なめたネジ取り作業

雨がやんだので塗装の乾燥を早めるために、バルコニーに箱を出しました。
時間的に1~3分?
もう!汗だくです。
灼熱地獄は健在でした。
アスファルトの照り返しも凄いですが、コンクリートの照り返しも負けていません。

冷暖房完備のオーディオルームに引きこもり、体を冷やしています。
懸案であった、なめたネジの取り外し作業に入ることにしました。
作業計画は、なめたネジのセンターに30mmの錐でボーリングをして、次に42mmの錐で同じ作業をするとネジの首の強度不足により、ドライバーの力を頼りにネジの首を折る作業です。
スピーカには、初めての試みなので通常の折れ込みネジ外しとは違いが出るはずですので、作業は慎重に進めました。

ボーリングしたときに発生する錐屑が、強力な磁気回路のボビン方向に向かって飛んでいきました。(大汗)

強力な磁石には、同じく強力な磁石で対応しますが、磁石が手元から飛んで離れそうな感じなのでコーン紙に近づけるのが怖い!
なんとか、誤魔化しながら近づけて錐屑を撤去できました。
この辺が、通常の折れ込みボルトの作業とは違うところですが、磁気回路の強さには閉口します。

錐屑の飛散防止のためにユニットに養生をしましたが、今度は錐屑が養生に跳ねっ返って床が錐屑だらけ・・・・
やはり、ネオジで対応すると錐屑が床から跳ね上がるが如くにネオジに吸い付きます。

首が折れて頭が錐の先端に着いていますが、これが食い込んでいるのと小さいのでラジオペンチで挟んだくらいでは取れません。

バイスで固定してドライバーを逆回転すると簡単に取れました。
これで、ユニットの交換のめどが付きました。
ブル、ブル、寒い! 汗がエアコンの風で冷えて鼻水が・・・・・