FEに回帰

写真は、 左からMarkAudio製 Alpair11MS-Gray、右はFOSTEX 製 FE168NSです。
双方とも16cmフルレンジと明記されていますが、口径はFE168NSの方が大きい。
音の傾向は、双方ともに中域が張り出す鳴り方をしていますが、FE168NS方が音圧も高く明瞭である。
Alpair11MSは今までのAlpairから比べると中域に重点を置いているように感じられ、懐かしい音を連想させる音でもあった。
MarkAudioのAlpairシリーズは高品位の音イメージが強くMAOPに至っては、ハイエンドに通じるような高品位すら感じさせていました。
しかし、Alpair11MSの音を聞いてから心境の変化が生じてFEの音を求めるように気持ちが移行しています。
Alpair11MSのおかげで、FEに回帰したようなものです。
FEといっても一昔前の限定品特有のマグネットの強化タイプでは無くレギュラー品に近いSOLのようなおとなしいタイプに気が向いています。
そこで、FE168NSを仕入れたのですが、しばらくはFE特有なミッドハイが気になり、購入した失望感は酷くてMAOPに戻りました。
しかし、FE168NSのBHBS化した時の弾む芯の入った低音が捨てがたくて、エージングを兼ねてMAOPのサブウーファー化して使用。
しかし、MAOPの低音が気になり始める。
MAOPの低音だけを聴いていれば問題は無かった。
しかし、完全にFE168NSの低音を聴いてしまうと、MAOPの低音が緩く遅く感じてしまった。
やはり、バスレフ向きなのかもしれない・・・・・しかし、バスレフでは量感不足でサブウーファーが欲しくなる。
試しに、FE168NSをフルレンジで聴くと見違えるように良くなっている。
Alpair11MSを買っていなかったら、高額化しているフォステクスのFE168NSは買うことは無かったと思うので、Alpair11MSには、感謝!感謝!感謝!仕切れないですね。