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鳴かせてみよう・・・FE138ES-R

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往年の名器?・・FE138ES-R

このユニットをメインにして聴いている方が日本全国で何人いるだろう?と素朴な疑問を持ちたくなる自室で眠り続けているユニットの一つです。
強烈な這い上がりで、全く聞くに堪えない鼓膜破り?は大袈裟ですが、数分聞いているとまともな音の判断がつかなくなります。
耳の衰えが酷くなる80歳過ぎごろには、丁度よい塩梅で聞こえるかもしれません。

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F社のF特は、昔から正確に表示されています。
どこかのミッドローくらいミッドハイが盛り上がっています。

記憶では、共鳴させたときの低音の質は良かった。
なにせ、ミッドハイがクレイジーで聞くに堪えなかった。

F特を見ていて、ウーファーだったらと仮定すると1.2kHz付近から1.5Hzでフィルターを仕込んで2wayにすればよいのではと再度邪な考えが脳裏を過りました。
最近、ユニットの種類が限られているので作りたい箱を探す・・・・目標がなくてやる気が失せています。
ハードルの高いユニットは、ゲーム間感覚で挑戦が出来ます。

おそらく・・・フルレンジではでは鳴かないだろうFE138ES-Rをマルチ化で鳴かせてみようかしら・・・・
今週末は、千葉のowkさん、三鷹のoswさん、古河のTさんの訪問がありますので、月末にでも製作を開始しようかと考えています。
他にもF社13cmがあるので、最悪は他のユニットで鳴かせるかもしれません。




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アールefuさん

色々とアドバイス、ありがとうございます。

 

> そこまでやる価値のあるユニットか疑問は残ります。

おっしゃるとおりです。

 

アールefuさん

コーンの裏側の音波がフレームで反射してピークを作っているということですね。
フレームに厚めのフェルトシートを張り付けて吸音で反射を緩和すれば良さそうにも感じます。
ただ、そこまでやる価値のあるユニットか疑問は残ります。
フィルターを入れて2way化が失敗が少ないようにも思います。
ただ、ここまでするなら音楽信号をDPSで作った方が良いという本末転倒な考えも浮かびます。
130で追及した方が良さそうな気がしてきました。

 

HPコーンは普通のコーンと違って、
分割振動の共振周波数が高いので下手をするとフレームと共振しやすいです。
ユニット裏を見ていただければ、フレームの足の6本の内、4本が同じようなコーン形状とほぼ向き合っているのがわかると思います。
それが共振を誘っています。
とくに208の比率と違ってボイスコイル径が大きいので
星形の谷間の形状がエッジが緩く甘いです。
HPコーンのエッジが全て立っていればここまで酷くはならないように思います。
不細工でもコーンの取り付け位置を回転させると、どこかに、割と良い位置があるかもしれません。
それか、フレーム内側の山形処理(エポキシパテ)で激変の可能性はあります。
4本足のFE208ESも、それで激変しましたから。

 

アールefuさん


諸悪の根源は・・・・やはり、コーンでしたか。
納得です。
なぜ?こんな特性のユニットを作ったのか?
音を確認する部署が無いのか?
不思議です。

 

6本足フレームが悪いのでは無くて
あのHPコーンとの相性の問題だと思います。
MG130HRのコーン形状は全然違いますから大丈夫。
FE138ES-Rは、ほぼ4本が共振角度になっています。

 

アールefuさん

全く同じフレームを使用しているMG130HRもあります。

こちらは、FE138ES-Rより全然普通に聞こえます。
一度、箱を作って確認してみます。

 

久々にFE138ES-Rの特製図を見るとやっぱり驚きますね。
フルレンジの定義ってなんだっけ と思ったり。
FE208ES-Rの縮小版を狙ったようですが、まずフレームで失敗しています。
208の4本フランジを138では6本にしていて、
そのうちの1本にHPコーンの星形を合わせたために、見事にに反射。残りの数本も偶然反射しやすい角度になっています。
HPコーンのエッジも甘いですし、他にも問題がありそうです。
フレームの内面対策で激変する可能性はあります。