還暦世代のオーディオ復活よりAV?

写真は、昨日、足の甲に落下したツィーターとその箱です。
この箱は、タモ製で重く内部にネットワークが仕込んであるので60㎝程度の高さからの落下でも危険です。
幸い痛みも触らなければ痛くないので整形外科さんの厄介にならくても大丈夫そうです。
今から40年以上前の話ですが、殆どの同級生や知人がコンポネントステレオを所有していたように記憶しています。
隣近所から、盛大な音量で音楽が流れて双方で近所迷惑な騒音?を垂れ流しても大丈夫な時代でした。
特に印象に残っているのは、一部の頭でっかちな子供(10代)が書物から得られた知識を振りかざして、蘊蓄を披露して何人かと内輪揉めをしていたように記憶しています。
年齢を経た現在も同じような事がちらほら散見されますので、人の社会は年を経ても変わらないと感じています。
その辺も、オーディオ人口を減らした要因では無かったかとも考えられます。
因みに、当時の僕は、柔道2段のジャイアンだったので我が道を邪魔されずに歩んでいたので、影響は受けませんでした。(笑)
そんな同級生たちに、子供ころを懐かしんでオーディオに興味を持ってくれるように話を進めるのですが、ほぼ全員が関心なし!
我が家を訪れた友人は数えるほどでした。
そんな友人たちですが、大型テレビ導入をどこから聞いたのか?
友人から試聴の希望が何人かありました。
2ch(オーディオ)には、関心が無かった友人たちですが、映像が入ると別人のような眼をしていました。
皆、言うことは同じで『いいな~、ほしいな~、値段はいくら、部屋にはいるかなぁ~など』・・・しかし、これはテレビに対してです。
肝心の11.2chの方は、オーディオの時と同じ見解でした。
今更、・・・・・オーディオは難しいというイメージが植えついているようだった。
そこで、商売するわけでもないし、人に聞かせるわけでもないし、自分が良ければ良いだけだよ・・・趣味なのだからと説くと
興味を持ち始めて、最近のアンプの自動調整の機能も説明すると顔つきが変わって来た。
皆、持ち家なのでそれなりのリビングの広さはありますので、5.1chの構築する条件は揃っています。
しかし、皆、遮音を気にしていましたので小口径フルレンジで構築すれば音のエネルギーが小さくテレビの音量が少し大きくなった程度だと説明をすると、納得をしてくれました。
どうも、自室を見るとそれなりの遮音をしないとだめなのかとの印象を持たれたようであったが、上記の説明で安心していた。
もちろん、箱は安上がりな自作すること勧めた。
沢山いたオーディオ愛好家も40年が過ぎたら、誰もいない状況は寂しいですね。
AVからでも良いので少しでもオーディオ愛好家が増えることを祈っていますが、現在の大型テレビの単価がもう少し安くならないと経済的には厳しいとの見解であった。
皆、価値観が違う方向に向いているようですが、きっかけがあれば価値観がオーディオに傾くのではないかと考えています。
家計の何パーセントをオーディオに向けれられるか?
車の好きな人は、年収以上の金額の車を所有しています。
オーディオの世界でも散見をされるのでは?
僕もオーディオの分野で興味のないものには、お金を出す気は全くありませんので、その辺は理解できます。