fc2ブログ

無響室

63.jpg

一度、ブログを削除していますので、データーは全く残っていません。
無響室での経験も忘れ気味です。

456.jpg

無響室に入ると普段何気なくしている会話に変化が生じます。
反射音が、ほとんど無い環境は音圧が極端に低くなりますので、普段は反射で音圧をある程度補っていることが分かります。
こんな環境ですから、反射の影響が少ないのでスピーカー本来の音の確認には最適な環境ですが、オーディオルームとしては最悪な環境です。
環境に慣れるまで、しばらくかかりました。

このような環境の中では、通常のスピーカーの音は貧弱になり、とても聴けたものではありません。
設備の整った環境で作り出される有名メーカーのスピーカーの特性が素晴らしく、下から上までほぼフラットのF特を表していました。
しかし、F特だけ素晴らしくても聞くに堪えない音でしたので、F特だけで音が決まるのではなく反射による残響等により、楽しい音が形成される良い例だと思います。
やっぱり、残響が無いと音楽は楽しくないですね。

しかし、このような超デットな環境でも影響が少なく、まともに聴こえたスピーカーがありました。
ハイアガリのユニットを使用したスピーカーが丁度良い塩梅で聴こえてくる。

耳が、無響室に慣れてきた影響も考えられますが、超デッドの部屋で良い感じなので、自室では上手くならなかったわけです。
鈴木さんのブログでも明記されていましたが、この手のスピーカーは、デッドの部屋か広い空間で良さを発揮できそうです。

自室のF特特性もずるをする気になれば出来ないこともないですが、意味がないのでリスニングポジションで素のままでF特の確認をしています。
測定用のマイク位置を変えたり、スピーカーの位置を変えると低い帯域では、様々な波形が出来ます。
部屋の構造は四角い箱ですので、いくらフラッター対策で斜めに板を設置しても、低音に対しては並行面となってしまう。
ですから、位置を変えると位相反転の影響を受けます。

しかし、反射が多いので音楽を聴くには楽しい。
生の音に代表されるオーケストラもコンサートホールの影響を多分に受けているので、コンサートホールの甲乙が付けられる所以ですね。

無響室の一次反射の測定。

1210.jpg

2.jpg

3.jpg

4.jpg

5.jpg

殆ど影響のないレベルですが、一次反射は認められる。
一般のオーディオルームの反射は、比較にならないくらいあるので部屋の影響をもろに受けます。
デットだと音楽が楽しくない、ライブだと煩い感じにもなるし部屋の影響も受け易いですね。

ライブで反射角を考慮しての部屋作りが必須であり、完璧な部屋や音は永遠に無理な話なのでどのへんで妥協するかが、投資へのブレーキになるかと思います。

本日は、F特がらみで少し硬い話題になりました。
部屋の特性の管理や残響、拡散など行った上でのオーディオライフと考えています。
高額な機器類への投資は、そのあとでも良いと思います。
但し、一度部屋を作ると簡単には直せないので専門家のルームチューンが必要になるのだと思います。


コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

AURA TONE 

有名な10cmスピーカーで四角い質素な箱でしたが音が非常に良くて、産総研の博士が謎を解明されていました。
たしか、位相の回転が少ないとか。

オーディオ技術 

放送業界向けに市販されてる業界手帳と、昔のラジオ技術社のオーディオ事典が参考になりました。
静電型スピーカーは部屋のド真ん中に置くと良いそうです。バスレフの特に本棚用スピーカーは置く位置を選びます。
また、昔の理科好き少年は理科年表と天文年鑑が座右の書でした。

 

某オーディオメーカーの販売補助員の経験上、6畳間を基準に設計するそうです。
また、試聴用のCDなど音源は、その製品が良く鳴るように調整された物があります。

無響室 

吸音材ですが、政府専用機は神奈川のメーカーの極細セルロース繊維でした。無響箱上部が開いているのに目覚し時計の音が消えたので驚きました。見かけは綿みたいでした。
個人で使うには、洋裁用品店で販売してる低反発ウレタンが良さそうで、両耳に当てると殆ど無音になります。自作クッションに詰める素材でパンヤの一種です。尚、オーディオ屋のインチキ吸音材は素人騙しで高価です。

 

suzukiさん

おはようございます。

部屋が良ければ、装置は最低限度で良いと思います。
部屋が悪ければ、どんなに良い音を出しても変な音になってしまいますが、部屋が良ければラジカセでも楽し音楽を楽しめると思います。

尤も、金持ちで高級嗜好の方は、より楽しい音楽を楽しめると思います。

 

最終的にはやっぱり部屋なんですよね。
最近は、スピーカーシステムよりも部屋のほうが性能に対する影響が大きいと考えるようになりました。
自分の場合、部屋がダメなので、装置は最低限度でいいかと思っています。
スピーカーシステムだけは面白いのですが、他のオーディオコンポーネントは興味なしです。