箱の補強の色々と部屋の壁の強度も同じようなもの?

コンテスト機の製作に基づいて色々と思案を巡らしています。
側板の方式で、色々と思案中です。
漫画図の簡単な説明です。
A:板と板との間にフエルトを仕込んだ共振対策。
箱鳴りが抑えられますが、何か失う。 詰まった感じに聴こえた。
B:ラーチ合板と集成材とのハイブリッドによる箱の収縮防止と響きの重視。
これは、比較的に良くてよく使用していました。
C:コンパネと曲げ合板との間にフェルトを仕込んだ共振対策。
あまりしたことがありませんが、形状のお陰か、良かったですが、工作技術が必要なので面倒。
D:コンパネとコンパネの間に石膏ボード挟んで固有振動の軽減。
重くなるだけで効果なし、箱鳴りも盛大で変な音が乗る。
E:様々な板の複合体でコンパネ、ラーチ合板、石膏ボード、防振ゴムなど複合体で強度の高い材質に変化。
重く強度はあるが、箱が板厚で大きくなる。
音の逃げ場が無くて、バスレフなどではそのまま音が出てくる感じです。
適度の厚さのコンクリート板で作った方が強度の面では上だと思いますが、良いことが出るとは考えにくい。
投資の割に効果があまりなかったように記憶しています。
箱は、どこか1か所、弱い部分を残すのがコツですので、部屋と同じで全面もガチガチで作ると音が飽和しやすくなります。
尤も、スピーカーの箱は、吸音材の使用をすることで防げますが・・・・・やり過ぎると音が死ぬ。
左の180mmのコンクリート壁は、自室の部屋の状況ですが、発泡スチロールの断熱材にケイカル板5mmを千鳥に2重張りを施した10mm厚の強度ガチガチに見えますが、60mm発泡スチロールの強度は無く、挙句の上に音を良く通しました。
【図では、理想で発泡スチロールの中に横桟を入れてケイカルの鳴きを抑える工夫を考案した絵ですでので、自室の壁とは違います。】
コンクリートの躯体が、糸電話の糸の役目をしていた。
外には音は、媒体になるものが無いので音漏れはしませんが、他の部屋には糸電話現象である帯域が音が聞き取れる状況になりました。
対策は、このケイカル壁の上に吸音層と反射層を設けて対応して現在の部屋の環境が出来上がっています。
スピーカーの箱は、音をダクトなどで抜いても部屋の中に漏れ出るだけなので問題はないですが、俗に言う音抜けの良い部屋は外に音が漏れ易いので、近所迷惑なる。
逆に、音を閉じ込めると超低音再生には有利になるが、音が飽和しやすくなるので部屋の内部に、それなりの工夫が必須となることだと推測されます。
また、話がそれました。
部屋も箱も共通事項が多いですね。
ガチガチの強度過多もダメ出し、強度不足もダメ出し、その中間もきっと良くないでしょう。
そうなると、理想はガチガチの部屋の中に、程々抜ける部屋の構築が良さそうですが、作っていないので推測の域を出ません。
床にしろ壁にしろブーミング対策で強度を求める傾向ですが、スピーカーのサイズを間違えると聞く堪えない音になる可能性もありますので、部屋に合わせた機器類の選び方も必要になると思います。
我が家では、ウーファーは25cm~30cmが限界と考えています。・・・・・妄想では38cm?
やはり、コストのあまり掛からないスピーカー箱で、実証実験を積むに限りますね。