にも穴が開きました)そもそも高さを低くしたら倒れないのですけどね。

 

jtさん

ただ、漠然と箱を作っていても進歩は望めない。
麻雀ではないですが、両面縛りみたいな縛りを自己に設けると意欲が湧きます。
完成度が低ければ必要悪の吸音材を入れますが・・・・・
入れている内は、未完成品と考えて行動をするつもりです。

やはり、吸音材は不要悪? 

アールefuさん

昔は、音道の内部の構造に懲りましたが、面倒で知らず知らずの安易な道に逃げていました。
単純に吸音材不要とはならず、それなりの努力、スキルが必要ですね。
やはり、楽器にヒントが隠されているようですね。

 

過去の記事を読んでいると、木材価格の高騰を感じます。

私は音道の半分以上を直管にした方が好きな音になりやすいので、感覚的にそうしています。そして、ダクトの近くに吸音材を入れています…。無くしたいですが、敗北感を味わいながら少しずつ足していきバランスを取っています…。

好きな音だった事が1番ですが、コストパフォーマンスにも優れているので、このブログが聖典となっています。3000万円は払えませんが、これからも勉強させていただきます。

 

僕もBHには吸音材を入れないようにしています。
ポイントとして平行面や解析反射面を無くすことに専念しています。

例えば内部壁面がすべて鏡だと仮定した時、
何処にも無限虚像が現れないようにします。
平行面は簡単につぶせますが、解析無限反射(複数回反射して同じ場所に戻ってくる反射)は見つけにくいです。

そう考えると、バイオリンやウッドベースなどは、
完璧な形をしているんだなぁ…と感心します。