戻ってきたBHBS・SOUND

一晩経って音が変わっているかと淡い期待は大きく裏切られました。
低音過多ならかわいい、全くのブミーです。
中高音の解像度まで影響を及ぼしてる有馬様で、通常のBHならゴミになるケースですね。
ここから、救済処置があります。
ワンペナ支払って、ピンまで500ヤードも有ったのに100ヤードラインまで前進したくらいの価値のあるダクト調整で、駄作なBHが生き返ります。
まずは、1ペナを支払う行為で裏の小屋でアカシアの15mm厚の端材を280mm×200mmのサイズにカット、計8枚カットして60mm厚の板をペアーで製作。
この板を一枚ずつダクトに仕込んで音(低音の再生状況)の確認をしてゆきます。
まず1枚目では、僕の駄耳では変化が分からない。
2枚目・・・かろうじて低域の締りが出てきて膨らみも減少傾向になる。
3枚目・・・明らかに良くなったことが確認できましたが、もう一声欲しいところです。
4枚目・・・戻ってきました石田式BHBSの低音。
3枚目から空気録音をしました。
曲目は聞き慣れた竹内マリアさん告白・・・・膨らんだ低音確認に持って来いです。
本当は、ライブ盤のホテルカルフォルニアが良いのですが、ブロックがきつくて断念。
空気録音では、低音の拾いが甘いのでブーミー気味が良い感じで録音されています。
ダクト調整に掛かった所要時間は1時間弱でした。
勿論!調整用の板の切断作業も含めてです。

ダクト面積130mm×280mm

ダクト面積70×280mm
実は、自室でのダクトの面積は着く時点で推測は出来ていました。
ですから、1発で60mm分の板を用意しています。
では、なぜ?無駄なことをするのかと問われれば環境がかわると顕著に違いが出るのが低音です。
木造住宅での試聴では、130mm×280mmで丁度良いかも知れません。
ちなみに、自室では(130mm-60mm(板4枚重ね))×280mm=70mm×280mm
ブーミーなBHに限りますが、失敗が少ないBHBSと入ったところでしょうか?